結束バンドが学園祭ライブを敢行!
※この記事は作品のネタバレを含みます
ぼっち・ざ・ろっく!第2巻
『学園祭でライブ』、憧れと戸惑いの中で葛藤するぼっちの背中を押したのは喜多だった。背中を押されたぼっちは学園祭ライブに挑む・・!
- 結束バンド、夏の思い出作りへ
- 初めての学園祭ライブ!
- ギターヒーローがバレる
ぼっちの変顔ときょどり具合が絶妙
褒められたらすぐに調子に乗ったり、やっぱり人となかなか話せなかったりきょどったり、極端に根暗な妄想を繰り広げたりと2巻もぼっち・ざ・わーるどが炸裂(笑)
ぼっちの陰キャ具合は共感できて笑えるというバランスが絶妙。あまりにも卑屈すぎると笑えないし、リアリティの無い陰キャエピソードは白けますからね。
承認欲求に支配される様とかキャッチーな話題で陰キャ具合を出していてほんとに面白かったです。・・全然孤高のギターヒーローじゃないじゃん(笑)。どんどんぶれていく理想像=ぼっちが外の世界に触れたことで変わった、成長したという部分なので微笑ましいですね。
メイド姿でナイスなプロポーションを披露したし、バンドパーカー姿も可愛くて◎。かと思えば相変わらずの変顔やヤムチャパロなどぼっち体張ってます(;・∀・)
結束してない!?バンドメンバー達
2巻は『結束バンド』の四人で出かけるシーンが多くキャラ同士の掛け合いが楽しめます。1巻では脚光を浴びる事が少なかったリョウや喜多ちゃんのキャラが少しずつ明らかになりました。
クールでカッコいいように見えて・・
実はダメ人間なリョウのギャップが好き( ´艸`)
『結束バンド』の4人の苗字はアジカンのメンバーと全く同じ。なので、そんな『結束バンド』の4人から『江ノ島エスカー』や『藤沢』などの単語が出てくるとアジカンファンはニヤッとしちゃいますよね・・!
結束バンドの学園祭ライブが熱い!
喜多ちゃんの善意の押し売り(?)によって結束バンドは学園祭ライブをすることに。ギターソロまで用意してもらったぼっちは緊張に押しつぶされながらも舞台で奮闘!
しかし、弦が切れるというトラブルに見舞われソロどころではない・・
そんなぼっちの窮地を救ったのは喜多ちゃん!アレンジをかましてぼっちに時間を作ろうとする喜多ちゃんがカッコよすぎて・・。しかもぼっちが認めるほどに喜多ちゃんのギターテクは上がっていたのです。後に、『合わせるギター』としてぼっちを支える決意をする喜多ちゃんなんですが、学園祭での演奏シーンは躍動感ある絵で、ハラハラする展開もありかなり濃い展開でした。
笑える時は笑えるけど、音楽はきちんと熱く描く。メリハリがあっていいです。
・・最後はぼっちが観客席にダイブするも誰も支えてくれずそのまま地面へ落下するという素晴らしいオチまでついて学園祭パートは終幕。
ぼっちの裏の顔がバレる・・
毒気のある音楽ライターによって、ネットを賑わす天才ギタリストというぼっちの裏の顔が特定されてしまう。『ぼっち=ギターヒーロー』があっさりと虹夏以外のバンドメンバーにもバレるという衝撃的展開!・・誰もそんなに驚いてなかったけど(笑)
ちはほやされるぼっちは毎度のことですが、「ぼっちの腕では結束バンドはもったいない」と客観的評価を突き付けられた『結束バンド』に暗雲立ち込める・・
しかし、彼女たちは『結束バンド』としての実力を世間にしらしめるためフェス出場を決意!・・とこれまた熱い展開かつ成長が垣間見える展開で2巻は終了。
1巻以上に楽しめる内容となってます!普段4コマ漫画はあまり購入しないんですが、この作品だけは特別ですね(*´▽`*)
同じく既刊2巻のきらら漫画『恋する小惑星』が今期アニメ化している現状を鑑みると、『ぼっち・ざ・ろっく!』のアニメ化もそう遠くないような気がします。
【第1巻のレビューはこちら】
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