サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

2024年冬アニメの評価と感想

すっかり夏めいてきましたが、冬の感想です

 

   

 

2024年冬の視聴作品と暫定評価
  • ダンジョン飯【◎】
  • 佐々木とぴーちゃん【△】
  • SHAMAN KING FLOWERS【○】
  • 外科医エリーゼ【◎】
  • 勇気爆発バーンブレイバーン【◎】
  • ぽんのみち【○】
  • 青の祓魔師 島根啓明結社篇【◎】
  • 僕の心のヤバいやつ(2期)【◎】
  • ぶっちぎり!?【△】
  • 僕らの雨いろプロトコル【○】
  • 葬送のフリーレン【◎】継続
  • アンデッドアンラック【○】継続
  • 薬屋のひとりごと【◎】継続
  • シャングリア・フロンティア【○】継続

 

視聴は14作品。少なめでしたねぇ・・。観ようと思ってた作品自体がそもそもから少なかったでしたね。

 

2024年冬クールBEST5

1位:薬屋のひとりごと

2位:葬送のフリーレン

3位:僕の心のヤバいやつ(2期)

4位:勇気爆発バーンブレイバーン

5位:外科医エリーゼ

 

1位:薬屋のひとりごと

『後宮ミステリーは高級な味』

 

張り巡らされた伏線を一気に回収しまとめあげた展開は圧巻。緩急の付け方もうまく、主演の悠木碧劇場とも評される猫猫の幅のある演技力もさることながら各キャラの演技も素晴らしく。作画、音楽含めすべてにおいてクオリティが高かった。まだ明かされていない謎を残してはいるものの、展開は綺麗にまとめられていてその内容もしっかりと花街や後宮と絡みその独特な中身も内包した時にはきついなあと思わせるほどの深み。二期も楽しみですねぇ。

 

 

2位:葬送のフリーレン

『ぬくみファンタジア』

 

薬屋とともに原作人気が高く放映前から覇権とも言われていた作品。放映枠からもその力の入れようがうかがい知れその期待にきっちり応えてみせた抜群のクオリティ。一位と差はほとんどなく、まったりとしたものの方が好みなのかどうかというだけでした。

 

 

3位:僕の心のヤバいやつ(2期)

『てぇてぇ過ぎてヤバい』

 

いずれは三期もされるだろうが、アニメは一旦ここで落ち着くのかな。ということできっちり丁寧に一期の頃から描かれていた二人の絶妙な距離感とその近づき方、やがてゼロ距離になる展開の繊細さがお見事。あの入りから綺麗なラブコメしてるなんてこんな幅のある恋愛アニメも中々ないのではないだろうか。ただただ尊しでしたね。ここで最終回でもいいぐらい綺麗でしたが、ここまでは過程でこれからが本番といったところなんでしょうか。

 

 

4位:勇気爆発バーンブレイバーン

『王道風個性派ロボアニメ』

 

王道のロボものの展開を踏襲しつつ、コメディに落とし込む。とにかく騒がしい作品。やーしかし、腹立つのがしっかり熱いのよ。こうすれば熱いってわかっててやってきやがる。でもこれがいい。ど真ん中ストレートがくるってわかってるのに空振りしてやり込められてしまうバッターな心境。ブレイバーンの秘密だったり、世界観だったり、この作品のくせにそんな驚かせ方してくるんかよって不意打ちにやられましたね。ブレイバーンの真実が明かされてから加速度的に面白くなっていった印象です。

 

 

 

5位:外科医エリーゼ

『異世界出戻り転生系医療アニメ』

 

序盤は設定がごっちゃりしてて世界はあっちこっち人も変わって、とどうかな?と思ってましたが、話自体はシンプルでストレート。少し古めな絵柄も相まって素朴なひたむきな話がスーッとしみてくる癒し系。

 

 

まとめ

冬は観たいと思える作品が少し少な目かつちょっと小粒やったかなという感じが否めなかったかな。フリーレンと薬屋がひっぱってくれてた感じ。オリジナルのブレイバーンのインパクトは中々にすごかったですね。同じくオリジナルの雨いろプロトコルは対照的に突き抜けるものがなく、面白かったですし好きでしたが何か物足りないようなそんな印象でした。ぽんのみちやカミエラビなどオリジナル作品が多かったことは一アニメファンとして嬉しかったですね。低調な印象の冬の代わりにといってはなんですが、反動で今の春アニメがどえらいことになってますね。全部◎つけたいぐらいどの作品も序盤から面白いです。

 

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2023年アニメの評価と感想

2023年アニメの総括です!

 

   

 

 

※あくまで個人的主観に基づいた評価となりますのであしからず

 

2023年視聴作品と評価
  • お兄ちゃんはおしまい!【◎】
  • ノケモノたちの夜【○】
  • Buddy Daddies【○】
  • うる星やつら【△】
  • ストーンオーシャン(2期)【○】
  • ブルーロック【◎】
  • ヒロアカ(6期)【◎】
  • 虚構推理(2期)【△】
  • 不滅のあなたへ(2期)【○】
  • 東京リベンジャーズ 聖夜決戦編【◎】
  • スパイ教室【○】
  • 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います2【△】
  • ウマ娘 Road to the top【○】
  • スキップとローファー【◎】
  • 君は放課後インソムニア【◎】
  • 天国大魔境【◎】
  • 推しの子【◎】
  • 王様ランキング 勇気の宝箱【○】
  • この素晴らしい世界に爆焔を!【○】
  • 終末のワルキューレⅡ【○】
  • 地獄楽【◎】
  • TIGER&BUNNY2【○】
  • 僕の心のヤバいやつ【◎】
  • 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編【◎】
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
  • 山田くんとLV.999の恋をする【○】
  • THE MARGINAL SURVICE【△】
  • MASSULE【△】
  • SYNDUALTY noir【○】
  • ゾンビになるまでにしたい100のこと【○】
  • 青のオーケストラ【◎】
  • ダークギャザリング【○】
  • わたしの幸せな結婚【◎】
  • 無職転生(2期)【◎】
  • 彼女、お借りします(3期)【○】
  • BLEACH 千年血戦篇【○】
  • ホリミヤ piece【◎】
  • スパイ教室(2期)【◎】
  • 鴨乃橋ロンの禁断推理【○】
  • ミギとダリ【◎】
  • 東京リベンジャーズ 天竺編【◎】
  • ダークギャザリング【◎】
  • 豚のレバーは加熱しろ【○】
  • ウマ娘(3期)【◎】
  • はめつのおうこく【○】
  • るろうに剣心【○】
  • カノジョも彼女(2期)【○】
  • 呪術廻戦(2期) 【◎】
  • Dr.STONE(3期)【◎】
  • 16bitセンセーション【○】
  • 葬送のフリーレン【◎】
  • アンデッドアンラック【○】
  • SPY×FAMILY(2期)【○】
  • ゴブリンスレイヤーⅡ【○】
  • 薬屋のひとりごと【◎】
  • シャングリア・フロンティア【○】

