魔性、世界に拡散
※この記事は作品のネタバレを含みます
自殺法を導入する自治体が増え世界で4都市にまで及んだ。自殺法の是非について考え始めたアメリカ大統領のアレックス。協力者として彼の前に姿を現したのはFBI捜査官となった正崎だった・・！
- 世界に拡がる自殺法
- 正崎、FBI捜査官になる
- ハートフォードで魔性と邂逅
自殺法の拡散
「考える」これがほとんどの物事を巧く乗り越えてきたコツと言い切るのはアメリカの大統領であるアレックス。
穏やかな人柄と物腰でありながら洞察力は鋭く、アメリカ国内でいち早く自殺法を導入したハートフォードの市長には否定も肯定も示さないまま、武力というカードを交渉で切る強気な一面も・・。
同じく国内で自殺法が導入されたフランス。その大統領ギュスターヴはアレックスと打って変わって豪胆なやり方。自殺法への対処は慎重を期すアメリカと違い、一過性の流行と認識しそのように対処する事で民衆にもそのイメージを植え付ける。
自殺というテーマを巡る問題を流行と一笑に付す、力業でごり押しするギュスターヴの方がいかにもアメリカって感じなのが皮肉っぽいね(笑)
FBI捜査官：正崎善
『自殺法』という未知の法について考えを巡らせるアレックス。そんな彼の前に現れた協力者というのがFBI特別捜査官となった正崎。
話が世界規模にまで飛躍してちょっとついていけなくなってきたところにやっと正崎が出てきてホッとしました(笑)
早速アメリカで調査を始めた正崎は、アメリカで唯一自殺法を取り入れたハートフォードへ。市長が自殺法を導入した背景には曲世愛が関与していると疑っての行動。
世界を曲げる魔性、再び
市長の行動を洗い出し、とある一本の電話が市長の行動を変えたと絞り出した正崎は、その音声データを入手し再生するのだが・・
そこには紛れもなく人を狂わせる魔性の声が・・。
曲世愛は海を越えてもその魔性を発揮していました！
まとめ
曲世愛が日本を飛び出し世界を股にかけて魔性を使い始めました。姿は見せず声のみで出現した曲世、そのおぞましさを表した演出にはゾクッとしたなぁ・・。
苦汁をなめてきた正崎はFBI捜査官となって一矢報いることが出来るのか、『考える人』アレックスとの連携がカギになればいいのですが・・
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