さらばナイトアイ、さらばオーバーホール
※この記事は作品のネタバレを含みます
ワンフォーオール100%でオーバーホールを圧倒したデク。ナイトアイの予知した未来をねじ曲げるほどの力によって壊理は救出された。一方、拘束されたオーバーホールの前には死柄木が現れ『報い』を与える・・
- 壊理救出!
- 死柄木がオーバーホールへ与えた報い
- ナイトアイ死す・・
壊理救出作戦終結
壊理の個性でワンフォーオール100%の力を引き出したデクはオーバーホールを圧倒!
暴走し続ける壊理の個性はイレイザーヘッドの個性消去で強制停止。デクも壊理も事なきを得ました。
八斎會の組員は捕まり、負傷者は搬送。瀕死のナイトアイをはじめ個性を失ったミリオなど多くの犠牲を払いながら救出作戦は無事終了。
梅雨ちゃんの呼び方が「緑谷ちゃん」からいつの間にか「デクちゃん」に変わってますね。そして環が梅雨ちゃんをケロケロさんと呼んでてワロタ。
オーバーホールの終わり
デクとの戦いで負傷したオーバーホールは拘束されながら病院へ。
その搬送途中、現れたのはヴィラン連合。
護衛をあっさりと無力化した死柄木は、オーバーホールから『個性殺しの弾丸』を奪取した上で四肢切断。個性を使えなくしました・・。オーバーホールが取った行動の報いとはいえ展開的に後味悪いね。
ここの死柄木とオーバーホールのやり取りがめちゃくちゃ痺れた。死柄木の嫌らしさを内山昂輝さんが絶妙に表現されてますね。そして、個性を失い組長の再起も叶わなくなったオーバーホールの死よりも辛い絶望を現した津田健次郎さんの絶叫。たまらんね。
堀越先生、こういう死ぬより辛い展開を描くの上手だよなぁ。
ナイトアイ死す
病院に搬送された瀕死のナイトアイ。もう手の施しようがない絶望的な状況。
久しぶりにオールマイトと会話を交わし、弱々しくも幸せになってほしいと自分の思いを伝えます。
そして最後に会話をしたのは目をかけていたミリオ。最後の予知はミリオの未来。「間違いなく立派なヒーローになる」と声を掛け、この未来だけは変えちゃダメだ・・と。
ナイトアイ、ミリオの明るい未来を予知し笑顔で散る。
散り際のナイトアイ。演じるは三木眞一郎さん。同じように夕方枠だった『ガンダム00』のロックオンの散り際の時にも感じましたが、三木さんは最期を演じるのが巧く泣かされる・・
まとめ
インターン編が完結。
ナイトアイの死という大きすぎる犠牲が出てしまいました。『明るい未来』というタイトルとは裏腹に暗く悲しい展開・・
一つ希望があるとすれば、ナイトアイの予知は変えられたという事実。しかしこれはワンフォーオール100%という強力過ぎる個性があってこそ。今のオールマイトに絶望の予知をねじ曲げるほどの力はないのでね・・
オーバーホールは個性の喪失という死よりも辛い絶望へ・・。ヒーロー側ではデクの、ヴィラン側では死柄木の踏み台になった形でした。作品を次のステージへ進めたキャラであり、その行動の醜悪さや絶望に打ちひしがれる最後を津田健次郎さんが上手に演じられていました。
ナイトアイが使わないと誓っていた予知を最後にミリオへ使って、彼に明るい未来がある事を言い残し散っていく展開は涙なくしては見られなかったなぁ・・
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