 

2023年に視聴した56作品の中から特に面白かった傑作10選。2022年は52作品視聴だったので微増かな。ビッグタイトル目白押しで冬春夏秋全てのクール楽しめた気がします。10傑決めるのも、トップを決めるのも難しかった・・。鬼滅も呪術もガンダムもあるとかヤバすぎんだろと。

 

【各クールの最優秀作品】

冬:ブルーロック

春:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

夏:呪術廻戦(2期)

冬:呪術廻戦(2期)

 

2022年アニメランキング

1位:呪術廻戦(2期)

2位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

3位:ブルーロック

4位:青のオーケストラ

5位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

6位:【推しの子】

7位:天国大魔境

8位:わたしの幸せな結婚

9位:ヒロアカ(6期)

10位:Dr.STONE(3期)

 

2021年は『呪術廻戦』が大賞に輝き、2022年は『鬼滅の刃 遊郭編』。2022年総括記事でも書きましたが、2023年は年間で振り返るとこの両作品の直接対決が実現。で、どちらが2023年の大賞かと個人的に考えた結果・・呪術廻戦となりました。クオリティや演技、演出、音楽の素晴らしさはいわずもがなであり、魅力ももちろん甲乙つけがたく・・。鬼滅の方がやや展開にワンパターンさがあったかなと感じただけであり大きな差はありません。展開的に呪術2期で描かれていた章がただただ目まぐるしく息つかせぬジェットコースターのようなスリルがあったのと、放映時期によるものもあり夏秋やと印象が強く残っていたってところですかねー・・。TOP10はジャンプ勢しかも続編ばかりで偏りがエグいですが(笑)、ブルーロックや青のオーケストラ(+劇場アニメBLUE GIANT)といった青の力も印象的な年でした。【推しの子】はアニメ化する前から話題であり初回1時間半と力の入れ方から話題になるのは確実でさほど驚きはしませんでしたが、個人的にはノーマークのダークホース的作品として印象の深かった作品が『天国大魔境』でした。2022年でいうところの『サマータイムレンダ』と同じく毎週頭をフル回転させて観て来週までの考察をして・・と観ているときもそうでないときも楽しめた作品でしたね。

 

2023年の話題賞、間違いなく【推しの子】。主題歌の『アイドル』が世界的に人気なのもあって一大ムーブメントを巻き起こしていたと思いますし。余談ですが、この曲をはじめ『青のすみか』など様々なアニソンが昨年の紅白で披露されていて、イロモノでなくメインストリームだよなあと見ていて感慨深かったです。2022年の話題賞『ぼっち・ざ・ろっく!』もそうですが、歌の力ってほんと話題になるきっかけになりますし、今年もアニソンもとい劇中歌をきっかけに新たなムーブメントを巻き起こす作品が出てくれることを期待してます。

 

番外編、クール間のアニメが薄い時期に一気に積みアニメを消化できた年でもありまして。今更ながら『ゴールデンカムイ』を2期から、『響け!ユーフォニアム』を1期から劇場版までそして公開直後にアンサンブルコンテストを映画館にて鑑賞しました。やー・・どちらもめちゃおもしろかった。エグ遅の履修ですが(笑)。金カムは実写映画、ユーフォニアムは続編、ともに今年動きのある作品でしたので、観ていてよかったなあと思いました。

 

今年もこんな感じでぼちぼち忘れた頃に更新していきますが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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2023年秋アニメの評価と感想

秋アニメの総括です。

 

   

 

2023年秋の視聴作品と暫定評価
  • 鴨乃橋ロンの禁断推理【○】
  • ミギとダリ【◎】
  • 東京リベンジャーズ 天竺編【◎】
  • ダークギャザリング【◎】継続
  • 豚のレバーは加熱しろ【○】
  • ウマ娘(3期)【◎】
  • はめつのおうこく【○】
  • るろうに剣心【○】継続
  • カノジョも彼女(2期)【○】
  • 呪術廻戦(2期) 【◎】継続
  • Dr.STONE(3期)【◎】
  • 16bitセンセーション【○】
  • 葬送のフリーレン【◎】
  • アンデッドアンラック【○】
  • SPY×FAMILY(2期)【○】
  • ゴブリンスレイヤーⅡ【○】
  • 薬屋のひとりごと【◎】
  • シャングリア・フロンティア【○】

 

視聴は18作品。視聴中でまだ完遂できていない作品もちらほらありますが、観終わるのを待っていたら総括が永遠に出来なさそうなので・・とりあえず現時点での評価を出します。視聴中の作品の中から恐らく上位に食い込むモノはないと思うので(;・∀・)

 

2023年秋クールBEST5

1位:呪術廻戦(2期)

2位:Dr.STONE(3期)

3位:薬屋のひとりごと

4位:ダークギャザリング

5位:ミギとダリ

 

1位:呪術廻戦(2期)

『衝撃の渋谷事変』

 

上位はどの作品も質と好みが合致した秀作ばかりですが、その中でも渋谷事変は、面白いかどうかの次元ではなく・・ただただ衝撃に次ぐ衝撃に圧倒されまくりでしたね。ハードな内容を余すことなくいや原作以上に重く大きく派手に描いていたように思います。解釈が拡張された領域の展開にただただ感服。ずっとクライマックスで天井知らずでした。喪失感をしっかりと味わいながらも面白さで上書きしてきやがる・・!

