第三章『曲がる世界』
※この記事は作品のネタバレを含みます
『最悪』から数日が経過。仲間を失い喪失感に身を焦がす正崎。新域では着々と自殺法の準備が進められ、新域に続き外国でも自殺法を導入する都市が出現・・。
- 絶望に押しつぶされる正崎
- 自殺法の伝播
- カギはアメリカの大統領!?
絶望に身を焦がす正崎
冒頭はバーで酒を煽る正崎。
亡くしてきた今までの仲間の幻影に囲まれワイワイとした雰囲気だが、真実は正崎一人ってのが・・。幻影が消えて一人になった瞬間の寂しさったら・・。
『最悪』のあとの新域の動向を、九字院や文緒に喋らせてます。
文雄くん久しぶりやね・・(;・∀・)
新域域議選挙、焦点が『自殺法』だったこの選挙の結果は否定派と肯定派が同数。新域では自殺法の窓口を設置したり、自殺薬が大々的に登場したりと着々と『自殺法』が浸透しています。
『最悪』については、集団自殺と処理され瀬黒の件のみ殺人と認定。しかし、捜査員の集団自殺という不祥事を明かしたくない警察は事件そのものを隠ぺい。当然、瀬黒の殺人については大々的な捜査もされず・・
絶望に苛まれる正崎は待ちゆく人全員が曲世愛に見えるほどに、彼女の毒気にあてられもうボロボロ・・。
まさに「正崎のライフは0よ!」状態。
気が付けばビルの屋上に立って自殺しようとしているぐらい。あれだけ『自殺法』を否定していた正崎が衝動的な自殺に身を投じようとしている・・。彼がそれほどまでに追い込まれていることを示唆した場面でした。
正崎、謹慎中
謹慎中の正崎。
ここまで全く家庭での描写がありませんでしたが、謹慎によって時間が出来たことでようやく家族と過ごせるようになりました。
こんな和やかなシーン今までなかったから新鮮やね・・。
奥さんと息子とお弁当を食べてるシーンは見てられねぇ・・(;・∀・)
あんなことがあったあとなのに、奥さんと息子のお買い物に付いていかず呑気に洗濯物を干している正崎さん危機感なさすぎませんか(笑)
そして・・謹慎中の正崎のもとを訪ねてきたFBI捜査官。何故FBI捜査官がやってきたのかというとそれは『自殺法の伝播』によるものでした・・
染まる世界
新域で立ち上がった『自殺法』。
選挙を経て着実に進み始めたこの法律を、外国の都市も導入し始めました。
カナダやフランス、そしてアメリカ合衆国までも・・
日本の一都市から世界を巻き込み始めた『自殺法』。そんな未知の法律に対し「分からない、だから勉強する。考え始めた。」と真正面から自殺について取り組み始めたのがアメリカ合衆国の大統領。
まとめ
一か月以上の間が空き、焦らしに焦らされやっと配信された第8話。
第三章の開幕。
インパクトのあった『最悪』の後ということでどうあっても物足りない話になることは予想してましたが・・、曲世愛が出てこないとどうしても退屈に感じてしまいますね。
話自体は大きな動きが無く、後半パートは初登場の外人キャラ同士のやり取りばかりでしたしね・・(;・∀・)
日本から国境を超えて外国にまで波及した『自殺法』、FBIとの連携など今までにない展開が今後は見られそうです。
・・次回の配信はいつになるんだろうか?
このまま週一配信で冬クールもやるのかな?
【前回の記事】