第8話「私のやりたいバドミントン」
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インターハイ予選準決勝。勝てば全国出場が決まる大一番。
なぎさの対戦相手は、中学時代のチームメイトであり一回戦で理子を破った望。
膝に爆弾を抱えながらも気合十分のなぎさ、望もこの試合にかける意気込みは十分であり全国への切符をかけた試合が始まる。
コーチの的確な指示に従いそれをこなすような戦い方で挑む望。なぎさは望の執拗なまでの膝への負荷を狙った配球にくらいつき激しいラリーが続く。
最善と思われる手を大声で指示し続ける望側のコーチに対して、なぎさ側のコーチである立花は一言ヒントを与えるだけというすごく対照的なベンチワーク( *´艸`)
なぎさは自分の持ち味を活かしその力強い打球で徐々に望を追い込んでいく。一度崩れた望は修正できぬまま試合が展開していき、ついにはコーチの指示にも怯えるようになってしまう。
指示通りに動いても持ち直せなくなって精神的に追い込まれた望、指示通りにバドミントンをこなすような試合運びをしてきた弊害が出ちゃいましたね・・。試合中の立て直しが出来なくなってます・・(; ・`д・´)
明確に道筋を提示し続ける逗子総合のコーチングに対し、北小町は自分で試合中に最善手を考えさせるという対照的な指導の結果、コートの中での修正能力に差が出てしまう形となりました。なぎさと望それぞれのポテンシャルの差ではなく指導の差が、点数差となったように思います。
調子を崩し続ける望に対し、なぎさは彼女を鼓舞。
望は自分の持てる力を出し切り、コーチの指示通りではなく自分のバドミントンでなぎさと対峙。お互い死力を尽くし戦った試合の結果はなぎさの勝利で幕を閉じる。
決勝進出と全国出場を決めたなぎさ。決勝戦の相手は綾乃。
展開、躍動感あるラリー描写、作画も気合が入っていたし、なによりなぎさが前面に出てくると青春熱血ものになるので観ていて気持ちがいいですね。なぎさと望の対決、めちゃくちゃ楽しめました(*´▽`*)
逗子総合のコーチは、立花との会話を見てると実は生徒想いのいいコーチっぽいですね。試合中はうるさいし生徒自身で考えさせないスタイルだったのでどうかなと思ったんですが(笑)
そして、この熱い戦いに水を差すような挙動をしてるのが絶賛闇落ち中の綾乃。もう最近は喋るだけでムカつきますね、こいつ(; ・`д・´)
試合を片膝立てて観ながら大声で批判したり、最後には寝そべって観てるしでビックリするぐらい捻くれてますぜ・・。
決勝はなぎさの教育的指導で綾乃を修正してほしいところですが、綾乃の異常な強さに対し膝爆弾持ちのなぎさがどこまでくらいつけるか・・
先輩としての威厳もあるし、スポーツマンとしてのあるべき姿に正すという意味でもなぎさには決勝戦がんばってほしいなぁ。