 

 

2位:Dr.STONE(3期)

『新たな世界へ』

 

仲間達への信頼、絆が生む連携が最後に勝利をもぎ取る展開はまさにジャンプ系作品の王道。目新しさの中の芯にはベタともいえるオーソドックスな分かりやすさも共存しているから続編でも興味が尽きることはなく、この作品は常に最新話が熱く面白い。ラストシーズン!?次の話にももちろん期待してます。

 

 

3位:薬屋のひとりごと

『毒も謎も味わう薬師』

 

主演悠木碧の演技が大変すばらしく、先が気になるミステリー要素は丁寧でわかりやすい話の展開で見やすく、作画もきれいで画力も強い。異能力でもバトルでもない、後宮での謎解き。派手ではないものの魅ぐっと魅了される実直な面白さ。

 

 

 

4位:ダークギャザリング

『唯一無二のオカルトバトル』

 

この2クール一番異彩を放っていたといっても過言ではない作品。オカルトの怖さとバトルものの熱さが見事に融合してこわ面白い系。そして、霊だけでなく人間の悪意もかなり怖いという教育的側面もあります・・。続きが気になるのでぜひ続編を制作していただきたいですね。

 

 

 

5位:ミギとダリ

『シュールでハートフル』

 

坂本ですが?で一世を風靡した佐野先生の作品。序盤は同じようにシュール系で独特のセンスが光りますが、中盤以降はミステリーな要素、最後にはハートフルな温かい展開にもなり、様々な魅力が詰まった作品。惜しむらくはもう佐野先生の新たな漫画が読めないという事。坂本ですが?同様にミギとダリもすごく楽しめて面白い作品でした!

 

 

まとめ

続編作品は安定感というメリットがあるもののマンネリというデメリットもある。呪術やDr.STONEは飽きのない常に最新話が面白いという毎週更新を続ける力強さがありました。続編以外だと堅実に面白い薬屋、インパクトの強かったダークギャザリングやミギとダリが特に自分には刺さりました。柔らかいフリーレンも面白かったし、前作超えは無理だと正直思っていたウマ娘3期も想像を超えた面白さで、比べるのではなく違いを楽しむものだと思わせる説得力のある作品でした。アンアン、シャンフロ、豚レバと冬に継続する作品が多く新規含め2024年の冬も楽しめそうな気配です。

 

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2023年夏アニメ総括

夏アニメの総括です。

 

   

 

2022年春の視聴作品と暫定評価
  • SYNDUALTY noir【○】
  • ゾンビになるまでにしたい100のこと【○】
  • 青のオーケストラ【◎】
  • ダークギャザリング【○】
  • わたしの幸せな結婚【◎】
  • 無職転生(2期)【◎】
  • 呪術廻戦(2期)【◎】
  • るろうに剣心【○】
  • 彼女、お借りします(3期)【○】
  • BLEACH 千年血戦篇【○】
  • ホリミヤ piece【◎】
  • スパイ教室(2期)【◎】
  • TIGER&BUNNY2【○】

 

視聴は13作品。視聴数は少なめ。ほとんどが続編で目新しさはあまり感じられなかったクールではありましたが、続編ゆえに安定して楽しませてもらってた気がします。

 

2022年夏クールBEST5

1位:呪術廻戦(2期)

2位:青のオーケストラ

3位:わたしの幸せな結婚

4位:無職転生(2期)

5位:ホリミヤ piece

 

 

1位:呪術廻戦(2期)

『青い春、赤い渋谷』

 

待望の2期。最強の呪術師と最悪の呪詛師の過去から始まり・・今で交わり起こる渋谷事変。高品質の戦闘作画はいわずもがな、今回は絵のタッチが1期とは異なり淡い印象。演出も挑戦的で1話からそれが見て取れる。原作の魅力をどうアニメに落とし込み表現するか・・渋谷事変、楽しみがすぎますね。

 

 

 

2位:青のオーケストラ

『青の新世界』

 

主人公、そして周りの人々の心と技術の成長を優しく描くこの作品。序盤は友を想い合う女子二人の優しいやり取りにすっかり心が浄化され・・、中盤は出自を巡ってライバルである佐伯とギクシャク、ぶつかりあい本当の意味での関係を『ライバル』と改めて定義し音楽へ向き合う熱さと成長に心たぎり、最後の三年生引退公演で涙する。部活モノの要素の上に踏み込んだ人間ドラマがのっかった様々な要素で楽しませてくれました。

 

 

3位:わたしの幸せな結婚

『勇気と愛と異能の恋物語』

 

少しずつだけども確実に距離を縮めていく二人の姿にキュンが止まりませんでしたね。中盤以降、異能の設定が前面に出てきたことで作風に変化があったこと、美世の一歩踏み出せない期間が少し長く感じてしまってややだれたかなあと。

 

 

4位:無職転生(2期)

『出会えた事から全ては始まった』

 

自信を取り戻すための、そして伴侶を得た物語。エグイ下ネタもあるけど、恋だ愛だにそれはつきもので、芯はピュアに描いている。出会いってものに人は左右される。苦い経験は回り道のように思えるけど無駄じゃない、それもまた人生。

 

 

5位:ホリミヤ piece

『隙間を埋める楽しいカケラ』

 

完結した『ホリミヤ』。その隙間を楽しく埋めてくれたかけがえのないピース。また本編が観たくなったよ。夏のライト枠ではダントツに好きでした。腹抱えて笑ったなぁ。

 

 

 

まとめ

続編勢が強く安定した印象でした。新規勢は少し物足りなさは否めませんでしたが『わた婚』・『青のオーケストラ』は質が高く楽しませてもらいました。心温まる話に癒されるヒーリング効果もありましたね。『ダークギャザリング』も毎回インパクトのある話とありそうでなかった巧みな設定で魅力的。後半クールも楽しみですね。

 

秋クールは話題作が目白押しで、豊作だったこの春に匹敵するクールになるのではないかなと期待を寄せています。

 

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2023年春アニメ総括

春アニメの総括です。

 

   

 

2022年春の視聴作品と暫定評価
  • ウマ娘 Road to the top【○】
  • スキップとローファー【◎】
  • 君は放課後インソムニア【◎】
  • 天国大魔境【◎】
  • 推しの子【◎】
  • Dr.STONE NEW WORLD【○】
  • 王様ランキング 勇気の宝箱【○】
  • この素晴らしい世界に爆焔を!【○】
  • 終末のワルキューレⅡ【○】
  • MIX 【○】
  • 地獄楽【◎】
  • TIGER&BUNNY2【○】
  • 僕の心のヤバいやつ【◎】
  • 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編【◎】
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
  • 山田くんとLV.999の恋をする【○】
  • THE MARGINAL SURVICE【△】
  • MASSULE【△】

