クール終わりの恒例イベント(*´▽`*)
2019年夏クールのアニメを振り返ります。
【夏アニメ視聴前&序盤振り返り記事】
【2019年夏のオススメアニソン記事】
- からかい上手の高木さん2【〇】
- ありふれた職業で世界最強【×】
- 可愛ければ変態でも好きになってくれますか?【〇】
- 手品先輩【〇】
- ソウナンですか?【〇】
- 彼方のアストラ【◎】
- ダンベル何キロ持てる?【◎】
- 女子高生の無駄づかい【◎】
- Dr.STONE【◎】
- 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?【△】
- とある科学の一方通行【△】
- グランベルム【◎】
- 荒ぶる季節の乙女どもよ【〇】
- 炎炎ノ消防隊【◎】
- 鬼滅の刃【◎】
- MIX【◎】
- ロードエルメロイⅡ世の事件簿【〇】
この中から特に面白かった作品ベスト5を決めたいと思います。5位は同率で4作品横一線かなぁという感じなので8作品選出としました。
2019年夏アニメランキング
第5位-①:女子高生の無駄づかい
規格外の女子高生たち
個性豊かすぎるキャラ達が織りなす爆笑必死のコメディ。『ダンベル何キロ持てる?』に食われてしまったが故にインパクトが薄くなってしまっているが、キャラクターの掛け合いだけならこちらの方が上。
戸松遥さん・豊崎愛生さんのスフィア組の演技力が高く存分にその魅力が発揮されていた印象。それがオープニング曲でいかんなく発揮されています。
まさに声優の無駄づかい(笑)
第5位-②:Dr.STONE
科学で世界の頂点へのし上がる
週刊少年ジャンプで大好評連載中の本作。全人類が石化し3000年以上経過した世界を描くありそうでなかった異色の設定。異世界に転生していないが、持てる旧時代の知識を使う展開はジャンプのなろう系とも評される。
先の読めない展開と、力ではなく科学に精通した知識で世界を切り開く唯一無二のスタイルが魅力的。後半クールにも期待(*´▽`*)
第5位-③:MIX
伝説の30年後がアニメ化
あだち充先生の野球漫画は鉄板ですね。名作『タッチ』の30年後を描く本作は、アニメ化にあたりナレーションに南役の日髙のり子さんを起用、西村勇役に中尾隆聖さんを続投させるなどタッチファンを喜ばせる配役を展開。
タッチでは描けなかった『兄弟バッテリーで甲子園』という独自路線を走りつつ、タッチを彷彿とさせる展開や演出にはニヤリとさせられます。梶裕貴&内田真礼というキャスティングも話題(?)に・・
あだち充作品の醍醐味ともいえる『独特の間』と『メタ』はMIXでも健在。漫才もそうだけど『間』を巧く使えるようになるには経験が必要、さすが大ベテランと言わざるを得ない『空白』の使い方です。
終わり方は打ち切りみたいで唐突で残念でしたが、続編制作に期待!
第5位-④:炎炎ノ消防隊
悪魔でヒーローの熱き物語
ソウルイーターで人気を博した大久保篤先生が描くダークファンタジー。独特の世界観でヒーローを描いています。作画・演出・展開がとにかく熱い!
