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【CSM アマゾンズドライバー】仮面ライダーアマゾンズの魅力を語る・・!

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玩具の老舗『バンダイ』が「大人のためのなりきり変身ベルト」と銘打って販売しているシリーズ「COMPLETE SELECTION MODIFICATION」。バンダイの技術の粋を集めたハイクオリティな大人の玩具。

 

p-bandai.jp

 

このCOMPLETE SELECTION MODIFICATIONシリーズの第24弾として『仮面ライダーアマゾンズ』からアマゾンズドライバーの商品化が決定しました(*´▽`*)

 

※Amazon専属運転手ではありません(笑)

 

   

 

商品化を記念し今回は、作品を視聴したてホヤホヤの私が『仮面ライダーアマゾンズ』の魅力を語り尽くします。

 

仮面ライダーアマゾンズ

Amazon Prime Videoオリジナルコンテンツ。『アマゾン』の名を冠していますが、『仮面ライダーアマゾン』と直接的なリンクはありません。アマゾン×Amazonの試みは遊び心があっていいですよね(笑)

 

 

Season1が2016年(全13話)、Season2が2017年(全13話)に配信を開始。劇場版が昨年公開されたばかり。

 

アマゾンズの魅力
  • しっかりとしたアクションシーン
  • ホラー×バイオレンス
  • ライダーでありライダーではない唯一無二の独創性

 

地上波放送ではなく配信コンテンツという事で、かなりエッジの効いた仮面ライダーに仕上がっています。特徴的なのは目を覆いたくなるような残虐なシーンの数々。

 

日曜朝の地上波ライダーとは一線を画しており差別化が図られています。まさに『大人の仮面ライダー』。

 

Season1

製薬会社が秘密裏に製造していた人工生命体『アマゾン』が脱走してしまったことから物語が始まります。この『アマゾン』は人間のたんぱく質を好むため、暴走したアマゾン達は街で人を襲い喰らい始める。

 

そんなアマゾンを駆除するための部隊へ入隊した水澤悠が主人公。自身の出生の秘密と「人は正しく、アマゾンが悪」だとは一概に言えない世界の矛盾に揺れながら、アマゾンの生みの親である鷹山仁と対立し自身の生き方を見出していきます。

 

人を喰らいながらも人間社会に溶け込み種の狭間で揺れるという題材は『東京喰種』に近いものがあります。仮面ライダー版喰種といった感じ。

 

Season1のポイントは『人かアマゾンか』。悠が自身の在り方を見つけるまでの物語。人を食すことを好まないアマゾンの存在に惑い、生み出しておきながら自分たちの都合で『アマゾン=敵』とみなし駆除していく人間のエゴに嫌気がさしていく後半の展開は中々に重い。

 

悠と真逆の立場に位置するのがもう一人の主人公である仁。アマゾンを滅ぼすため後天的にアマゾンとなった彼の行動原理は一貫していて『どんな悪人だろうが人は殺さず、アマゾンであれば問答無用で処理する』。飄々としながらも自分の信念は曲げず退かず突き進む。

 

仁さんが好きすぎて私は髪型を仁仕様にしたぐらいにハマったキャラでした(笑)

 

発売されるアマゾンズドライバーは悠仕様なんだろうけど、私は仁さんが使っていた傷だらけのドライバーが欲しいです( *´艸`)

 

後半にかけて描写がきつくなっていきますが、ターニングポイントは『食人レストラン』かなと。インパクトの強い回です・・

 

 

 

Season2

1期最終話で行われたアマゾン掃討作戦(トラロック)から5年後、千翼という新たな主人公を据え物語を展開。悠と同じようにアマゾンを駆除する部隊に所属する千翼だが、その行動原理は死を迎えながらもアマゾンとして生かされ続けるイユを守ること。

 

イユを殺そうと千翼の前に現れる悠、自分を殺そうと襲い掛かる仁、2人のライダーに追われながら生き抜く2人の物語。

 

『感染』によって人が後天的にアマゾン化するようになったのがSeason2の特徴。アマゾン達による復讐もあり1期に比べよりホラー要素が増してます。そして、感染によってアマゾン化するということは身近な人を殺さなければいけないという展開にもなるわけで・・

 

前作キャラの登場はやはりテンションが上がる。1期に比べショッキングな映像が多く耐性がない人は結構きついかと。歯医者さんの回とかイユの過去とか・・ね。

 

街にはびこるアマゾンが人を襲うシーンがいい意味でチープかつ昭和臭いのも特徴かな。そして後半はシリアスで報われない展開へ加速していくのでそのギャップがすごい。

 

悠役の藤田富くんがよりカッコよくなってるし、アマゾンズドライバーのアップデートでアマゾンオメガの姿も洗練されています。

 

Season2を観終わると仁さんの株が一気に下がりますが(笑)、仁役の谷口賢志さんはより好きになります。演技がほんとに素晴らしい。

 

『愛する者を愛を信じて殺せるか(喰霊 零)』、『最後の一撃は、せつない(ワンダと巨像)』のキャッチコピーがピッタリなSeason2。

 

種の狭間に揺れながらも前を向いていく力強い悠の姿が印象的だった1期に対し、やるせなく報われない最後にテンション下がるのが2期です(笑)

 

 

仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判

この劇場版をもって『仮面ライダーアマゾンズ』は完結。アマゾンは『狩る』から『食う』へシフト。

 

「アマゾン畜産計画」を掲げ、人間はアマゾンに食べられる側から食う側に回る。

 

食用に育てられたアマゾン達と出会った悠はこの狂った計画を阻止するために行動を起こすが、立ちはだかるのは計画に加担する仮面ライダーネオアルファ。そしてアマゾンの排除を掲げる鷹山仁。

 

悠と仁の最期の死闘が繰り広げられます。

 

これまでと一気に毛色が変わったなあ・・というのが観終わった後の印象。最初から主人公2人を追ってきたものとしては、最後の死闘を前にお互いが大切にしてきた『モノ』を捨て去ってしまう展開が受け入れがたかったなあ( ;∀;)

 

 

 

まとめ

というわけで、今回は『仮面ライダーアマゾンズ』についてその魅力を紐解いていきました。Amazonのプライム会員であればすぐに観られます。

 

日曜朝のライダーとは一味違う『大人の仮面ライダー』に出会いたければ、観るべし・・!「お前は誰だ」その答えを求め葛藤し成長する悠の姿、たどり着いた答えをその目で・・