 

視聴は17作品。個人的にはかなり当たりのクール。これでもだいぶ削らざるをえなかったぐらい・・。全体的に平均点が高くて大外れがない印象。夏には『呪術』『BLEACH』もあるしジャンプ系だけでもとんでもないラインナップだな今年は・・

 

2022年春クールBEST5

1位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

3位:推しの子

4位:天国大魔境

5位:地獄楽

 

 

1位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

『絆ノ奇跡ニミセラレ』

 

圧倒的な人気と知名度と品質でもはや日本で知らない人を探す方が難しい作品。アニメも三度目ともなるとさすがに鬼の首を切って倒すという設定にマンネリを感じないわけにはいきませんが、新たに登場する鬼の能力が特徴的でありどうゴールに至るかにバリエーションがあって面白かったです。

 

そして、無限列車編と遊郭編にて上弦の鬼の強さは鬼殺隊に大きな犠牲をもたらすほどのものであるという認識を植え付けられてからの・・この章での大勝利はまさに爽快。無一郎に関してはほぼ完勝と言ってもいいぐらいの圧倒的な強さでしたし、炭治郎達の成長を感じられつつも人間は強いんだという絆の奇跡。大豊作の春は激戦でしたが鬼滅はやはり強しといったところでしょうか。

 

 

 

 

2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

『令和のガンダム』

 

ガンダム?と言われていた1期、2期はまさしくガンダムな展開が続き振れ幅がすごかったですね。尺の短さゆえの物足りなさは否めなかったけど、タイパを気にするイマドキ世代へのガンダムアプローチと考えれば最高だったと思うし、最終回はこれ以上ないってぐらい綺麗にまとめた内容だったのではないかなと。じっくり描いてほしい所もありましたが、要所のピースを提示しつつ視聴者の想像、脳内構築に委ねる尺制限の中での無駄のない洗練された構成。ラーメンでいうところの究極の引き算スープ水鶏系って感じです←

 

 

 

3位:推しの子

『完璧で究極のアニメ』

 

そら売れるよなあって漫画が始まった時から言われ続け、ガチガチのアニメ化、大きすぎる期待をまるっと納得させるクオリティだったと思います。なんといって1話90分尺のロケットスタートが大きいし、1話で奪った心をずっと離させない展開の面白さ。炎上騒ぎもありましたが、意図したのかそうでないのか本編とリンクした絶妙なタイミングとその先の展開がかえって追い風になった部分もありました。2期も期待です。『推しの子』は多すぎて絞れませんが・・しいて言うならあかねです、ハイ

 

 

 

4位:天国大魔境

『天国は内の内・・?』

 

その設定、先が読めない想像外の展開、春作品で一番興味をそそられました。絶妙に張り巡らされた伏線が繋がった瞬間のなんともいえない感情・・。星尾回は何度も観直したし、最終回まで観てから1話まで戻ると色々と発見するものもあって味がずっとするするめみたいな作品。仕方がないとはいえ色々と投げっぱなしに終わってしまっている上に続編告知もないのでそういう部分を加味するとこの辺りの位置になってしまいました

 

 

 

5位:地獄楽

『神が作りし極楽地獄』

 

終盤にさしかかって能力バトルものっぽくなってしまって、自分の中で求めていた作品の雰囲気と解離してしまいちょっと乗り切れない部分がありましたが、序盤から中盤にかけてのサバイバル展開が面白く、アニメーションのクオリティ、声優陣の演技ともに熱量があり厚みのある作品でした。2期も楽しみにしてます。

 

 

 

まとめ

個人的には近年まれにみる当たりクールだったかなと。僕ヤバ、君ソム、スキローの学園モノ三銃士が系統かぶりなのにそれぞれ味が違う上にクオリティが高いというところに春クールの平均点の高さが出ていたように思いました。どの曜日の何を観ても面白いという感覚は非常に心地よし。

 

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2023年冬アニメ総括

冬アニメの総括です。

 

   

 

2022年秋の視聴作品と暫定評価
  • お兄ちゃんはおしまい!【◎】
  • ノケモノたちの夜【○】
  • あやかしトライアングル【-】
  • NieR:Automata【-】
  • Buddy Daddies【○】
  • うる星やつら【△】
  • ストーンオーシャン(2期)【○】
  • ブルーロック【◎】
  • ヒロアカ(6期)【◎】
  • 虚構推理【△】
  • 不滅のあなたへ(2期)【○】
  • 東京リベンジャーズ 聖夜決戦編【◎】
  • スパイ教室【○】
  • 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います2【△】

 

視聴は14作品。くしくも豊作だった秋と同じ視聴数ではありますが、冬は夢中になった作品が少なめでしたね。

 

2022年秋クールBEST5

1位:ブルーロック

2位:ヒロアカ(6期)

3位:東京リベンジャーズ 聖夜決戦編

4位:お兄ちゃんはおしまい

5位:Buddy Daddies

 

 

1位:ブルーロック

『世界で一番エゴいサッカー』

 

24話しかやってなかったの!?ってビックリするほど振り返ると濃密な2クールでした。とにかく先が気になる!とにかく熱い!!とにかくエゴい!!!2期もすでに決定していて早く先が観たい・・。

 

 

2位:ヒロアカ(6期)

『僕らのヒーローアカデミア』

 

重々しかった全面戦争編が終わり、デクが背負う孤独と十字架をA組のみんなが・・どん底に指す一条の光。失っても悪がいる限り前に進むしかないヒーローたちの反撃はここからだ!!A組のみんなもデクと共に背負うとなるなら・・7期もヤバそうだぜ・・。クラスメイトを失うなんて今以上の展開はごめんなんだぜ・・?

