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【彼方のアストラ】第10話『CULPRIT』感想 第5の惑星「ガルム」上陸!明らかになった刺客の正体・・

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第三次世界大戦と惑星移住計画

   

アストラ人が語る歴史

『青い星』は「アストラ」だと主張するカナタ達と「地球」だと主張するポリ姉。母星を巡って食い違う双方の主張。

 

アストラ人と地球人の間で出来てしまった溝を埋めるため、お互いが学んだ人類の歩んできた『歴史』について振り返る。

 

アリエスが語る歴史は、ポリ姉が知る地球の歴史と途中までは全く同じ。しかし地球では起こり得なかった『第三次世界大戦』がアストラでは起きていた。

 

地球人が語る歴史

ポリ姉が語る地球の歴史は、2057年に隕石衝突が起こると予測された世界。人類はその予測を基に『惑星移住計画』を立て、その移住先を探索するというミッションを託されたのがポリ姉が乗っていた宇宙船でした。

 

アリエスが語る地球とは異なる歴史と移住計画、移住に使うはずだったワームホール、そのワームホールにのまれ始まったカナタ達の宇宙漂流・・

 

全ての点と点がつながり線となってポリ姉が導き出した結論は、『地球人の移住先がアストラ』であるということ。

 

カナタ達が最初に放り出された宇宙空間、その近くにあった氷の惑星こそがかつての『地球』であり、彼らは『地球』から『アストラ』へ航行をしていたのでした。

 

母星が異なる点に関しては解決しましたが、今は地球人がアストラへ移住したとされる時期から6年しかたっていない2063年。この短い間で今のアストラまで発展させられるとは到底考えにくく疑問が残る上に、大人たちがカナタ達子供世代へニセの歴史を刷り込んでいた点がまだはっきりせず全ての謎が明かされたわけではありませんでした。

 

ガルム上陸

第5の惑星「ガルム」へたどり着いた一行。5回目ともなると惑星到着後の役割分担とその振り分けもスムーズです(笑)

 

ここまで何もアクションを起こしてこなかった刺客、刺客を突き止めようとしない船内の様子から『アストラ』到着までこのまま仲間同士の絆にヒビが入るような事態が起こらないよう願うカナタだったが、その願いもむなしく刺客が操作するワームホールが出現。

 

カナタはなんとか危機を脱したものの、刺客が「アストラへ到着する前にガルムでB5班を始末する」のが狙いだと察し犯人を突き止める事に。

 

刺客の正体

最初にマクパでワームホールにのまれた時、最後までのまれずにいた人物こそが刺客であると突き止めたカナタは、アリエスの記憶能力によってその正体を突き止める。

 

刺客の正体は・・

 

シャルス・・!

 

カナタたちの策によって追いつめられたシャルスは刺客である事、そしてカナタ達が旅の途中で突き止めた『クローン計画』についても認めた。

 

自らの命もろともB5班を抹殺する使命を帯びていたシャルス。彼自身もクローンであった。オリジナルはなんと王政地区の王・・!

 

まとめ

先週のクローン計画の全容解明に続き、今週も怒涛の伏線回収!起承転結の『結』にあたる部分にさしかかり様々な謎が次々と解明され加速度的に面白くなってます!

 

食い違うカナタとポリ姉の『母星』のシーン、地球人であるポリ姉側が異質であるかのような描写には背筋がゾッとしました。

 

そして、ここまで紆余曲折ありながらも仲間とともに進んできた旅路に大きな衝撃が・・。時に泣き時に笑いあった温かい船内にずっと内包してきた『刺客』、その正体の開示。一番怪しかったのはシャルスだったし明かされた正体にそこまで驚きは無かったけど、視ている私もアリエス達と同じ気持ちでした。『刺客』ではないと否定してほしかったなぁ・・

 

 

 

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