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【バビロン】第11話『開幕』あらすじと感想 善と悪を考えるG7サミット開幕!

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国家の長が考える善と悪

 

※この記事は作品のネタバレを含みます

 

第11話のあらすじ

世界で自殺法が導入されつつある中始まったG7サミット。7国の長が議論するのは世界を賑わせる自殺法について。答えの出ない議論にアレクサンダーは視点を変えるためとある問題を提起する・・。

 

 

   

第11話のPOINT
  • 7国の長が自殺法を議論
  • 何が善?何が悪?
  • アレクサンダーへの招待状

 

G7サミット開幕!

7大国の長が一堂に会したG7サミット。話題は世界で拡散し続ける『自殺法』について。

 

明確に反対を示したのはフランスとイギリス。

成長するか淘汰されるか世間の反応が答えだと静観のイタリア。

性的嗜好の多様性を認めるのと同じく死の自由を認めるべきと容認姿勢を見せたカナダ。

サミットにて容認を表明したドイツ。

容認も反対も示さないが、全会一致しない限りその答えを認めないと表明した日本。

 

自殺法を巡り各国様々な意見を主張する中、アメリカのアレクサンダー大統領は自殺法以外の話題をここで持ち出します。

 

各国の首脳、皆キャラが濃いね(笑)

とくに大塚芳忠さん演じるフランス大統領のインパクトがデカい(^◇^;)

 

善悪問答

答えの出ない自殺法を巡る議論。

目線を変えるためアレクサンダーが提案した話題は、『善と悪』について。

 

国の長という立場ではなく、1人の人間としてこの問題について話し合おうと提案。

 

こうして7人は善と悪について議論を交わします。

 

善とは生きる中で自然と身につけていくものなのか、コミュニティによって形成されるものなのか、生まれながらに持つものなのか・・

 

意見を交わす7人の中でも善の定義は異なる。ではその中でも共通する項目が善・・?

 

善ではないものが=悪?

 

人を殺めるのは誰もが認識している共通した悪行。絶対的な悪。つまり、逆に考えれば人を助けることは善といえる。

 

善とは人を生かす、助けることではないか?

 

アレクサンダーが議論の中で思考を更に踏み込ませたタイミング、それを見計らったように斎開化が仕掛けてきました。

 

大統領への招待状

G7にぶつけるようなタイミングで新域にて自殺サミットを開催した斎開化。

 

生放送中にアレクサンダーに呼びかけた彼は、ある依頼をします。

 

その依頼内容は生きるか死ぬかで悩み飛び降り自殺に踏み切れない自殺志願者の説得。

 

自殺志願者の女性、雰囲気は違うけど絶対曲世愛だよなぁ・・。

 

まとめ

斎開化が曲世愛を使ってアレクサンダーに挑戦状を叩きつけてきました。善悪問答を経た考える人はどのような説得で応じるのか・・

 

尺を割いた善悪問答は、難しい話を展開しつつ宇宙空間や胎内といった背景の変化で魅せて飽きさせないような演出でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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