第12話『足を前に出しなさいよ!』
続々と夏クールのアニメが終わっていきますね・・。
夏の終わりと秋の始まり。しかし外は相変わらず暑い・・(´Д`)
クロスファイヤー
クレバーな試合運びが功を奏してなぎさ優位で展開する序盤。
状況を打破せんと強気に打って出る綾乃。顔がこれまた見たことのない顔つきに変化してます。完全に顔芸キャラになってる(笑)
綾乃は変化するカットスマッシュ『クロスファイヤー』を繰り出しなぎさを翻弄。得点を重ねていき第一セットを先取します。
左利き特有のスマッシュのようで、バドミントンにおける左利きの利点の一つっぽいですね。相手の想定を上回る体捌きは、体に技術を馴染ませてきた綾乃の積み重ねてきた努力が垣間見られましたねー。
母の想い
綾乃の母である有千夏から綾乃への想いを聴いたエレナ。
親子関係よりもバドミントンを優先させた結果がこれだよ!(笑)
人間として発展途上だった時期の綾乃への放置プレーが招いた結果でしょうに。スポーツは心技体が充実してこそだと思うんですがどうでしょう?有千夏さん(; ・`д・´)
常人、凡人には想像もつかない天才にしかわからぬ領域なのかもしれませんが。
なぎさの逆襲
試合は第二セットへ。このセットを取れば優勝が決まる綾乃は第一セットと同様に強気の攻めを展開。一方、なぎさはあくまで自分のペースを保ちながら守りを主とした試合運び。
守りを主体としカウンターを得意とする綾乃にとっては慣れない攻めのバドミントンが続き体力を消耗してしまう。粘り強く自分のペースを守り続けたなぎさがここで攻勢に転じ一気に差を広げていく。
一度崩れた綾乃は体力的にも精神的にも立て直しができず第二セットはなぎさが取り勝負は最終セットまでもつれ込むことに。
流れを引き寄せてからのなぎさのスマッシュはカッコよかったですなぁ(*´▽`*)
なぎさ側のベンチは大盛り上がりな上に、コーチといい雰囲気まで醸し出しててすっかり浮かれムードです(笑)。一方綾乃側のベンチはヒエヒエ・・( ;∀;)
どっちが主人公なんだ(笑)
綾乃の脆さや強迫観念に駆られている姿は見ていて胸が痛いなぁ。だからやっぱり、人間として未成熟な時にトラウマを植え付けた母の罪は重いって、これ・・
最終セット
最終セットに入っても綾乃は立て直しができずなぎさが順調に得点を重ねていく。第一セットでの強打を捨て粘り強く耐えてきた結果がこの状況を作りました。大局を見据えたなぎさの作戦勝ちですね。
完全に気持ちが切れてしまった綾乃。強さを心の拠り所にしていた彼女にとってはバドミントンでの敗北はアイデンティティーを失うのと同義・・
絶望の淵に立たされていた綾乃でしたが、そんな綾乃へ会場全体から声援が送られます。エレナだけでなくあの薫子まで綾乃を応援してるやん!?( ゚Д゚)
戦うのはあくまで自分自身。しかし、その背中に声援を受けて戦いに臨む綾乃の顔は憑き物が取れたように晴れやかです。
まとめ
ラリーの展開は濃いし、周りがしっかりと解説と説明をしてくれてますし、これまで以上にしっかりと試合を描いていますね。
かつてのライバルが主人公に声援を送ったり、窮地に立たされた主人公が仲間たちの声援で立ち上がる姿なんてもうすっかり青春スポーツ作品そのものです。
熱くていいですねー(*゚▽゚*)
アクの取れた綾乃となぎさが展開する最終セットはどのような結末になるのか、非常に楽しみです!
前回のおさらい