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【2020年春アニメ感想】 BNA ビー・エヌ・エー(第7話)/ かくしごと(第8話)

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姫のかくしごと・・!?

 

   

 

BNA ビー・エヌ・エー

第7話『Easy Albatross』

 

アニマシティを資金面で支えるシルヴァスタ製薬。そのCEOであるアランは、ロゼ市長に銀狼教団の永住権を認めないよう進言。

 

ロゼ市長は資金面でアニマシティを支えるアランに忖度する形で、『獣人は皆受け入れる』という思想を曲げて銀狼教団を追い出す事に・・

 

一方、みちるはテロリストの疑いがあるピンガと遭遇。テロリストがアランの暗殺を企んでいるという情報を入手し士郎と現場にかけつけるのだが・・

 

シルヴァスタ製薬と銀狼教団、その思惑に挟まれたアニマシティ。獣人の楽園で繰り広げられる人間側と獣人側の怪しげな企み・・。獣人病、シルヴァスタ所有の医療施設、怪しげな教団幹部のボリス、別々のようでいて繋がっていそうですね。

 

アラン(人間)の危機をなずな(銀狼)が助けて神格化・・って流れが出来過ぎてるし、アランとボリスが裏で繋がっているんだろうなあ・・。目的はアニマシティの乗っ取り?

 

しがらみなど関係なく、純粋に獣人のために動けるキャラクターはもう士郎とみちるの2人しか残されていないっぽい。 

 

 

 

 

 

かくしごと

第8話『おれたちの下書き/ 残念記念組』

 

サブタイトルの元ネタは『三年奇面組』かな?

下書きの方はわからず・・(;・∀・)

 

姫のかくしごとは、可久士が思っているようなラブレターではなく友達のお誕生会の招待状。

 

「行きたいけど、行けば自分の誕生日も呼ばないといけなくなる・・」

 

父子家庭の後藤家では誕生日の飾りつけなどはとても無理、可久士の労力を減らすため姫がパーティーの招待を断ろうとするこの健気な姿にウルっときたわ・・。

 

姫のためならそんなことは苦にならない可久士は当然誕生パーティーへの参加を促し、姫の誕生パーティーも盛大にやる気満々(*´▽`*)

 

「祝える時に祝っとけ」

 

可久士のこの言葉が真理過ぎる・・

 

もちろん、友達との誕生祝と親子二人での誕生祝は別々でやるとのことで実に後藤家らしいやり取り。「年を倍重ねちゃう」、「すぐに大人になっちゃう」って姫の発言がなんともまあお可愛いこと・・。微笑ましいやり取りだった。

 

前半パートの『下書き』もふざけているようでいて、ハッとさせられるちょっとセンチメンタルな話。「下書きの方がペン入れで描くよりも良い」ってことで某富樫先生のように下書き状態で連載してしまおうという逆転の発想(?)をコミカルに描いてるんだけど・・、その内容が可久士が『普通の家庭の未来予想図』として家族三人の未来の姿を描いた絵とリンクした時・・一気に寂しくなりました。

 

未来予想図を下書きした時は妻が存命で、ペン入れしたい今はもういない。「下書きを超えることは難しい」って意味が漫画のそれだけに留まらなかった・・

 

ほんわかでコミカルでだけどちょっと寂しい、不思議な作品だなあ。

 

 

「かくしごと」 「ねがいごと」

「かくしごと」 「ねがいごと」

  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: Prime Video
 
かくしごと(11) (月刊少年マガジンコミックス)

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