冬アニメ初回感想詰め合わせ第1弾
秋からの継続組の視聴と感想に追われ、やっと落ち着いて新アニメを視聴できました。
この中からどれをレビュー記事にするか・・悩みどころ(;・∀・)
マギアレコード
第1話『やぁやぁ、知ってる?魔法少女のその噂』
9年前に一大ムーブメントを起こし世間を席捲した『まどか☆マギカ』外伝でそのソシャゲを原作とした作品。
スタッフ陣は少し様変わりしたものの、シャフト制作&演出は犬カレーさんでまどマギテイストを大きく変えてくるようなことは無い布陣。というかむしろシャフトのエッジの効いた文字を使った演出(まどマギよりも物語シリーズチックな感じ)が過剰になっているぐらいで、いい意味でシャフトらしさが出てた初回でした。
まどマギを見ていたら『魔法少女』なんてロクなものではないことが視聴者は分かっているので、初回から出た『魔法少女の救い』というワードは非常に興味をそそる。すでに主人公が魔法少女となっている点、「願い」ではなく最初からすでに「救い」を求めている点などまどマギの世界観を踏襲しつつ立ち位置も向かっていく先も異なるこの外伝。
ゲーム原作の作品にありがちなキャラがいっぱい出てくるだけの宣伝作品となり収拾のつかないパターンになる可能性もあるが、「このスタッフ陣なら何か仕掛けてきてくれるんではないか?」という期待感をそのまま信じ、まどマギの世界を更に拡大してくれるだろうという事を楽しみに視聴していきたいと思います。
今のところ、新アニメでは一、二を争うレベルの面白さでした。オープニングにまどかたち5人の姿がワンカットでも出てきたのはテンション上がった(*´▽`*)
pet
第1話『潰し屋』
第2話『ヤマの景色』
「面白い!というよりはスゴイ・・」
と感じた作品でした。
簡単な表現だと「記憶操作系の超能力」を持った人間の話。人が感情を乗せて記録したモノが記憶。その記憶を改ざんすることで救う事も悪意を持って潰す事もできる恐ろしい世界。
人の記憶の中や記憶を潜っていく展開で魅せた表現がこれまた独特で印象的。ふと頭に浮かんだのは筒井康隆さん原作で今敏さんが監督をされた『パプリカ』でした。
印象に残ったという点では新アニメ陣では群を抜いていましたね。
ダーウィンズゲーム
第1話『初陣(ファーストゲーム)』
携帯に入れたアプリが謎のデスゲームでいきなり死のやり取りをすることになった・・というよくある設定の話。最近だと『王様ゲーム』とか。携帯を使ったりいきなり美女に好かれてたりと『未来日記』を彷彿とさせますね。
初回一時間枠。
よくわからないまま巻き込まれた状況をドアラ風キャラを使って演出するやり方が不気味さを助長させて実にいい導入になった初回だったかなと思います。
設定や展開に目新しさは無かったけど、戦闘シーンは中々見応えあったし、主役の小林裕介さんとヒロイン役の上田麗奈さんがいい演技をしていたのでのめり込みやすかったのも◎
小林さんはこういう巻き込まれ自分で解説しちゃう系キャラが似合う。特に特徴のないキャラだったけど実にリゼロのスバルっぽくなってる(笑)。上田さんはシュカのちょっと頭イッちゃってる感じをうまく表現されていました。
気になったのはださい字幕演出と、引きの顔が結構不安定だったので作画がどこまで踏みとどまれるかですね・・
id:INVADED
第1話『JIGSAWED』
第2話『JIGSAWED Ⅱ』
犯罪者の深層心理に潜り込み、その歪んだ世界で事件を解決していく特殊な探偵もの。主人公はまーた津田健か(笑)。冬も大忙しの声優さんですね。
pet視聴後というタイミングもあってか、この手の作品二連続は胃もたれならぬ目もたれがすごい・・(;・∀・)
『イド』と呼ばれる犯人の世界と、現実世界の視点の切り替わりが目まぐるしくかつ『イド』自体がふわっとしてるので現実とのリンクがイマイチ伝わり辛く2話見ただけだと状況を飲み込むのに一苦労でした(笑)
あおきえい監督のオリジナルという事で期待値は高いですが・・
恋する小惑星(アステロイド)
第1話『二人の約束』
星に想いを馳せる女子高校生の青春部活モノ。初恋(?)の相手が男の子じゃなく女の子だとわかってから入るオープニングの感じが実にきらら作品らしい(笑)。オープニング自体もきらららしくて実にイイ。
微百合の部活モノでキャラデも好み!
今期の癒しコメディ枠確定です(*´▽`*)
しかし、全2巻でアニメ化って時期尚早過ぎないか?(笑)
私の推し作品である『ぼっち・ざ・ろっく!』も同じきららだしそう遠くない未来にアニメ化しそうだな・・。
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