時を超えて届く先駆者たちの声
※この記事は作品のネタバレを含みます
ルリが口にした百物語其の十四。スピーカーが出てくるこの話に百夜からのメッセージが隠されていることに気づいた千空は先駆者たちの墓標へ向かう！
- 百夜が遺したメッセージ
- 時を超えて再生される肉声
- エンタメを通して知る科学の凄さ
スピーカーという名の蜂・・！？
完成したケータイ。
しかし一台しかないので・・
当然通信できません(笑)
もう一台の作製は置いといて・・
完成したケータイの動作確認。遠くから音が届く事に驚く村人たち。ルリがおもわずこぼした「スピーカーみたい」という発言から、百物語の中にスピーカーが出てくる話があることを知った千空。
「スピーカーという蜂が墓石に針を刺せば死者の声が聴ける」
百物語其の十四のこの内容を、百夜から自分へのメッセージと解釈した千空は百夜のお墓へ向かいます。
先駆者たちのレコード
百夜の墓石を破壊し、中から出てきたのはガラス。百夜はガラスを加工しレコードにしていました。
百夜の意図をくみ取った千空はレコードを再生するためプレーヤーを作成。3000年の時を超えて先駆者の肉声が聴けるとあって、再生の瞬間には村人たちがめっちゃ集まってます(笑)
ストーンワールドに響く音楽
時を超えて石神村に届く百夜の声。
隠されたレコードを見つけたのも、レコードを再生できる技術力も千空にしかできないと信じて千空に語り掛ける百夜の肉声が再生された瞬間は観ていてこみあげるものがありました。熱いなぁ。
百夜がレコードで伝えたかったのは、千空へのねぎらいでもなく自身の置かれた状況を語るでもない。伝えたかったのは音楽。
リリアンの歌声でした。
初めて音楽に触れた石神村の人々。彼女の歌声に魅了されエンターテイメントの素晴らしさに目覚めます。そしてこのエンターテイメントが科学によって成長してきた事、多様な人がいるからこそエンターテイメントは発展していく事を知った村人たちは全人類の石化解除という千空の目的を共有する事に。
まとめ
1期最終回。全24話唆られっぱなしでした。これだけ面白いのですから2期制作決定は当然の流れですよね(*´▽｀*)
司帝国との全面戦争前のいわゆる箸休め回。ですが、百夜の声が届いた瞬間こみあげてくる熱いものがありました。ただレコードを聴いただけの回なのですが、そこにたどり着く過程を描くのが上手いんですよねえこの作品。村人たちと同じように視聴している側も司帝国との戦いに向けて煽って高めて・・ここで終幕。
いいですね、すごくちゃんとしてる！！これ以上ない完璧な落とし所で一期を締めたと思います。とにかく早く続きが見たいね！
スタッフの方々、2クールに渡る制作お疲れさまでした。
続編楽しみに待っています。
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