第9話『031145』
ノーマンの覚悟と選択
絶体絶命の危機的状況をどう切り抜けるのか・・
ノーマンの強がり
イザベラに脚を折られ体の自由を奪われたエマ、イザベラから急遽翌日の出荷を告げられたノーマン、イザベラに出し抜かれたレイ、脱走計画はまんまと崩された上にノーマンの絶体絶命の危機を突き付けられた3人。
エマの前では気丈にふるまいながらも一人になると絶望的な表情が隠せないノーマン、こういう部分で子供らしい所を見せられても・・不憫でしかない(´Д`)
切れ者だからこそ絶望的な状況を一番理解できてしまうのが・・ね。
一方、レイはノーマンの『出荷』を回避しようとドンとギルダを連れ作戦を練りますが・・冷静さを欠くらしくない振る舞いが目立ちますね。それだけ彼にとっては想定外の展開になっているのが今の状況。
脚折っちゃおう♪
エマとレイはノーマンに一人で脱走する事を提案。しかし、ノーマンはエマやレイが代わりに出荷されるリスクを考えこれを拒否。
なんとかノーマンが『出荷』されることを回避しようとエマとレイは知恵を絞り意見を出し合います。そんな2人の姿を見たノーマンは、一人で脱走する事を受け入れます。
絶望的な状況の中でも笑って前向きな意見を出し合ってるこんな3人のやり取り、もう見られなくなるのかな・・?(´Д`)
レイの記憶
なぜレイはハウスの真実に気付けたのか。気付いたのではなく覚えていたようです。赤子の頃の記憶を保持し続けられる特異体質であるレイは、『農園』や『出荷』、『化け物』の全てについて教えられたのではなく実際に目で見ていました。
門を出れば化け物や大人が溢れかえっている、だから壁からの脱走でしか彼らが自由になる道はない。こんな状況下で前倒しになってしまいましたがレイは、脱走と外界の下見を兼ねた作戦をノーマンに託します。
6年もかけただけあって想定外の状況でも立派な策として機能するレイの下準備がほんとに素晴らしい。
ノーマン脱走…?
やってきたノーマンの出荷日。脱走を決意したノーマンは手製のロープを使いハウスと下界を分かつ壁を登りきります。
帰ってこないノーマン。エマとレイは彼が脱走に成功したと喜んだのも束の間、ノーマンはイザベラのもとに帰ってきました。
『出荷』を逃れる最後のチャンスを自ら逃したノーマン。彼からエマとレイに伝えられた下見の結果は・・
壁の外は崖だったという絶望的な事実・・
まとめ
『出荷』が迫るノーマンの危機的状況を回避しようともがくも、脱走を実行しようとした結果はより絶望的な事実を知ることになるだけでした。
そら、敵が壁の外に何の対策もしてないなんてことはないわな・・( ゚Д゚)
いよいよノーマンの『出荷』が間近となりましたが、この状況を逆転させるには『イザベラが実はいい人』でもなければもう詰みだよなぁ・・
【今回のEDはカップリングのLamp】