復活したアニ、蘇るリヴァイ
進撃の巨人最新刊の感想です。
※この記事は作品のネタバレを含みます
【前巻の感想】
進撃の巨人 第31巻
エレンは始祖の巨人の力を行使しついに『地ならし』を発動する。ユミルの民に向けて壁外世界の全人類を駆逐すると宣言したエレンは巨人を引き連れパラディ島を後にする・・。一方、壁内に取り残されたアルミンたちは混乱する戦場の中で何をすべきか答えを探しあぐねていた・・。
31巻の感想
- エレン、壁外世界へ宣戦布告
- アニが4年ぶりに目覚める
- リヴァイとハンジの生存が判明
エレンの宣戦布告と読めない思惑
エレンが始祖の力を行使しついに『地ならし』が発動しました。そして壁外世界の全人類を駆逐すると宣戦布告。
壁の硬質化が解かれ、姿を現した大型巨人は壁外世界を目指し行進・・
あれだけ巨人を憎んでいたエレンが、今度は壁外世界の人類を駆逐すると宣言して巨人を引き連れ行動を開始するとはなぁ。
今の展開のキーマンはエレンですが、31巻では全く姿を表さずその思惑も分からず。
エレンが取った地ならしという選択で恩恵を受けるのはパラディ島の住民。虐げられ逃れた壁内にいてもなお世界から悪意を向けられ続けた自分達の仲間を救うために起こした行動なのか・・
ここまで巨人化できるユミルの民を悪魔の血族などと呼称したり『悪魔』という言葉がしきりに出てきていましたが、人に巣食う『他者を虐げる』という悪魔の本質に気付いたガビにやっと成長が見られ、このキャラにスポットを当て続けていた意味が分かりました。
さらばピクシス司令
エレンの宣戦布告と壁の崩壊によって混乱する戦場、ジークが巨人化させた大量の無垢の巨人が暴れ回りまさに地獄絵図・・。
団員のほとんどが巨人となってしまったため兵団の指揮系統はズタボロ、そしてイェーガー派の台頭により組織としては壊滅。
混乱の中でアルミンたちは自分が何をすべきか答えがわからぬまま・・。アルミンなんてせっかくもらった命に後悔し始めてる始末。苦境でもあきらめず策を練り続けてきた前向きな彼らしくない・・。
エルヴィンの屍を超えて生きているからこそリーダーシップを発揮できない自分にいらついていました。
とはいえ悩み抜いた末に、コニーの暴走を止めなんとか元のアルミンに戻れてます。
そしてここで悲しい別れが・・
巨人となってしまったピクシス司令に介錯・・
鬼のように怖かったシャーディス教官、めちゃくちゃ活躍していました\(^^)/
女型の巨人『アニ』復活
この状況下で4年ぶりに目覚めたアニ。
完全に眠っていたわけではなく、微かに意識はあったようです。
20巻以上も話の中心から離れていましたが、このタイミングでの復活が意味するところは物語を畳みにきてるということでしょうね。
リヴァイとハンジは生存
ジークによって殺された!?
だいぶ焦らされましたが、リヴァイ兵長の生存がやった判明しました。
しかし顔には無数の傷、自分で立つことすらままならず右手は人差し指と中指が欠損・・
おそらく以前のように最強の兵士として前線に立つことはないでしょう・・。ゆえに戦士としてのリヴァイは死んだといえます。
きっちりリヴァイを助けてて、ハンジさんは相変わらずいい働きをしますね。しかもいつもの強気な面だけではなく弱さも見せていて人間味のある描写も挟まれてます。
エレンの同期、104期生集結!
エレンの宣戦布告の後、それぞれが自分のなすべきことに迷いを抱えていましたが・・
コニーはアルミンと合流し、ミカサはエレンと再び向き合う覚悟を決め、ジャンはイェーガー派を欺くためにスパイに、目覚めたアニも合流し、生き残った同期はライナーの元へ
まとめ
エレンの思惑はいまだ明かされず、大きな動きを起こしたものの31巻では登場しませんでした。
目まぐるしく変わる状況の中、マーレもエルディアも関係なくついに104期の仲間は手を取り合うことに!エレンを止めるため同期が結集するラストシーンはエモい・・!
今回はここら辺で・・。
進撃の巨人第31巻を読んでの感想でした。
第32巻は2020年8月7日発売予定!

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