最終話(第13話)『出血性ショック(後編)』
最終話です。この作品に関しては秋クールからTOKYO MXにて再放送が決定しているので、見逃した方はまた1から見直すことができますよ!
崩壊する世界
頭部を挫傷し傷口から大量の血液が失われてしまった。
赤血球を喪失してしまった事で、体内では酸素の需要と供給のミスマッチが起こってしまい細胞の酸欠が起こり始める・・。
需要は変わらずとも、酸素を運んでくれる唯一の存在が居なくなってしまったことで危機的状況に陥ってしまいました(´Д`)
リゼは救急・循環器領域に携わっているんですが、赤血球の重要性は日々感じております。人工心肺を回してる時は、体内酸素量を増やすために酸素供給量を上げたりするのですがそれも赤血球が十分にないと無効になっちゃうんですよね。酸素を潤沢にしてもその運び屋さんがいないと全くもって無意味・・
なので早急な輸血が必要となりますよ(*‘ω‘ *)
はたらく赤血球
体内の酸素需要に対して赤血球による供給が追い付かず、残された赤血球達は大急ぎで酸素を届けて回る。しかし、ショックに伴う体内環境の変化によって過酷な状況に追い込まれてしまい、ついに後輩赤血球の心が折れてしまう・・。
それでも必要とする細胞のために酸素を運ぶ事をやめない花澤赤血球。しかし、彼女にも体力の限界は来てしまいもうダメかと思ったその矢先・・
見たことない赤血球達が大量に出現!
しかも皆訛っとる(笑)
突如として現れた謎の赤血球達のおかげで酸素供給は持ち直し、各細胞のはたらきも相まって出血性ショックの危機を脱することに成功!
外界(他者)からの輸血がやっと行われました。体内で出来る事の限界を超えた時にはこのように外界からの手助けが必要であり、それが行えるのが病院ですよね。この一幕を見て自分が病院で働いていることを少し誇りに思えました。
まとめ
最終回は出血性ショックを題材に、赤血球の重要性にフォーカスが当たりました。1話からずっと酸素運搬を描写してきてましたが、最後にその仕事を話のメインに持ってくるとは( *´艸`)
そしてタイトルの『はたらく細胞』に相応しく、赤血球の仕事に対する熱い姿勢も描かれておりました。
コンセプト、表現力、デザインが秀逸かつ面白くも学べる素晴らしい作品でした。
前回のおさらい