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ー Subculture National Highway Route 2 ー

【彼方のアストラ】第9話『REVELATION』感想 カナタ達はクローンだった!B5班を襲った3つの衝撃・・

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クローン・婚約・アストラ・・

B5班を襲う衝撃の数々・・!

   

今週もオープニングとエンディングは流れず。

ほとんど聞いてねえなぁ(笑)

 

醜悪なる親たちの計画

キトリーとフニシアの遺伝子が完全に一致し同一人物であることが判明。それはすなわちクローンであるという事を示しており・・

 

ここで建てられた仮説は、B5班のメンバーが各々の親のクローンであるという信じがたいもの。信じがたいが、研究者や医者など要人ばかりであながちやれてしまえそうなメンツが揃う親たちだけに限りなく真実(に近いが、現状確認のしようがない仮説)としてカナタ達は受け入れる事に。

 

一方、大人達の会談によってカナタ達が何故宇宙空間で殺されかけたのかが判明。ザックが建てた仮説通りで、親たちは自分の器としてクローンを生成し子供を育てていました。そしてザックの父が提唱する『記憶移植』を使い器へ自分の意識を移す事で『若返り』を画策。クソ親過ぎて反吐が出ますね・・

 

SFものではある意味王道ともいえる展開の一つですが、とはいえ胸糞が悪い。しかも、この親たちが醜いのは禁止されているクローンの生成が『ゲノム管理法』によって明るみになる事を避けるために証拠隠滅(カナタ達を宇宙空間で消す)しようとした点。

 

爽やかな宇宙旅行の裏ではこんな悪魔のような計画が蠢いていたなんて・・。そんな醜い親たちの中で一人だけ普通の主婦って感じのアリエス母は明らかにこの悪魔的計画の蚊帳の外なんだけど、ということはアリエスだけはクローンではないという事か?

 

B5班という名の家族

「自分たちが親のクローンだった」

 

受け入れがたい事実に暗い雰囲気に包まれたアストラ号内部でしたが、それぞれ事実と向き合い、カナタのフォローもありながらも自分をしっかりと持ちやがて前向きに。

 

『家族』という一番身近なコミュニティの信頼関係を壊された中で、カナタが沈むメンバーに向かって「B5班は家族」と訴えたシーンは主人公力高くて◎

 

親からもらった愛情を疑わず「感情までは誤魔化せない」と母への信頼が揺るがなかったアリエスの強さには惚れ惚れしたなぁ。この親子だけはほんとに一般的な仲睦まじい家族って感じだもんなぁ。母とアリエスが似ていない点や意味ありげなオッドアイ、高い記憶能力など彼女自身いまだに謎に包まれている部分が多く、終盤にもうひと波乱起こりそうですね。

 

ザックとキトリーの婚約

クローンであるという事実に沈みかけた船内でしたが、ここでザックとキトリーが周囲に婚約を発表!雰囲気が一気に晴れ、ザックのスーパーのろけタイムにカナタをはじめ他のメンバーは足腰立たないぐらいにダメージを受ける(笑)。ザック以外全員赤面してるからねえ( *´艸`)

 

真っすぐ想いを伝えるザックさんかっけー。

 

真面目な顔してふざけるザックは、『SKET DANCE』のスイッチを彷彿とさせるね。(ちなみにスイッチとザック父の声優は同一人物で、杉田智和さんが担当)

 

暗かった雰囲気が一変しザックとキトリーの祝福ムードに包まれ、最終目的地である『青い星』が見えてきたことで歓喜に湧く船内。

 

しかし、ポリ姉だけは地球に似て非なる『青い星』に違和感を抱く。そんな彼女に対しカナタが言い放つ。故郷は『地球』ではなく『アストラ』であると。

 

 

まとめ

謎に包まれていたB5班が集められ殺されかけた理由が明らかになりました。大人たちの都合により作られ生まれ育てられ捨てられた悲しすぎる真実・・。

 

しかし、彼らはめげず『自分』になるためアストラへ生還しクローン計画を世間へ公表する事で大人達への復讐を果たそうと立ち直りました。逞しいなぁ。 

 

暗い話から一転、ザックとキトリーのやり取りにニヤニヤしいつもの作品の雰囲気に戻ったに思えた矢先・・最後に爆弾投下。まるでジェットコースターのように目まぐるしく動く展開。感情がついてかない・・!(笑)

 

ポリ姉の主張とカナタの主張の食い違い。『地球』『アストラ』、2つの星の存在が意味するところは・・?

 

一つ謎が明らかになるも、また一つ謎が投げかけられまだまだ先の展開から目が離せません。時間が過ぎるのがあっという間だった濃密すぎる30分でした。相変わらず面白いし最後の引きがエグイ。先が早く観たい(*´▽`*)

 

 

 

 

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