 

 

3位:東京リベンジャーズ 聖夜決戦編

『聖夜決戦』

 

過去に戻って頑張って未来に帰ったらより悪化していて・・ってワンパターンではあるんだけど、やはり面白い。ぞろぞろと出てくる新しいキャラクターのインパクト( ´艸`)

 

あの稀咲を追放する事に成功したのに・・マイキーは更に闇(病み)深く・・。その根深い問題に切り込んでいくのはいばらの道ぞ・・。未来では直人だったが、千冬に明かした事で過去では今期から彼がタイムリープのパートナーとなっていて頼もしいですね。リープを明かしてもいい設定ならもういっそマイキーにぶちまけてしまった方があっさり未来を変えられそうな気もするんだが・・(笑)

 

 

 

4位:お兄ちゃんはおしまい!

『お兄ちゃんとお姉妹』

 

性転換を題材にしたいわゆるTSF系。

この作品の面白い所は、女性となった事で男性が分からない女性の苦悩を知っていくこと。男性が観ればタメになるしそういうことだったのかと納得したり・・女性が観てるとあるある系(になるのかな?女性じゃないのでわからないけど)っぽくもなる。

 

フィクション全開な設定の中で、しっかりと『女性』を真正面から描写しにいってるところが面白かったです。

 

 

5位:Buddy Daddies

『家族のカタチを探して・・』

 

裏家業に生きる男たちと子供のやり取りがコミカルで時にシリアスで・・やっぱりミリが可愛くてほんわかとした気持ちで観れた作品。カズキとレイにとっては再生の物語でもあるんだよね・・。ミリ母をどう扱うか、最終話で母の元に帰り別れるパターンかなと思ってましたがバッサリといきましたよね・・(;・∀・)

 

 

まとめ

ここ数年ではとくに寂しかったクールだった印象。クールの途中から豊作確定の春期に気持ちが持ってかれてましたからねえ(;・∀・)

 

 

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【2022年アニメランキング】私的アニメアワード2022

あけましておめでとうございます。

今年も不定期気まぐれ更新ですが、どうぞよろしくお願いします。

 

   

 

新年恒例の昨年度アニメのランキング記事でございます。

 

※あくまで個人的主観に基づいた評価となりますのであしからず

 

2022年視聴作品と評価
  • 俺だけ入れる隠しダンジョン【
  • 錆喰いビスコ【△】
  • その着せ替え人形は恋をする【◎】
  • ハコヅメ【◎】
  • 王様ランキング【◎】
  • SHAMAN KING【○】
  • からかい上手の高木さん3【△】
  • スローループ【○】
  • プラチナエンド【○】
  • 明日ちゃんのセーラー服【◎】
  • 鬼滅の刃 遊郭編【◎】
  • 進撃の巨人 FINAL SEASON【○】
  • パリピ孔明【◎】
  • であいもん【◎】
  • エスタブライフ【△】
  • 阿波連さんははかれない【○】
  • ダンス・ダンス・ダンスール【◎】
  • 虹々咲学園スクールアイドル同好会(2期)【○】
  • 可愛いだけじゃない式守さん【◯】
  • かぐや様は告らせたい(3期)【◎】
  • 群青のファンファーレ【○】
  • くノ一つばきの胸の内【△】
  • R.W.B.Y 氷雪帝国【△】
  • リコリス・リコイル【◎】
  • メイドインアビス(2期)【◎】
  • サマータイムレンダ【◎】
  • 新テニスの王子様 U-17 WORLDCUP【△】
  • 異世界おじさん【-】
  • よふかしのうた【◎】
  • ラブオールプレー【△】
  • アオアシ【◎】
  • 彼女、お借りします(2期)【○】
  • シャドーハウス(2期)【◎】
  • ラブライブ!スーパースター!!(2期)【○】
  • 継母の連れ子が元カノだった【△】
  • カッコウの許嫁【△】
  • Engage Kiss【○】
  • それでも歩は寄せてくる【△】
  • BLEACH 千年血戦篇【◎】
  • チェンソーマン【○】
  • ポプテピピック(2期)【○】
  • Do It Yourself【○】
  • アキバ冥途戦争【○】
  • うる星やつら【△】
  • ストーンオーシャン【○】
  • ブルーロック【◎】
  • ヒロアカ(6期)【◎】
  • SPY×FAMILY【○】
  • ぼっち・ざ・ろっく!【◎】
  • 異世界おじさん【-】
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
  • 不滅のあなたへ(2期)【○】

 

2022年に視聴した52作品の中から特に面白かった傑作10選。2021年は82作品視聴だったので30本減少。視聴数が減った要因は合わない、面白くないと思った作品を今年はかなり早い段階で切るようになったことですかね。異世界系は食傷気味でほとんど見てません・・。しかし、2022年はハマった作品、突き抜けて面白かった印象のあった作品がここ数年では多かったようにも思えました。◎を付けた作品は順序こそつけたもののどの作品も2022年を代表する作品といってもいいくらいの出来だったと思います。

 

【各クールの最優秀作品】

冬:鬼滅の刃 遊郭編

春:サマータイムレンダ

夏:リコリス・リコイル

冬:ぼっち・ざ・ろっく!

 

2022年アニメランキング

1位:鬼滅の刃 遊郭編

2位:サマータイムレンダ

3位:ぼっち・ざ・ろっく!

4位:リコリス・リコイル

5位:パリピ孔明

6位:ダンス・ダンス・ダンスール

7位:アオアシ

8位:その着せ替え人形は恋をする

9位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

10位:ブルーロック

 

2021年は『呪術廻戦』が大賞に輝きましたが、2022年度は『鬼滅の刃 遊郭編』。数年前にジャンプ黄金期の再来といわれその中心にあった作品たちが、アニメ化でそのすごさを見せつけたといったところでしょうか。冬クールの作品であったので今その時の熱感は薄れつつありますが、原作の内容をハイクオリティなアニメーションで表現し多くの人を熱中させたその功績を踏まえて、圧倒的な話題性を加味すればこの作品かなと思い1位に選びました。作品の大賞は鬼滅ですが、2022年アニメの功労者という点では明日ちゃん、ぼざろ、着せ恋など話題作を一年間制作し続けていたClover Worksだと思います。

 

