第3話『181045』
各話タイトルの数字は日付を表しているのかな?
新たな監視者クローネ
ハウスにママの補佐としてクローネがやってきた。敵となる大人が一人増えたことに驚きを隠せないエマ達。彼女たちの行動を見越したかのようなタイミング( ゚Д゚)
それもそのはず。ママはエマ達がハウスの真実に気付いていることを看破し補佐役の派遣を要請していたみたいです。やはり手強い・・
ママであるイザベラにクローネは表面上は協力することにしますが、クローネ自身も内に思惑をかかえる曲者っぽい。ママを裏切るフラグビンビンに立ててやがる(笑)
見た目パワー系のクローネだけど人形に話しかける乙女な心も持ち合わせていてギャップだけでいうと冬アニメキャラ一番じゃなかろうか・・
『農場』や『飼育』、『収穫』といったワードが当たり前に使われる事に慣れたくはないけど11才の子供も使う世界観なのでしょーがないね(´Д`)
イザベラの思惑
外界の鬼たちからエマ達フルスコア組の『出荷』を要請されたイザベラ。『プラント』なんて言ってるぐらいなのでハウスのような人間牧場は他にも複数存在するようです。小峠さんじゃなくても、なんて世界だっ!って言いたくなりますよ。
エマ達が真実を知っていると分かっていながら泳がせていたり、クローネとの会話からシスター側もかつてハウスで育てられていた(?)ような経緯もあり、イザベラには人間飼育と別に何か思惑がありそうです。
本当はエマ達フルスコア組に鬼達からの支配体制を壊してほしいのでは・・?
そのために『育成』しているのではないかなぁ・・なんて推測してみたり(*‘ω‘ *)
フルスコア組の狙い
発信機によってイザベラに位置の特定をされている現状を打開するため、エマ達はクローネとともにハウスにやってきた新しい妹に着目。
この判断は吉と出て、見事に発信機らしきものが耳の裏に埋め込まれていることを突き止めます。
新しくやってきた女の赤ん坊はエマに似てるんだけどこれは偶然か、はたまた・・
全力鬼ごっこ
発信機と並行してもう一つ問題に挙がっているのが同行させる子供たち。フルスコア組並みのポテンシャルは持っていない上に年齢もバラバラ。『全員で脱走』という難題を満たすのは中々ハードな勝利条件ですが、これはエマの譲れない条件であります。
そこでエマが提案したのは遊戯時間を利用した『鬼ごっこ』。頭脳明晰なノーマンを鬼役とし、エマとレイが子供達に逃げ方を教えながら教育するという体力と知恵の強化を一気にできる画期的な提案。
そうきたか!
っと素直に感心してしまいました(*´▽`*)
『鬼ごっこ』は作品のテーマである『脱走』を暗示するための1話だけの演出かと思いきや作品にとって結構重要な要素なのね。文字通り『鬼』から逃げる話だし、粋なことするなあ( *´艸`)
子供達 vs クローネ
子供たちの鬼ごっこに乱入してきたのがクローネ。鬼役を買って出ます。パワー系の見た目通り縦横無尽に森を駆け回り子供たちを次々に捕捉。
エマに対しては揺さぶりをかけてきたりとただの体力バカなだけではないことも判明。意外と狡猾。というかクローネは後半顔芸し過ぎィ( ゚Д゚)
エマは甘い、レイは諦めが早い、ノーマンは体力がない、とご丁寧に弱点を指摘してくれているけどこれは驕りなのか・・はたまた・・
エマはクローネに捕まってしまったけど、レイとノーマンの頭脳派コンビは鬼ごっこに勝利。クローネを見下ろすノーマンの怖い顔っ!(笑)
内通者
この回から一気にイザベラのアクションが無くなったことに違和感を覚えたエマ達。より身近に監視者が増えたことで自らが動く必要が無くなった可能性に思い至りますが、それは子供の中に内通者がいるという想像したくない結論・・
鬼ごっこで子供達の体力と知恵を身に着けさせたうえで団結をより強固にしていこうという矢先のこの疑惑はキツイなぁ・・。ギルダというデカメガネのボブっ娘が怪しさ全開なんだがはたして・・
まとめ
いやー、やっぱり面白い。今回も情報量が多かったけど、並行して展開はきっちり進んでるから観ていて飽きない。
『鬼』という存在が当たり前になっていて、かつ人間が飼育されている世界ですが、今のところエマ達と同じように観てる側も世界の全容は不明なんですよね・・。おそらくこの脱走劇は序章であり外界に出てからが本編だと思うのですが、この鬼と人との関係性を変革するのがエマ達の使命となりそうです。そしてそれをイザベラが望んでる節があるんですよね、この回を見てると。
改めて、エマ達の行動や発想、度胸は11才とはとても思えないな(笑)