サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

【はたらく細胞】第1話 肺炎球菌

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新人赤血球は二酸化炭素を肺へ運ぶため血管内を右往左往。

そんな赤血球は突如、細菌に襲われます。

 

ピンチの赤血球の前に、細菌駆逐のため白血球がやってきて撃退します。

 

 

いや、もう最初から独特の世界観全開だ( ゚Д゚)

 

 

取り逃した細菌は肺炎球菌。白血球は菌が目指すであろう肺を目的地とし、同じ目的をもつ赤血球も同行することに。

 

 

赤血球は無事二酸化炭素を肺へ送り届けた・・かに見えたが、肺炎球菌が二酸化炭素に偽装し、菌は肺へ到達してしまいます。

 

そこへ白血球がやってきて再度交戦。

白血球vs肺炎球菌のバトルが無駄に熱くて笑えます( *´艸`)

 

めっちゃかっこいい戦いしてるけど、これ実はただの免疫応答w

シュールすぎます(笑)

 

押され気味の白血球は作戦を思い付き実行に移します。

それは肺炎球菌を気管支へ誘導するというもの。

 

気管粘膜刺激による応答で、肺炎球菌はくしゃみで体外へ排出。

 

 

 

・・・・いや、30分かけてくしゃみのしくみを見させられてただけw

なのにめちゃくちゃおもしろかったです。

 

免疫応答を介して全身を巡り世界観の紹介も兼ねてましたね。

血小板可愛すぎる(*´▽`*)

 

リゼは実は医療職種なんですが、勉強になるぐらいしっかりとした内容でありますし何よりポップに視覚化しているので分かりやすい!

 

免疫学や血液学って複雑なしくみが多く中々難しい領域ですが、この作品上手に扱った上でおもしろい。中身がある上に面白いってスゴイ。この作者さんの発想も表現も天才的。しかも体内の現象ってかなりの数があるから話を展開させるネタが尽きないという点も素晴らしい!

 

医療職を目指す学生はこの作品で勉強すれば教科書読むよりも絶対身につきますよ。

 

自己免疫疾患編とかやったら面白いだろうなあ・・。潰瘍性大腸炎の世界では白血球さん敵側という展開とか絶対おもろいと思います、ハイ。

 

 

声優陣も豪華キャストですし、赤血球ちゃんはザ・花澤香菜って感じだしめっちゃ好みです。話は斬新だけど面白いしでいい作品に巡り合えました。今後も楽しみ(*'▽')