最終話『いつか、黄昏の降る空の』
これから怒涛の最終回ラッシュ。
口火を切ったのはこの作品でした。
ちくわちくわちくびちくわ
黄昏の使者(ロリ明日架)とともに今のフラグメントを去った明日架。
2人は様々なフラグメントを渡り歩きます。
このデコボココンビのほんわか珍道中、最初は和やかに進んでて好きな雰囲気だったんだけどなあ・・。そう長くは続かず(´Д`)
旅の答え
どのフラグメントにおいても共通していたのは、今日平の行方不明。
弟の失踪を無意識の嘘でやり過ごした明日架と、感情を捨てて立ち止まった黄昏の使者。2人を別々に形作ったのは失踪後の過ごし方のようです。
今日平が生きたはずの道をなぞることが己の道と思いこませていた明日架でしたが、フラグメントを渡り歩き様々な自分と触れ合ったことで自分自身の可能性について知り、シリ明日架ののこした言葉を胸に自由に生きていく事を決意。
明日架の決意は黄昏の使者の頑なな心を溶かし無垢な少女へと変貌させます。黄昏の使者へ語り掛ける明日架は、今日平を失った直後の過去の自分に話しているようでした。
旅の果てに
明日架が帰還して時が経ち春を迎える。
無事新入生を獲得しラヂ研はさらに賑やかに(*'▽')
明確な描写はなかったけどシリ明日架の生存を匂わせる演出もあり後味もスッキリ!結局、明日架は最後まで変身しなかったな・・(笑)
まとめ
テーマは少女達の成長と、人の可能性に帰結しましたね。新入生の加入に、シリ明日架の生存(?)、結局詳細は明かされなかった今日平の失踪、エロ優の謎、と続編を作るには十分すぎる具材を残しておる(笑)。少し消化不良感があるので回収してほしいけど、なんだかんだ綺麗に終わってるのでこのままでもいいような・・(´Д`)
コメディ、シリアス、バトルに変身、パラレルワールドと、色々詰めこまれた作品でしたが、特筆すべきは複数のキャラを演じ分けていた声優陣の熱演だったと思います!