第5特殊消防隊編以降はスピーディーというよりは拙速ではないかなと感じる部分がありますが、そこは熱さでカバー。消防隊内部以外の敵の出現により新展開を見せる後半パートにも期待したいですね。
第4位:グランベルム
唯一無二の魔法×ロボもの
戦いが激化してから評価が一変した作品。序盤の退屈な展開からは想像もしなかった中盤以降の怒涛の展開。
ブレずにアンナを最後までヒールとして徹底的に描いたことでこの作品への見方が変わった視聴者は多いはず。水晶もそうだがヒールヒロインを描くのがうますぎる。そして、中盤は日笠陽子劇場・終盤は悠木碧劇場と呼べるほどの圧倒的演技力。
アルマノクスの戦闘描写も素晴らしく、キャラクターたちの魅力も存分に発揮されており、度肝を抜くような展開とひきつけて離さない仕掛けと話題になる演出、オリジナル作品としては大成功ではないかなと。エンディングも安易なハッピーエンドではなく余韻を残したトゥルーエンドといった感じで作品の世界観を壊さない配慮も観られ好感が持てます。
随所に見られるパロディやオマージュにもニヤリとさせられますね。最終回はシロッコすぎて笑えました。まさか令和であのスイカバーが拝めるとは(笑)
次回予告の飛田展男さんのナレーションもシュールでいい味出してましたねぇ。
第3位:彼方のアストラ
自分になるための宇宙漂流記
『この漫画がすごい大賞』を受賞した本作の評価は折り紙付き。あえて固くガチガチにしたSFものではなく、ライトに楽しめる宇宙漂流ものにしたことで気軽に楽しめる仕様にしています。
誰が漂流の原因を作ったのか?ゆらぐ世界観と『自分』、多くの謎を段階を経て解き明かしつつも主人公たちの成長と絆を重点的に描き、B5班は誰一人かけることなく終幕し実に少年誌らしい結末。
作者お得意のコメディがいいアクセントになって重い展開を中和するとともに、前作『SKET DANCE』でも発揮されていた伏線の張り方と回収の仕方が相変わらず秀逸。
もっと展開もキャラも掘り下げて2クールにしてしまうと中だるみする可能性もあったし、そういう意味では尺も絶妙で素晴らしい作品でした。このクオリティの作品がこの位置に甘んじているほど2019年夏クールのレベルは高い。
第2位:ダンベル何キロ持てる?
夏クール最強のインパクト
2019年夏のダークホース。始まる前は一ミリも期待してませんでした(笑)。初回のオープニングを見た瞬間にもう作品の虜に。
インパクトが先行しがちですが、コメディとしても出来がいいしキャラが立っているのはもちろん、都度都度紹介されるトレーニングが普通にためになる。
面白いかつ実用的という非の打ち所がない作品でした。そして、玄田哲章さんの配役が絶妙すぎる・・(笑)
第1位:鬼滅の刃
鬼と共に戦う、悪鬼滅殺の刃
作画・演出・音楽・展開・雰囲気、全てにおいてハイクオリティ。たった26話とは思えないほどの濃さでした。豪華声優を起用しまくるも展開がスピーディーすぎてそのほとんどが1、2話でお役御免・・(笑)。まさに声優の無駄づかい。
第19話『ヒノカミ神楽』で披露した圧巻の戦闘シーンは2019年のアニメを語る上では欠かせないシーンだと思います。充実した制作陣をみれば面白いのが約束された勝利の作品ともいえ、「面白くて当たり前、意外性はない」ともいえるがそのハードルを易々と超えてきたのがアニメ『鬼滅の刃』でした。
総括
2019年夏アニメは完走出来た作品が多く、面白さのばらつきが少なく最後まで高いレベルで保たれていた印象。ランキングした作品では『鬼滅の刃』・『彼方のアストラ』が頭1つほど抜けてたけど、後はもうほぼ横一線で好みかなと。真正面から性と恋愛を描いた『荒ぶる季節の乙女どもよ。』も挑戦的で好きでした。
2019年夏クールは特にコメディ作品の面白さが特徴的で、下品だけど可愛い『手品先輩』・サバイバル知識がためになる『ソウナンですか?』・クール最強コメディ『女子高生の無駄づかい』・インパクト最強の『ダンベル何キロ持てる?』・異色のラブコメ『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』などそれぞれに特色があるのでコメディ過多でも観ていて飽きなかった。
一番面白かったのは『鬼滅の刃』、一番笑ったのは『女子高生の無駄づかい』、一番熱かったのは『炎炎ノ消防隊』、一番印象的だったのは『ダンベル何キロ持てる?』、一番人にオススメしたいのは『彼方のアストラ』でした。
ここから先はおまけコーナーです。
2019年夏のアニソンランキング
第3位:インフェルノ/ Mrs.GREEN APPLE
『炎炎ノ消防隊 OP』
爽やかな曲調が多いMrs.GREEN APPLEですが、この楽曲は『炎炎ノ消防隊』に合わせたかのように熱く疾走感のある曲。
戦闘シーン満載のオープニング映像と絶妙にマッチしてます。
第2位:紅蓮華 / LiSA
『鬼滅の刃 OP』
2クールに渡り鬼滅のオープニングを飾った楽曲。展開が進めば進むほどに作品とリンクしていく歌詞も素晴らしいですが、サビでの盛り上がり方はクールナンバーワン。
1クールでアニメの主題歌は変わることが多い中で2クール立て続けで起用され続けたというのも印象的。
第1位:お願いマッスル
初めて聞いた時点で1位は確定してました(笑)。キャッチーかつインパクト大、一度聴いたら耳から離れない世間を驚かせた話題の一曲。
まさにアニソン!
