第25話『翼』
人の善意は魔術と科学の垣根を超える
3月いっぱいでは終わりませんでした。
禁書目録は話数多いから毎シーズン次クールにずれ込んでいる印象がある(笑)
新生アイテム
滝壺と合流した浜面と麦野。
学園都市からの刺客を3人の連携で撃退。「雨降って地固まる」、なんて生易しいもんじゃないけど(笑)、多くのものを失った上で麦野はアイテムに帰還できました。
一方通行、歌う
ラストオーダーを救うため、魔術側の力に活路を見出したアクセラレータは自身で魔術法則を解析し、魔術を行使。
科学側の能力開発を受けた人間が魔術を行使すればどうなるかは・・土御門が体現しているので視聴している人はすぐに察しがついたんじゃなかろうか(笑)
・・そう、体中から血を吹き出すハメになります。それはアクセラレータも例外ではなく、血を流しながらラストオーダーを救うため決死の絶唱。
いいシーンなんだけど、アクセラレータが歌いだした瞬間笑ってまうー・・
狂気じみた演技の多い役柄だったけど、このシーンでは柔らかい声質で演技されていてアクセラレータ(岡本信彦)の新たな一面が垣間見えた。
悪党だった学園都市第一位時代からここまでほんとよく成長したよなぁ・・アクセラレータ。服装の色の変化が彼の心の色を現しているようだ(*´▽`*)
組織の垣根を越えて
ベツレヘムの星とフィアンマの脅威を前に、人々は世界各地で団結をはじめます。
魔術と科学は垣根を超えて、ロシア成教とローマ正教とイギリス清教は宗派の垣根を超えて連携。3期は登場するキャラ一人一人が主人公という裏テーマがあるように感じます。上条も自分や守りたいものの主張を相手にぶつけるだけではないのが3期では特徴的ですね。そういう意味では3期で伝えたいことの多くが『イギリス動乱編』に集約されているのかも。一人の突出した英雄ではなく、一人一人が主人公として立ち上がっていく世界だからこそ救えるものもある。
まとめ
浜面は仲間と向き合い、一方通行は己と向き合い、上条は敵と向き合う。
第三次世界大戦も国家間や宗教間での戦いは崩れ、世界は対フィアンマに切り替わってきました。追いつめられつつあるフィアンマ、ロシア編もいよいよクライマックス!