第16話『遺したもの vive』
激化する流島決戦
CCGとアオギリの決戦に『あんていく』も加わり激化する戦況。
ナキの援護に月島が、クロナの援護に錦が現れます。
嘉納を守るために錦とクロナの前に立ちふさがるのは『ピエロ』のロマ。
そういえばロマは『あんていく』でダメダメバイトとして登場してたな・・?
この『ピエロ』という組織、戦況を複雑化させる一癖も二癖もある集団。ウタさんも所属しているし今回コクリアの混乱に乗じてドナートを仲間に引き入れました。彼らの目的は一体・・?( ゚Д゚)
救う気持ち
亜門・オウルと交戦するのはクインクス班。
滝澤を追いつめるクインクス班だが、彼へのとどめを防いだのは真戸。
瀕死の重傷を負った彼女を救うため、オウルは彼女を連れて撤退。
オウルを援護する亜門だがクインクス班の総攻撃を受け暴走・・・
旧知の中であるオウル(滝澤)を助けた真戸は、父親に似ず種族を超えて自分の友を助けた形になりました。彼女を窮地から救うのは亜門さんであってほしかったですがその役目をあっさりとオウルに託しちゃいましたね(; ・`д・´)
一方、CCG側ですが瓜江くんが班長に昇進していました。仲間のために命を賭して戦う姿は不知を彷彿とさせ、かつての出世欲に囚われた視野の狭い彼とはもう別人。不知の死によって変わったようです。使ってたギンクイ?と呼ばれるクインケはおそらく『不知吟士』の命を奪ったノロから作られたものでしょう・・( ;∀;)
隻眼の王
有馬は死の間際に自らの出生について金木に明かす。
半人間、喰種と人との間に生まれながら半喰種とはならず人間としての特性を色濃く残す存在。短命であるという特徴があり有馬自身もう先は長くなかったようです・・。
確かに白髪化や視力の喪失など加齢に伴う特徴が彼には表れていました。
旧多やハイルちゃんも同様の存在のようで、これは人為的に生み出されたものとみて間違いなさそうです。こうも都合よくCCG側に供給されるわけないですしおすし(笑)
そしてCCGのトップである和修家が喰種であるということも明かされました。
喰種を狩る側であるCCGのトップも喰種という展開となりましたが、喰種という種族の淘汰が目的なのか、はたまた人間に憧れ人となる道を模索した結果なのか・・
和修家にはまだまだ謎が多く残されています・・(´Д`)
まとめ
激化し混乱を極める喰種と人間の戦い。
その中で明かされていく真実。
エトと有馬が作った偶像『隻眼の王』
金木は恐らくこれを引き継ぎ人でも喰種でもない新たな組織に所属、もしくは自らが立ち上げを行いその狭間を取り持つ存在になるのであろうと予想。今後の金木の動きと為していく行動がこの作品のテーマ、その核心であると言えそうです。