全3回で平成のアニメを振り返る企画。第2弾は平成中期の作品たちです。
振り返るのが遅くてもう令和が目前に迫ってますが・・(笑)
【平成初期編】
【平成アニメBEST10】
平成中期(11年~20年)
※赤字はその年の私的ナンバーワン作品
平成11年(1999)
【世間の主な出来事】
・ノストラダムスの大予言
・2000年問題
【代表的なアニメ】
・おジャ魔女どれみ
・デジモンアドベンチャー
・ワンピース
・HUNTER×HUNTER(フジ)
・ゾイド
中期の始まりであるこの年はアラサー世代にどストライクのラインナップ。周りはみんなこのアニメたちを見ていました。視聴率ほぼ100%。同世代でカラオケにいくと絶対このあたりの曲を誰かが歌ってます。オタ非オタ関係なくアラサーに深く刻み込まれている。
平成12年(2000)
【世間の主な出来事】
・新世紀
・携帯でネット・着メロの普及
【代表的なアニメ】
・犬夜叉
・遊戯王
・とっとこハム太郎
ここで子供たちに一大ムーブメントを巻き起こした遊戯王が登場。お小遣いをカードにひたすらつぎ込んでいたのが懐かしい・・(*´▽`*)
平成13年(2001)
【世間の主な出来事】
・9.11同時多発テロ
【代表的なアニメ】
・スクライド
・千と千尋の神隠し
・テニスの王子様
・ヒカルの碁
・ベイブレード
・シャーマンキング
ジャンプ新世代のアニメ化ラッシュ!「テレ東×ジャンプ」が続いたことで子供の頃、テレ東はアニメ専用チャンネルだと思っていました・・。
平成14年(2002)
【世間の主な出来事】
・日韓ワールドカップ
・(俺、中学生になる)
【代表的なアニメ】
・ガンダムSEED
・あたしンち
・NARUTO
ワンピースや遊戯王など長く続いているジャンプアニメばかりを視聴。というかジャンプアニメの息が長かった時期(笑)。人生で初めてリアルタイムで観たガンダムがSEEDでした。今思えばMBS系『土6』枠にハマるきっかけの作品。
平成15年(2003)
【世間の主な出来事】
・郵政民営化
【代表的なアニメ】
・金色のガッシュ
・ボボボーボ・ボーボボ
・鋼の錬金術師
・プラネテス
・カレイドスター
ジャンプもアニメ化できる作品のネタが尽きたか・・
今振り返ると豪華声優陣でやってたアニメボーボボって恵まれてたんだなあ。原作の勢いそのままだったし結構好きでした(笑)。「鋼の錬金術師」は当時ダークファンタジーにほとんど触れていなかった頃だったので衝撃的でした。ニーナの回は今でもトラウマ。タッカー許すまじ。
プラネテス・カレイドスターは大人になってから視聴。中坊は少年誌原作のアニメしか眼中になかったからね・・(´Д`)
平成16年(2004)
【世間の主な出来事】
・新紙幣
・DS、PSP登場
携帯ゲーム機も新世代に突入。PSPのグラフィックには度肝を抜かれました。
【代表的なアニメ】
・SEED DESTINY
・プリキュア
・BLEACH
・MAJOR
・ケロロ軍曹
・リリカルなのは
種死、最初の滑り出しはすごくワクワクしてたなぁ。当時、音楽に目覚めた私は次々と新進気鋭のバンドとタイアップをかましてたBLEACHのオサレ度に一目置いてました。
平成17年(2005)
【世間の主な出来事】
・愛知万博
・ドラえもん声優交代・・
・(俺、高校生になる)
【代表的なアニメ】
・エウレカセブン
・いちご100%
・灼眼のシャナ
・ネギま
・AIR
・BLOOD+
・蒼穹のファフナー
・創聖のアクエリオン
・地獄少女
ラインナップを見ると一気に潮目が変わりました。「萌え」が表出。そしてこの年はロボット物も充実しております。パチンコ・スロット業界で観る作品もチラホラ・・(笑)
高校生にもなると男子大好きジャンプ作品すら見なくなってしまい、当然こんな豪華ラインナップに見向きもしていませんでした。(いちご100%だけは熱心に視聴・・)
平成18年(2006)
【世間の主な出来事】
・WBC開幕!日本優勝!
・(俺、ニートになる)
第1回ワールドベースボールクラシックが開幕。高校を辞めヒキニートになった私はやる事もないし食い入るようにテレビを眺めていました。
【代表的なアニメ】
・リボーン
・銀魂
・Dグレ
・デスノート
・涼宮ハルヒの憂鬱
・コードギアス
・ひぐらしのなく頃に
・Fate/stay night
・時をかける少女
・桜蘭高校ホスト部
ジャンプアニメ平成中期の隆盛期。そして、一大ムーブメントを起こしたハルヒがここで登場。平成を代表する作品であるギアスも登場、ラインナップ神すぎる・・( ゚Д゚)
『主人公=正義』という今までの図式を覆すダークヒーロー作品が登場。
この年、リゼはアニメに目覚める。ギアスとひぐらし、そして桜蘭高校にどっぷりとハマり「深夜まで起きてリアタイで観る」・「原作やDVDを買う」といった行為に走り始める。なんせ、ニートで時間だけは有り余ってたので(笑)
平成19年(2007)
【世間の主な出来事】
・赤ちゃんポスト導入
・新潟中越沖地震
【代表的なアニメ】
・おおきく振りかぶって
・グレンラガン
・ガンダム00
・CLANNAD
・絶望先生
・らきすた
・エヴァ(序)
・秒速5センチメートル
個人的には平成アニメ全盛期認定している年の一つ。アニメの本数が増え続ける中でも良質な作品が多かった印象。あと、中村悠一無双がすごかった(笑)
平成20年(2008)
【世間の主な出来事】
・iphone日本上陸
・リーマンショック
【代表的なアニメ】
・黒執事
・夏目友人帳
・狼と香辛料
・喰霊 零
・とらドラ!
・鉄腕バーディー
・図書館戦争
・とある魔術の禁書目録
ラノベ作品のアニメ化が台頭。この頃から分割クールで続編を制作する風潮となり、この中のいくつかは複数回に渡り続編が制作されていますね。
まとめ
平成中期をアニメで振り返ってみました。この10年間は『アニメ』の技術も世間の認知も大きく飛躍した期間といえます。1999年と2008年とではアニメーションの質が全然違いますし(笑)。
そして、2006年頃から毎年のようにムーブメントを起こす作品が出現。2007年・2008年と作品数は増え続けアニメバブルともいえる状況となっていますね。この3年間は印象に残る作品が多く、平成の顔と言える作品ばかり(*´▽`*)
次はアニメが多様化し一般化した時代:平成後期(21年~30年)を振り返ります!