サブカル国道二号線

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【RobiHachi ロビハチ】第1話『旅は道連れ Journey to the Star』感想 高松信司監督のオリジナル!

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宇宙×旅行×ロボ×アラサー

 

   

 

勇者シリーズや銀魂などでお馴染みの高松信司監督が描くオリジナルアニメ。「おっさん×若者」のバディは『タイバニ』を彷彿とさせますね。

 

 

ロビー・ヤージ

主人公のロビーは『金なし・仕事なし・女っ気なし』の三拍子がそろった残念なアラサー。裕福な実家に生まれるも両親と馬が合わず家を飛び出してからは色んな事業に手を出し失敗。

 

自身の不幸を嘆くが、うまくハメられ騙されお金を詐取され続けているまさにダメンズと呼ぶにふさわしいキャラ(笑)。中井和哉さんが主役を張るの珍しいしこういうダメなキャラを担当するのも珍しいね。そして口数が多いキャラってのも珍しい( *´艸`)

 

そんな彼が街で出会ったのはハッチと名乗る若者。飛び級で大学を卒業するほどの頭脳を持つ彼は優秀が故に、何事も予想出来てしまう今の世の中への不満を漏らすクールボーイ。破天荒で行き当たりばったりなロビーの半生は自身とかけ離れており心惹かれる対象のよう。

 

ルルーシュっぽい知的な感じの演技だったから、ハッチの声優はてっきり福山潤さんかと思いきや違った。

 

 

なりゆきで宇宙旅行

ロビーはエビの養殖といういかにも怪しげな事業に投資し、またしても騙される(笑)。この事業に賭けていたロビーは高利貸しの「ヤン」から借金をしておりその取り立てに追われる。

 

ロビーから借金の回収をしにきたのがハッチ。ヤンとその配下もロビーの自宅にやってきてまさに万事休す。なんとか取り立てから逃れようとするロビーはなんと宇宙船を使って逃亡!(笑)

 

ロビーが自宅として使っていた建物は古い宇宙船でした。お金のない彼がこんなもの所有しているのは違和感あるけど、実家を飛び出した時に乗ってきたものなのか・・?

 

 

唐突に変形ロボ登場

地球を飛び立ち宇宙空間まで逃げてきたロビー。そしてなりゆきでついてきてしまったハッチ。ロビーは、行けば幸せになれると巷で噂の「イセカンダル」に向けて航行を開始。

 

ハッチは予想外の出来事に巻き込まれるもそれに喜びを感じてロビーに同行。こいつはこいつで変人やね(笑)

 

ヤンから逃げ切れたかに見えたが、彼らも宇宙船を使いロビーを追跡。ヤンを撃退するため何故か都合よく存在した戦闘機に乗り込むロビーとハッチ。

 

唐突に始まる戦闘機の変形と合体、誕生する巨大ロボ、そして流れる串田アキラ氏の熱い曲(笑)

 

 

まとめ

なんじゃこりゃ・・(´Д`)

 

今期のオリジナル作品は先の読めなさがやばいな。わけのわからなさは『さらざんまい』に比べればマシだけど(笑)

 

キャラ同士の掛け合いやオマージュは『銀魂』などの多くのコメディ作品で培ったものであり、勇者シリーズの経験を活かした変形ロボ展開もありと高松エッセンス全開だった第1話。いろんな要素が詰まったこの作品でどのように楽しませてくれるのか、先が気になる作品でした。

 

ヤージとキタは、『東海道中膝栗毛』の弥次さん喜多さんから取ってるよね?(笑)。出てきたロボがヒザクリガーだし・・(´Д`)