雷の剣士、本領発揮!
累の兄
累の母を倒した炭治郎と伊之助。一方、一人ぼっちで那田蜘蛛山を彷徨う善逸の前に現れたのは累の兄。
自身が発する『毒』で人間を蜘蛛へと変えてしまう恐ろしい血鬼術の持ち主。そしてなんと善逸は彼と遭遇した時点で、道中ですでに毒に感染していたという衝撃の展開。
毒系の能力者は如何に相手に気付かれずに感染させるかが勝利のカギ、善逸は知らぬ間に相手の術中にハマっていました・・(´Д`)
累の兄が使役する人面蜘蛛、どっかで見たことあるようなディティール・・。某ト〇ストーリーのシドが改造していたおもちゃの中にこんなんいたような(笑)
累の兄も人面蜘蛛で見た目がかなり気持ち悪いです。既出の鬼の中でも一、二を争うキモさ。そんな累の兄の声優は森久保祥太郎さん。一話使い切りに近いほんとのちょい役なのにええ声優さん使いすぎだよ、ほんと・・。
累の母は『糸』で、累の兄は『毒』で人を操るスタイル。糸は断ち切れば終わりだけど毒は回ってしまうと不可逆な蜘蛛への変化が起きてしまう分タチが悪いですね。
善逸と師匠
毒により蜘蛛へ変化するタイムリミットが迫る善逸。恐怖のあまり失神・・。
ここで善逸の回想。
修行時代の師匠とのやり取りが描かれてます。
「泣いていい、逃げてもいい、でも諦めるな」
善逸を見捨てず諦めなかった師匠の言葉だからこそ、より説得力がありますね。善逸は良い師と巡り合えたようです。師からもらった力を人のために役立てたいと思うようになった善逸も素晴らしい心がけ。いい師弟関係!
師の他に回想で登場したのが、兄弟子。細谷佳正さんを起用しているあたり嫌味を言うだけのただのちょい役に留まらないはず・・!師匠の声優も千葉繁さんと大御所だし、善逸の過去関連もしくは善逸の交友関係を中心にしたエピソードを描く予定があるっぽいね。
ひとつのことを極め抜け
失神がトリガーとなり、またしても人格が入れ替わったかのように戦闘モードになった善逸。
(雷に打たれ髪の色が変わるほどの体験をした事と因果関係はある・・?)
空中で敵の攻撃をかわすなど動きが明らかに今までと違います(笑)
累の兄の猛攻を交わしながら放ったのが、
雷の呼吸・壱ノ型『霹靂一閃・六連』
全部で六つの型がある『雷の呼吸』の中で善逸が扱えるのは壱ノ型のみ。しかし、一つの技を極め抜いたことでこのような発展型に応用できたということ。
見事、累の兄を討った善逸ですが蜘蛛化の毒に侵されたままで危険な状態・・。飛び去って行ったチュン太郎だけが頼り・・!?
そして、炭治郎たちは累の父と対峙!
まとめ
うるさいだけじゃなくしっかりとカッコイイ姿が描かれた我妻善逸のメイン回。しっかりと1話を使い過去を掘り下げ、「善逸」というキャラクターの見えなかった面が明らかに。
自己肯定感が低い善逸を諦めず鍛え育て上げた師匠と、その師匠の期待に応えるべく戦い人の役に立とうと奮闘する善逸。2人の関係性に涙が出そうになった。
自分を信頼してくれた師匠への想いを胸に放った霹靂一閃、見事にかっこよく演出されていて今までのナンバーワン戦闘シーンじゃないかな。
炭治郎の『水の呼吸』はどちらかというと洗練された表現だが、善逸の『雷の呼吸』は激しくて速い。まさしく疾風迅雷。かっこよくてアニメ映えする力ですね。
・・と、控えめに言って神回だった最後の締めが『キメツ学園』かよ(笑)。しれっと真菰やしのぶが登場、朱紗丸の姿もあったしこの先もヤル気だな( *´艸`)
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