サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

【彼方のアストラ】第12話(最終話)『FRIEND-SHIP』感想 B5班がついにアストラへ帰還!旅はまだまだ続く!!

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かけがえのない友との船旅は続く

 

   

シャルスの選択

カナタの身を呈した訴えに心動かされたシャルスは、王のクローンとしてではなくこれからは『自分』として生きていく事を選択。

 

シャルスとして、改めてB5班の仲間となりアストラを共に目指す事を決意。

 

緊迫した展開のあと、驚くほど和やかに事態が解決できるのはこの作品らしいですね。

 

アストラの真実

シャルスから語られたアストラにまつわる秘密。途中までは以前ポリ姉が話していた移住計画をなぞりつつ、シャルスが今回明かしたのは移住した後の話。

 

武器と宗教を捨て、国という概念すらなくしたアストラ。移住を可能にした人工ワームホールというテクノロジーを封印するために歴史を改竄。100年サバを読んでいました。

 

なので、カナタたちとポリ姉の溝は12年かと思いきや112年。ポリ姉は140歳となりました(笑)

 

アストラへ帰還

超高速航行でアストラを目指すB5班。オリジナルたちの動きも気になる一同は、今置かれている状況の全てをアリエスの母へ伝える。

 

通信が可能となった段階でメールを送り、アリエスの母から警察へ真実が伝わりオリジナルたちは違法クローン製造の罪で捕まることに。

 

オリジナルたちの脅威がなくなり、カナタたちB5班は無事にアストラへ帰還。

 

146日の長きに渡る宇宙サバイバルは終わりを告げました。

 

エピローグ ~7年後~

ウルガーは兄の意志を継ぎジャーナリストに、ポリ姉は教師、フニは高校生になりますますキトリーに似てきました(´∀`)

 

ルカとキトリー、アリエスは歌手となったユンファのコンサートへ。

 

アリエスはカナタとの婚約が決まったようで。ちなみにカナタは結婚の挨拶を、アリエス(王女のクローン)と血縁上は親子のシャルス(王のクローン)にしたんだとか(笑)。

 

シャルスは帰還後すぐに王へ即位。モデルのキトリーよりも人気があるのはさすがといったところか( ´ ▽ ` )

 

そのカナタはザックを連れアストラ号で再び宇宙へ旅立ちます。右腕となったシャルスも一緒に!

 

総括

B5班の長きに渡る旅路がついに完結。この手の密室サバイバルでは人間関係がギスギスしていく展開を描く作品が多いですが、B5班のキャラたちは誰も嫌味がなく最後まで仲の良い姿を見せてくれていて気持ちが良かった。

 

自己中心的な考えでクローンを生み出したオリジナルとは180度違う人格が形成されており、遺伝子が人をつくるのではないのだとひしひしと感じましたね。

 

尺も絶妙、最後まで楽しめた作品でした。

 

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