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【進撃の巨人 3期】第53話『完全試合(パーフェクトゲーム)』感想 エルヴィン決死の特攻・・!

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壊滅寸前の調査兵団・・

 

   

 

エレンの家がー

緊迫した中でのコニー渾身のギャグ。作中屈指の寒いシーンでもある(笑)

 

ベルトルトが巨人化し超大型巨人となって『シガンシナ区』を蹂躙。ハンジ班の生死は分からず、残されたエレン達同期組だけでは為す術もなく・・

 

激しい動揺で今までのような有能な策士の姿が消え失せたアルミン。ジャンに指揮を委ねるほどにボロボロ・・。

 

見ているだけでは状況は変えられないとジャンは特攻策を選択するも、超大型の前にエレンは一発KO。壁の上まで吹っ飛ばされてます( ゚Д゚)

 

ミカサを軸に雷槍を使って超大型を仕留めようとするも驚異的な『熱風』によって攻撃の手は阻まれる。しかもこのタイミングでライナーが復活するというまさに万事休すな状態のシガンシナ区内。

 

一方、シガンシナ区の外で獣の巨人と交戦中のエルヴィン達は・・

 

 

驚異的な投石

小型の巨人を征伐していた区外の調査兵達。残すは大型の巨人と獣の巨人だけとなったが、このタイミングで獣の巨人が攻撃を仕掛けてきます。

 

それはただ石つぶてを投げるだけの単調な攻撃。しかし、『巨人が石を投げる』だけで人類にとっては凄まじい攻撃となる。結果、調査兵団はほぼ全滅・・

 

残るはエルヴィンとリヴァイ、そして新兵達のみとなってしまい区外の調査兵団も万事休す・・。区内へ移動しようにも超大型巨人が迫っており、「前門の獣、後門の超大型」といった状態。

 

 

エルヴィンとリヴァイ

この状況にリヴァイはエルヴィンへ撤退を進言。エルヴィンとエレンだけでも連れ帰れるようここに骨をうずめる覚悟で殿を買って出る。

 

そんなリヴァイに対し、エルヴィンは一つの策を提案。それは『エルヴィンが新兵を率い玉砕覚悟で特攻を仕掛け、隙を突いてリヴァイが獣の巨人を討つ』というもの。

 

免れない死を前に、エルヴィンは「団長としての責務」「エルヴィンとしての好奇心」の間で揺れ動きます。長年追い続けてきた巨人の真実、世界の真実にあと少しで迫れるこの状況下でそれを手にすることができない自分・・。決死の作戦を展開し続け今までやってこれたエルヴィンですがその豪運もここまで。

 

この時の表情と包み隠さない本音、今までで一番人間味のあるエルヴィンでした。そんなエルヴィンに対してリヴァイは、囮として死んでくれと表情を変えず告げる。

 

新兵達を死地に引き連れるエルヴィン、友に死地へ赴かせるリヴァイ、どちらも悲壮な選択をし覚悟を決め特攻作戦を展開します。

 

獣の巨人に向かって特攻を仕掛けるエルヴィン。新兵を、そして自分を奮い立たせるよう鼓舞する姿が見てられないなぁ・・。

 

そんな兵達の覚悟もむなしく驚異的な投石はやむことはなく命が散っていきます。飛翔するリヴァイが横目でエルヴィン達を見る構図、アニメだからこそできる表現(*´▽`*)

 

 

まとめ

これまで起死回生の策を立案してきたアルミンはその職務を全うできる状態ではなく、エレンは気絶、獣の巨人・超大型巨人・鎧の巨人の前に為す術なく崩壊寸前の調査兵団。

 

エルヴィンを特攻させるという最後の切り札を切ったリヴァイが獣の巨人を狩れるかだけがこの戦況を覆せる唯一の光なんですが・・

 

この先の数話、辛い展開が続きますね・・