秋アニメ初回感想詰め合わせ第三弾
無能なナナ
第1話『無能力』
第2話『時間遡行』
心は読めるが空気は読めないナナがクラスをかき回す異能力ほんわかコメディ系学園もの
・・かと思いきや
ラストで衝撃の展開(;・∀・)
ぐっと心を掴まれました。
舞台は異能を持つ高校生たちが孤島で『人類の敵』と戦うための鍛錬を積むため学園生活を送るもの・・でした。ラストシーンまでは。
主人公のナナオは無能力ゆえに能力至上主義な世界観ではクラス内で孤立してしまう・・というありがちなスタート。最後には『異能を打ち消す』という能力を披露し一気に異能バトルもののプロローグ的展開に!「ヒロアカと禁書目録を足して二で割ったような異能力モノか~」なんて思ってみていたんですが・・
ナナオをナナが崖から突き落として雰囲気がガラッと変わってエンディング・・
無能だったナナオは無能ではなく、心が読めるという異能を持つナナは実は無能だったという実は逆だったというオチとタイトル回収も面白かったが、無能のナナが異能力者たちこそが『人類の敵』と明かしクラスメイトを殺めるのが目的で転校してきたという衝撃的展開の開示にそのタイミング、『人類の敵』の意味合いが180度変わる展開も面白いね。
『がっこうぐらし』などもそうだけど、ほんわかからラストに殺伐とした衝撃の展開を持ってくる構成はやはり惹きつけられますね。2話も伏線の回収がうまく1話では最後にしか見せていなかった裏ナナメインのサスペンス展開も面白く、秋アニメでは最高のスタートダッシュを切っている作品ではないかなと思います。
トニカクカワイイ
第1話『結婚』
道端で出会った人にいきなり告白して結婚の約束をして三年ごしに入籍をするという・・何を言ってるのかわからないと思うが俺も何を言っているのかわからない(笑)
展開が唐突過ぎて(あえて演出した唐突さだと思われる)作品の輪郭がまだよくわからなかったけど、司がトニカクカワイイ。
結婚するにあたって大事なのは『ノリ』というか『直感』というか、そういうものも必要であるというのは既婚者なので分からなくもない。結婚にいたる流れがある意味では等身大なのかも?とも思えました。
婚姻届を出すにあたっての描写が非常に細かく、作品のテーマは「はじめての結婚生活」その手引き・・か?
榎木淳弥さん&鬼頭明里さんという今最も勢いのある声優コンビで配役も◎
安達としまむら
第1話『制服ピンポン』
インパクトのある展開ではないが、アンニュイ雰囲気と独特な演出と綺麗な配色で強く印象付けられた作品。
安達としまむらの距離感とその変化が面白いですね。先輩がグイグイいく『やがて君になる』とは違い、二人が手探りで関係を詰めていく静かな百合モノという印象。
寝る前に視聴すると心地よさそう・・
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戦翼のシグルドリーヴァ
第1話『館山基地へようこそ!』
複雑な世界観や設定を飲み込めないまま視聴していた前半はハイカロリー(という言い方は正しいのか?)でちょっと難しく・・見ていて眠たくなってきたのだが・・
後半は快活なキャラクターと分かりやすい展開に引っ張られ見やすかったです。・・飛行機に乗ってるverのストパンという認識なんだがあってる・・?(笑)
メイン4人の女の子のやりとりは微笑ましくコメディ展開推しなんだが、もっとシリアスにも振れるし(というかリゼロの長月達平先生脚本だとそっちが真骨頂か)この先衝撃的な展開を仕掛けてきそうでちょっとヒヤヒヤしますね(;・∀・)
アズズ、園香あたりの戦死とかは普通にあり得そうで怖い・・
脇を固める声優陣がとにかく豪華で、館山基地のスタッフは平田広明さんや千葉繁さん、堀江由衣さんや中村悠一・杉田智和・マフィア梶田の黄金トリオと多彩過ぎる(笑)
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