延々とリピートできる中毒性がたまりません。
2019年夏の嫁キャラランキング
ベスト3に絞り切れなかったので四天王という形にしました。
第4位:アリエス(彼方のアストラ)
ほんわか天真爛漫に見えて実は芯が強く、キャプテンであるカナタを常に傍らで支え続けた頼れる一面が素晴らしい。
第3位:小川杠(Dr.STONE)
艶めかしい作画とちょっと扇情的な石器時代衣装がたまらない杠がランクイン。「ワオ!」が口癖なちょっとうざそうな面は目をつむる(笑)。多分女子に嫌われるタイプの女子だろうなぁ(´Д`)
第2位:朱鷺原紗雪(変好き)
黒髪ロングの巨乳でドМ、そして竹達彩奈ボイスとくれば好きにならない理由がない。こんなん役満ですよ(*´▽`*)
私が主人公の慧輝だったなら紗雪先輩一択なんで物語が展開しません(笑)
第1位:先輩(手品先輩)
下品だけどバカ可愛い。先輩なのになんだか放っておけない危うさもある。ついつい世話を焼きたくなるような女の子。
お世話になりました・・

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2019年夏の声優ランキング
女性の方は、話題になる事が度々あるほど熱のこもった演技をされた方が多く選びきれず。男性の方は好きなキャラでありその演技姿勢を含め選びました。
女性声優編
まず、圧倒的な演技力を披露していたのが日笠陽子さんと悠木碧さん。ともにグランベルムでヒール役を演じていました。お二人の熱のこもった演技なくしてはキャラは立たず作品も話題になる事はなかったかもしれません。
演技の幅が印象的だったのは戸松遥さん。ヲタ(女子高生の無駄づかい)では少し低めの声でツッコミを担当、十条(荒ぶる季節の乙女どもよ。)ではお得意のギャルを演じており同一クールで全く声音もキャラも違う2人を担当されていて印象的でした。
担当キャラ数の多さが印象的だったのは上田麗奈さん。上田さんはグレイ(ロードエルメロイ)・ルリ(Dr.STONE)・カナヲ(鬼滅の刃)・琥珀(女子無駄)など主役級ばかり。
印象的なのは先輩(手品先輩)と瑞葉(変好き)のクセ強キャラを2人も演じていた本渡楓さん。戸松遥さん同様に声音が異なる2キャラを巧く演じておられました。
そして、新人ながら歌も演技も頑張ったファイルーズあいちゃん!普通にツッコミ適正高いし、なにより声質が大谷育江さんっぽくて・・これは良い武器になるで!これからの活躍が楽しみなお方です(*´▽`*)
男性声優編
カナタ(彼方のアストラ)を演じておられた細谷佳正さんが2019年夏クールの最優秀男性声優賞かなと。演技のためにアストラのネタバレを最小限にとどめ先の展開をあえて耳に入れないなど徹底して作品と、キャラと向き合う姿勢が◎
次点で千空(Dr.STONE)やアーサー(炎炎ノ消防隊)など多くのキャラを演じ今ノリに乗ってる小林裕介さん、街雄さん(ダンベル何キロ持てる?)のインパクトがすごかった石川界人さんのお2人。自身も筋トレが好きという事で『筋肉キャスティング』では?との噂も・・(笑)
以上、おまけコーナーでした。
【春クールの振り返り】
【上半期の振り返り】
【秋(来期)の注目作品】