暴走する獣人たち・・
BNA ビー・エヌ・エー
第11話『A Beastly Feast』
獣人のために開催された銀狼(なずな)によるコンサート。アランの発案により、なずなが人間である事を獣人たちへ告白する予定だったが・・みちるの機転により回避。
しかし、ボリスの裏切りによりなずなが人間である事が晒されてしまう。
銀狼(なずな)が人間だったと知りショックを受けた獣人たちは次々とニルヴァジール・シンドロームを発症、それを見越してアランは対獣人兵器を配備していて虐殺を開始。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図と化した会場・・
ギアスの血染めのユフィを思い出すなぁ(;・∀・)
凄惨な光景に士郎もニルヴァジール・シンドロームを発症・・。
ボリスとアランがついに本性を曝け出しました。一連の動きは、仕組まれた獣人排除計画だったって事ね・・
かくしごと
第12話(最終話)『ひめごと』
時は七年過ぎ、姫18歳。
父の全ての隠し事を知った彼女の前に現れたのは石川なんとかエ門。見た目や話し方からどことなく可久士を彷彿とさせる彼は可久士の隠し子・・ではなく姫のいとこ。
隠し子は可久士本人。
隠し事
描く仕事
隠し子
可久士後藤(かくしごと<う>)
姫後藤(ひめごと<う>)
練られた言い回しに最後まで感心しきりでした。
最終話で明かされた可久士の七年間。
妻の事故、妻が生きていると信じ捜索にお金を費やし続けていたこと、妻を想う生き様が世間に晒されギャグ漫画家として致命傷を負ったこと、漫画家をやめたこと、事故に遭い意識不明の重体であること・・
中盤までは重い展開だったものの、一年ぶりに可久士が目を覚ましてからはいつものコメディ調に展開。記憶喪失の可久士に気遣いつつ自分を思い出してもらうために奮闘する姫が健気だねぇ・・。
最後も爽やかかつこれ以上ない締め方で最高でした。
姫への隠し事が無くなり漫画家として再起を図る可久士、実は漫画家志望であるが父には隠し事にしている姫、この対比がいいね。
面白い作品でした。
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