第8話「血液循環」
前回の記事はこちら↓↓
新人赤血球の姿を見て花澤赤血球が奮起。
いつもは迷ったりドジをしてしまう彼女ですが、今回は並々ならぬ決意で全身の循環を開始。白血球はそんな彼女を陰から支えることに。
赤血球の大きな仕事は2つ。
肺循環・・全身を巡り受け取った二酸化炭素を肺胞で酸素と交換する
体循環・・酸素を全身へ供給し老廃物や二酸化炭素を受け取る
この仕事を全うすべく赤血球は心臓を目指す。
グルコースの自販機がセブンティーンアイス風でわろた(笑)
糖が大好きな赤血球ですが、この性質を利用して糖尿病のモニタとして利用されてたりします。糖化ヘモグロビン(HbA1c)といって直近2か月程度の高血糖の状態を反映してくれるのです。なので検査前日とかに急に節制しても検査値は良くなりません!(笑)
そして、酸素ボンベの色もきちっと黒色で描写されていました。臨床工学技士の私としては見逃せないポイントだったり。実はこれ規格で決まっているんです!
ボンベの色は酸素が黒、二酸化炭素は緑です。
配管の色は酸素が緑なので、たまに看護師さんが間違えて緑色のボンベを患者さんに間違えて投与してしまう医療事故が起こったりしてしまうんですよねー。
人間、慌てると思いもしないミスをしてしまうものです( ;∀;)
白血球に見守られながらも、赤血球は肺から受け取った酸素を細胞へ無事届けることができ一人で仕事を成し遂げました。
ちなみに狭いところも赤血球は通れるようになってます。花澤赤血球のように柔軟性のある若い赤血球だけですが・・(*‘ω‘ *)
そのための、脱核です!(6話参照)
今回は、赤血球の役割と循環の基本的な部分にスポットが当たった回でした。
中学生の理科で習うような内容なので、ちょうど夏休みの学生たちには面白く視聴できる内容だったかもしれませんね。
赤血球を見守る白血球はお兄ちゃんのようで微笑ましかった( *´艸`)