TOP10の傾向としては、サクッと見られる1クール作品が評価高めになってますね。そしてその内容はあまり考えずにみられるコメディ重視。個人的に感じた2022年の特徴として質の高いスポーツものが多く、その熱さと爽やかさひたむきさに胸を熱くすることが多かった・・(結構インパクトが残るので総じて高めの評価なのかも)。リコリコ、着せ恋、ぼざろなどはライトに楽しめたいい例で、ダンス、アオアシ、ブルーロックが熱くてたぎった作品でした。『パリピ孔明』は出オチインパクト系の入りからぐっと人間ドラマで魅せサクッと見られるライトさと熱さもある・・いいとこどりな作品って感じでしたね。

 

2クールどっしりの重厚なタイムリープ作品の『サマータイムレンダ』は2022年度で一番次週が待ち遠しく感じた作品でした。

 

昨年話題になった作品といえば、着せ恋、リコリコ、ぼざろは外せませんよね。リコリコに関してはオリジナルである点も考慮すると、個人的話題賞とオリジナル賞の二冠を達成。3作品とも気軽に楽しめるライトさと、着せ恋であれば絶妙な距離感のラブ要素・リコリコはちさたきの可愛さと世界観のギャップ・ぼざろはしっかりとしたバンド描写と原作へのリスペクトと理解によってアニメで更に魅力を拡げた、ライトの中にもしっかりとのめり込ませるよう要素がありちゃんと作り込まれていた点もハマった人が多かった要因かと。

 

TOP10には入らなかった作品でも、『メイドインアビス』・『シャドーハウス』のダーク作品続編勢は安定の面白さと他の作品には無い独特の魅力がやみつきになりましたし、他の作品には無いジャンルでいうならお仕事系?コメディ?な『ハコヅメ』も独特の面白さがありましたね。

 

ジャンプ勢も鬼滅以外に、6期となった近年ジャンプアニメ作品の大黒柱『ヒロアカ』、10年ぶりに更にオサレになって帰ってきた『BLEACH』、勢いのある『SPY×FAMILY』・『チェンソーマン』など・・秀作豊富。

 

2023年は、冬に東リベ、春に鬼滅、夏に呪術、BLEACHと話題作が立て続けに放映されます。2021年1位の呪術vs2022年1位の鬼滅、という構図ができあがっております。今年もアニメをめちゃくちゃ楽しめそうで・・。もっと更新したいなと思いつつ・・だいたいたぎりはTwitterで発散してブログは書かないんだろうな今年も・・(笑)

 

 

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2022年秋アニメ総括

秋アニメの総括です。

 

   

 

2022年秋の視聴作品と暫定評価
  • BLEACH 千年血戦篇【◎】
  • チェンソーマン【○】
  • ポプテピピック(2期)【○】
  • Do It Yourself【○】
  • アキバ冥途戦争【○】
  • うる星やつら【△】
  • ストーンオーシャン(2期)【○】
  • ブルーロック【◎】
  • ヒロアカ(6期)【◎】
  • SPY×FAMILY(2期)【○】
  • ぼっち・ざ・ろっく!【◎】
  • 異世界おじさん【-】
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
  • 不滅のあなたへ(2期)【○】

 

視聴は14作品。いつもと変わらないような評定ですが、上位陣の出来が素晴らしいだけに『不滅のあなたへ』『SPY×FAMILY』など相対的な印象で◎→○にしちゃった作品もあり、個人的には粒がそろった印象のクールでしたねえ。

 

2022年秋クールBEST5

1位:ぼっち・ざ・ろっく!

2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

3位:ブルーロック

4位:ヒロアカ(6期)

5位:BLEACH 千年血戦篇

 

1位:ぼっち・ざ・ろっく!

『転がるぼっちに朝が降る』

 

三年前からアニメ化して人気出ると思ってました(謎の古参マウント)

きららの最終兵器!満を持してのアニメ化。

 

陰キャぼっちあるあるをやり過ぎないけど共感できるラインでコミカルに描き、音楽ものとしての熱さも兼ね備える原作、原作の良さを大事にしつつ原作の隙間を埋める話の拡げ方、解釈、演出、バンドサウンド、このアニメ化はめちゃくちゃよかったですね。BLEACHもそうなんですが、原作への深い理解と愛情を持って制作されていることがひしひしと伝わってきました。アジカンリスペクトのサブタイ、サブタイの回収を最終話のエンディングに繋げたりと、とことん『ぼっち・ざ・ろっく!』のアニメをどうすればらしく表現できるか?を追及していたように思えます。個人的に、推しの作品を一位に据えるのは公平ではないなあと思ってしまい避ける傾向にあるのですが、胸を張って今期の一位だと断言できます。

 

 

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2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

『ガンダム新時代』

 

これはガンダムですか?

はい、ガンダムです。

 

今はガンダムじゃないと思っている人もいずれガンダムだと思う日が来るのかもしれないしそうじゃないかもしれない。僕が『水星の魔女』をガンダムと思っていても将来描かれる新たなガンダムは、ガンダムではないというかもしれない。その時代時代に合った作品を、その時の感性で受け止めるしかない・・です。

 

主役は女性、百合ちっく、学園モノ、学生起業・・などなど既存の作品にない要素が多く、雰囲気も死が迫るような殺伐としたものではない。キャッチーで見やすいけど、宇宙戦やスレッタとエアリアルに隠されてるであろう真実などガンダムな要素はチラチラしているのでここからの緊迫した展開への転調が楽しみであり怖くもあり・・

 

 

 

 

3位:ブルーロック

『変化球系本格派サッカー』

 

正直、一話観て切る事を決めた作品なんですが二話、三話と流し見していたらあれよあれよという間にハマってしまいました。デスゲームならではの閉塞感と緊迫感が織りなすタマの取り合いとスポーツもの独特の熱さがうまく融合した唯一無二のサッカーマンガ。キャラが多く掘り下げがどうなんかな?と思ってましたが話が進むにつれて魅力が描かれるキャラ、もうきっちりモブとして一線引かれてるキャラ、取捨選択もされており意外と見やすい。2クール目も楽しみです。

 

 

 

 

4位:ヒロアカ(6期)

『全面戦争、ただただ重く・・』

 

6期。ヒーローとヴィランの全面戦争を描き死闘に次ぐ死闘。1期から出てきていたキャラであっても容赦なく重傷を負ったり、敵味方問わず散っていくキャラ、クライマックスに向けていよいよ大きくぶつかってきたなあと。これまでは既存のわかりやすいヒーローものの要素と学園モノの要素が主体であったが、必ずしもヒーローは善とはヴィランは悪とは言い切れないかもしれない・・?と思わせるこの揺れ動く善悪。5期でヴィランを掘り下げておいたことで深みが出た6期の展開。ただがむしゃらに英雄の背中を追いかけるだけの時代は終わってしまったヒーローアカデミアの生徒たち、崩壊するヒーロー社会の中で・・どういう展開を見せてくれるのか、2クール目も楽しみ。

 

 

 

5位:BLEACH 千年血戦篇

『令和に蘇ったオサレ名作』

 

あのBLEACHが令和に帰ってきた!

