【2019年秋アニメ】『BEASTARS ビースターズ』・『星合の空』第1話感想

話題作のアニメ化と期待のオリジナル作品

第1話

肉食獣と草食獣が共生する社会。全寮制のチェーリトン学園で草食獣が肉食獣に食い殺される『食殺』が発生。

事件をきっかけに肉食獣と草食獣の対立が表出。そんな中、主人公のレゴシ（オオカミ）は一人の女子（というかメス）と出会う。ウサギのハル。レゴシの胸の高鳴りはメスへの恋なのか、はたまた捕食の衝動か・・

擬人化した動物たちが種族も食物連鎖の上下関係も関係なく共生するという独特の世界観の中起こった『食殺』。推理モノのテイストもありつつ、恋愛やいじめなどすごく人間臭い内容を肉食獣と草食獣という食う食われるの関係のキャラ達が展開しているのはシュールですね。

擬人化動物で描写してますが、まんま人間社会にも当てはめれそうな内容でもありますし、メッセージ性の強い作品になる可能性を秘めています。同じ草食動物同士ですらいじめが横行してるのは胸が痛いね・・

勝手な偏見だけど、肉食獣女子はからっとしてて、草食獣女子はすげー陰湿ないじめをしてきそうなイメージ(笑)

第1話

弱小男子ソフトテニス部に廃部の危機が迫る。夏の大会で一勝でもすれば廃部は免れるという条件を達成すべく部長の柊真は、転校してきたばかりの眞己の勧誘に乗り出す・・

原作・脚本・監督は赤根和樹氏。王道の青春部活モノ・・っぽく見えるが登場人物に影のあるキャラが多いね(笑)

眞己が柊真の熱烈な勧誘を受けその気になり始めたところで、その一歩を砕くようにロクデナシの父が襲来。絵柄や設定は爽やかの皮をかぶってはいるものの、家庭環境や親子関係に一癖も二癖もありそう。

眞己と父、柊真と母、『親子関係』がこの作品の軸のなのかもしれません。

【2019年秋アニメ記事】

サブカル国道二号線