聖陽の影から生まれた復讐者
※この記事は作品のネタバレを含みます
聖陽教の本部に乗り込んだ紅丸とジョーカー。先ヘ進み地下(ネザー)で明かされたジョーカーの隠された過去。ダークヒーロー誕生には聖陽教の闇が深く関わっていた・・
- 聖陽教の闇
- ジョーカーの暗き過去
- 聖陽のラスボスはバーンズ!?
聖陽の影
先週からスポットが当たっている聖陽教の闇。聖典との記載とは異なる『アマテラス』、そして今回は聖陽教では禁忌とされている『ネザー』も、教団自らが利用しているという矛盾まで明らかになりました。
調べれば調べるほど胡散臭くなっていく聖陽教・・(;・∀・)
そんな教団とジョーカーは因縁浅からぬ関係で・・、彼はかつて『聖陽の影』と呼ばれる教団の隠密暗殺部隊に所属していたことを紅丸に明かしました。
ちなみに紅丸がなぜ猛毒が効かない体質かは明かされませんでしたが・・キルアと同じで家庭の事情かな?(笑)
ジョーカーの過去
『聖陽の影』で修練を積んでいたジョーカーの少年時代。孤児であるジョーカーは外の世界を夢見て、組織から脱走。このタイミングはくしくも、森羅が能力に目覚め、象が鬼(二人の母)に連れ去られたアノ日・・。
その後、一般的な家庭に拾われたジョーカーは初めて触れる穏やかな家族の時間を享受するも、追手によって家族は殺されてしまいます。
・・そら可愛い少年から津田健ボイスの似合う渋おじさんになっても納得の暗い過去(;・∀・)
闇でしか生きてこなかったジョーカーは、「脱走すればどうなるかという考えが思いつくよりもこの状況から脱せられる手段は?」と自分にも指すはずの光にしか目が向いていなかったのでしょうね・・。
ジョーカーの過去の中でも、一瞬だけの描写でしたが暖かな家族の時間からの凄惨な顛末のギャップがえげつない・・。日常的に行われていた少年ジョーカー(ショタジョーカー・・ジョーター?)への可愛がり(?)も酷く、この目を追いたくなるような展開をきちんと描いているからこそジョーカーの怒りに説得力が出ますね。
隊長の愛の説教部屋でのアッー!な展開・・
地上波で流して大丈夫なのか(;・∀・)
SMOKER JOKER
『聖陽の影』を相手にする紅丸とジョーカー。因縁深い隊長と対峙するジョーカーはその飄々とした振る舞いと同じくトリッキーな戦法で隊長を翻弄。
コードネーム『52』、トランプカードの枚数、名乗っているジョーカーという名・・、執拗に聞く「あと何枚?」というセリフからオチは想像できてました(笑)。そういえば「お死枚」とか寒いセリフ言ってた某ヒソカさんがいたなあ(;・∀・)
まとめ
先週から描かれている聖陽教の闇編。紅丸とジョーカーのコンビでの展開は、一昔前のなんか古臭い緩いテンポ・・。この作品ぽくないねっとりとした雰囲気と暗い内容でまた違った趣を見せています。ジョーカーの凄惨な過去や彼の戦闘シーンでは狂気的な演出を多用し独特で印象深い回でした。
最後にジョーカーの前に立ちふさがったバーンズ、ともに隻眼の二人、まだ明かされていない二人の因縁、匂わしているOP・・来週も楽しみです・・!
【前回の感想記事】