とにかく作画が凄く、あのオサレなBLEACHを原作と同じかそれ以上にオサレに描く制作陣にはただただ脱帽。BLEACHってこんなにおもしろかったっけ!?次がこんなに待ち遠しい作品だった?と今その魅力に深くハマっています。私はど真ん中世代、ジャンプ作品の宿命ともいうべきかアニメ化されても真のエンディングに到達しない作品も多い中、今BLEACHがアニメで蘇り再度描かれる事だけでもうれしいのに、こんなに原作愛の溢れたアニメ化をしていただけるなんて・・感激です。焼き増しのように、ただ昔の人気にあやかって今作っているのではないのが観ていてわかります。次のクールは7月と少し開いてしまいますが、10年近く待ったんですから全然待つ(*´▽`*)

 

 

 

まとめ

毎年恒例の大みそかかけこみまとめ記事作成(笑)

『異世界おじさん』が元旦で最終回だから今年は年をまたいでのまとめ記事作成かなと思っていたんですが・・まさかの最終回がまたしても延長という結果に・・

 

秋クール、ハマる作品が多く個人的には非常に楽しめたクールでした。良作揃いで作風的にインパクト薄めの『SPY×FAMILY』は少し物足りない印象になったり、出来は良かった『チェンソーマン』はなんだかイマイチ波に乗りきらなかったような気も。衝撃の一話でダークホースになるかと思っていた『アキバ冥途戦争』は序盤のインパクトこそすごかったけどなんだか尻つぼみな印象でした。ただ最後までこの世界観を貫いていたその姿勢はすごかったです。

 

結果的に、ネームバリューがあったり原作人気のある作品がそのままアニメでも面白かったという個人的な評価になりましたね。

 

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2022年秋アニメ序盤感想

秋アニメの序盤感想です。

 

   

 

2022年秋の視聴作品と暫定評価
  • BLEACH 千年血戦篇【◎】
  • チェンソーマン【◎】
  • ポプテピピック(2期)【○】
  • Do It Yourself【○】
  • アキバ冥途戦争【◎】
  • うる星やつら【○】
  • ストーンオーシャン(2期)【○】
  • ブルーロック【△】
  • ヒロアカ(6期)【◎】
  • SPY×FAMILY(2期)【◎】
  • ぼっち・ざ・ろっく!【◎】
  • 異世界おじさん【-】
  • 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
  • 不滅のあなたへ(2期)【◎】

 

秋は14作品。初見切りした作品が多く結構しぼれた。そして残った作品は好きなものばかりで、やはり秋クール豊作説は間違いじゃなかった・・!(自説)

 

恒例ではありますが・・

特に面白いと感じた作品をピックアップ。

 

充実のジャンプ勢

10年ぶりのアニメシリーズ化で令和に蘇った『BLEACH』。あの独特なスタイリッシュな空気感はそのままに・・いやスケールアップし帰ってきてます。そして素晴らしい戦闘クオリティ。令和に卍解を聞ける観れる日が来るなんてね嬉しすぎ・・(´;ω;`)

 

新進気鋭の『チェンソーマン』は待望のアニメ化。前作『ファイアパンチ』の時からネットを中心に話題になっていた鬼才ぶりが発揮されてますね・・。制作はMAPPA、主題歌は米津玄師マキシマムザホルモンなど・・完全に売りに来てるし話題になるのはまあ当然の体制ではありますが・・こだわりと高品質を保ち最後まで突っ走れるのか・・!?

 

春にアニメ化され話題となった『SPY×FAMILY』、6期まで重ねヴィランとの激しい全面衝突を描く長寿作品『ヒロアカ』

それぞれ秋クールに続編が開始。ジャンプ作品の勢いが凄いですねこの秋は。この2作品は放映時間が真逆だと思うんだよなあ(笑)

 

 

 

 

 

 

注目のオリジナルはブランドとノーブランド

今期注目のオリジナル枠は『水星の魔女』『アキバ冥途戦争』の二本。

 

ガンダムでありながら既存のガンダムとは作風が大きく異なる『水星の魔女』。初の女性主人公である点、学園モノであるという点が特徴的。リコリコロスにはちょうどいい百合(笑)。と思わせといて三角関係!?になったりと恋愛要素や学園モノ独特のノリに焦点が当たりがちですが、学校というハコの中で繰り広げられる民族対立に端を発すカースト、決闘システムを利用した利権争いなどやはりシリーズ特有の『戦い』が内包されていて見応えもあります。正直ガンダムと表記する必要はなくてガンダムでなくても十分成り立ち面白いとは思いますが、令和のガンダムは新しい風を吹かしてくれてこれまで敬遠していた層は見やすい作品だと思います。シリーズのファンからしても斬新に感じられ、うまい仕掛けだなあと感じました。

 

インパクトという点でいえばまず間違いなく秋で一番だったのは『アキバ冥途戦争』『ゾンビランドサガ』を初めて観た時に似た衝撃でとにかくすさまじかった初回。さすがオリジナル作品、お仕事系作品に定評のあるP.A.WORKS。ヤ○ザメイドな世界観とかよくわからんし、99年のメイド喫茶とかいうまだサブカルに市民権が得てない時代をチョイスしてるのが、ヤ〇ザのアングラな感じとオーバーラップしてるし・・わけわからんけどよく練られてるなあと。有名声優を一話で使い切って死亡コメント出させてるのとかね、とんとことことんとんとことんインパクトに特化してるよね。

 

 

 

 

推し、待望のアニメ化

そして個人的推しの『ぼっち・ざ・ろっく!』。もうね原作が刊行されたころからいつかアニメ化すると言及してましたんでね。アニメ化されテレビで動く結束バンドを観て感無量でございます。原作の面白さを大事にしつつ、動きと声があるとよりコミカルな印象がありさらに見やすく笑える仕上がり。ぼっちらしさが抜群に表現されてます。

 

 

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2022年夏アニメ総括

夏アニメの総括です。秋アニメのラインナップが中々に豊作を予感させていて楽しみ。もうピックアップ記事すら書かなくなって久しい・・。ので総括くらいはリハビリがてら書きますよー

 

   

 

2022年夏の視聴作品と評価
  • R.W.B.Y 氷雪帝国【△】
  • リコリス・リコイル【◎】
  • メイドインアビス(2期)【◎】
  • サマータイムレンダ【◎】継続
  • 新テニスの王子様 U-17 WORLDCUP【△】
  • 異世界おじさん【-】
  • よふかしのうた【◎】
  • ラブオールプレー【△】継続
  • アオアシ【◎】継続
  • 彼女、お借りします(2期)【○】
  • シャドーハウス(2期)【◎】
  • ラブライブ!スーパースター!!(2期)【○】
  • 継母の連れ子が元カノだった【△】
  • カッコウの許嫁【△】継続
  • Engage Kiss【○】
  • それでも歩は寄せてくる【△】

 

夏は16作品。上位陣が面白くてかなり楽しめた印象。ハマらなかった作品の印象はとても薄かったですけどね・・。なんか両極端なクールだったなと。『異世界おじさん』は台風の目になるようなオリジナリティとクセと面白さが混在した秀作で、覇権レベルに思えただけに制作中断は非常に残念でした・・。

 

2022年アニメベスト5

1位:リコリス・リコイル

2位:サマータイムレンダ

3位:アオアシ

4位:メイドインアビス(2期)

5位:シャドーハウス(2期)

 

正直ほぼ差はなく、好みだったり何を重きにおいて評価するかといった所で順位を付けました。とはいえ、アニメ好き10人いたら10人とも「リコリコのクールだった!」と口を揃えて言うのではないかなあと思います。話題性では抜きんでてましたね。

 

1位:リコリス・リコイル

1クールゆえに話を広げ過ぎずキャラを増やし過ぎず掘り下げ過ぎずだった点は否めませんでしたが、まずなんといっても特徴的なのはわかりやすい面白さ。直感的に面白いと思える作品で、作風とキャラがブレない。らしい終わり方で最後まで貫き通したこの作品の持つ雰囲気。続編も作れそうな幕引きではあるものの一応は完結している点と、オリジナル作品である点が面白さとは別に大きく加算されたポイントですね。

 

2位:サマータイムレンダ

2クールかけてじっくり丁寧に描写しつつ、常に毎回スピーディーな展開の速さと勢い、キャラ同士の駆け引き、展開の畳み方、とにかくパワフルで繊細な印象でした。難しい題材をきっちり最後まで丁寧にきれいに描き切っていて非の打ちどころのない作品でした。ライトに楽しめる&オリジナルという点でリコリコを1位にしましたが、個人的な好みはこちらだったりします。花江くんの和歌山弁は貴重やったなあ。

 

3位:アオアシ

リコリコ以上に分かりやすいストレートな面白さだったのがアオアシ。そして、夏アニメでは一番熱い作品だったとも言えます。サッカーってこんなに面白いんか、こんなに考えるスポーツなんか・・と葦人と同じようにいやそれ以上の感情で観てました。一段落したところとはいえ盛り上がってきた展開での終了は非常に残念で、二期の放送がもう待ち遠しい。

 

4位:メイドインアビス(2期)

『リコリコ』『サマータイムレンダ』も要所での演出や作画、演技の気合いの入れようが凄まじかったが、その二作品にも引けを取らなかった力強さを感じた作品がメイドインアビス。とにかくまあ久野美咲さんの演技よ。視聴者に作品へのめり込ませる勢いを与えたMVP。ハイクオリティな作品で圧倒的な面白さもあるが、度し難い(誉め言葉)内容が人を選ぶ部分を考慮すると・・という点でこの位置としました。

 

5位:シャドーハウス(2期)

環境が変わりキャラが一気に増えたため少し退屈に思えた序盤でしたが、終盤のマリーローズたちとのやり取りからは面白さが畳みかけ最後まで駆け抜けていった印象。シャドーハウスの歪な闇の部分に触れつつ、ケイトのクレバーで優秀な面とエミリコの天真爛漫ながら芯の強さを描くことを1期以上に丁寧にしていました。2人の目標がより明確になっていき絆を深めていくシーンはこんな世界観の中でも心温まる話でバディ制度のあるこの作品ならでは。しかし、二人が進み行く先にシャドーと生き人形が共存できる世界にたどり着けるのか・・。最後は熱い展開になってこの先が楽しみなんだが・・続編はまだまだ先なのかなあ・・。

 

2022年夏のMVP

書くのが億劫になってからずっと設けてなかったクール最優秀声優賞(笑)。夏は議論の余地なく久野美咲さんでしょう!特徴的な声質でハイテンションキャラや幼い子供のキャラを演じられることが多かった御方で、どうしても演技よりその声質が先行してしまう個性派の印象でしたが、夏は得意とする本来の天真爛漫系のキャラであるイルミューイ(メイドインアビス)の他に、恨み辛みのこもった演技が凄まじかったファプタ(メイドインアビス)、幼いながら頭脳明晰でリコリコのブレイン的存在で知的に演じていたクルミ(リコリス・リコイル)、影を統べる黒幕キャラを見事に演じ切ったハイネ(サマータイムレンダ)、と幅の広い演技と卓越した演技力を知名度の高い作品で見せつけてくれました。クールを通してのご活躍本当に素晴らしかったです・・。

 

あと、もう一人、準MVP的な感じで推したいのが河瀬茉希さん。ストレートな性格の花(アオアシ)、落ち着いた雰囲気と秘密を隠し持っていた物語のキーマンである朱鷺子(サマータイムレンダ)、ぶっきらぼうながら優しくもあるフキ(リコリス・リコイル)と性格の異なるキャラクターを見事に演じ分けられていて、挙げたキャラの声全て同一人物とはほんと思えない素晴らしい演技でした。