第14話『思い出の逆転』
年明け一発目は1時間スペシャル!
今回から新オープニング!山P続投ですね。オープニング中にやたらとキャラが『つきつける』動作しててシュールでオサレカッコいい曲とのギャップが凄い(笑)
若き日の千尋とナルホド
五年前に遡り語られるナルホドと千尋との出会いの話。
新米弁護士の千尋は殺人容疑をかけられたナルホドの弁護をすることに。
登場早々に目を引くのがナルホドのド派手で恥ずかしいセーター(笑)。挙動も声音も実にバカっぽく上手に再現されてますなあ( *´艸`)
千尋 vs 亜内
被告人ナルホドの裁判が開廷。千尋の相手はお馴染みの亜内検事。
この時はまだ髪の毛がありますねー・・。しかもリーゼント(笑)
殺人の疑いをかけられているナルホド。相手はナルホドの恋人がかつて付き合っていた相手という事で三角関係、痴情のもつれを動機とした犯行と断定。その筋書きをひっくり返すために千尋は序盤から攻めてます。
美柳ちなみ
ナルホドの犯行を目撃したとして証人として出てきたのは、彼の恋人である美柳ちなみ。このシリーズを見ているともう分かるかと思いますが、証言台で犯行を証言する=犯人の図式が成り立つ作品なので・・まあ・・そういうことです(笑)
法廷内でも日傘をさしている麗しい雰囲気を持つちなみの登場に裁判長も亜内検事もイチコロ(*´▽`*)
アニメだと分かりやすく男性陣の態度が軟化してて笑える。
CVは佐藤莉奈さん。御坂美琴のツンデレで勝気なイメージがついてますが、こんな麗しい役もこなしてます。みなみけの春香っぽいねー。
千尋はちなみの証言を崩し、焦点となっているこの事件の加えて別の事件についてもちなみの犯行を立証しようと畳みかけます。
千尋 vs ちなみ
半年前に起こった弁護士毒殺未遂事件。その犯人として最有力視されていたちなみですが犯行は立証されず。
ここで出てくる毒殺されかけた弁護士、千尋が法廷に立った最初の事件、幼きちなみが巻き込まれた事件、と伏線張りまくりで先の展開が待ちきれません。そしていよいよ最終章が始まりつつあるなあとしみじみ感じてしまいました(´Д`)
ちなみの犯行を立証できる唯一の証拠をナルホドが所持していることを突き止めた千尋。一気に畳みかけようとしたその矢先、ナルホドその証拠を食う・・!(笑)
っということで一気に形勢が逆転しちなみが有利に。
その瞬間、豹変するちなみ怖すぎワロエナイ( ゚Д゚)
この辺のちなみの揺れ動く感情を佐藤さんは上手く演じられていてさすがだなぁと感心してしまいました。ナルホドに対する静かな怒気や千尋に対する態度だったり、素晴らしかったです。
音楽、演出、挙動、など原作を忠実に再現しているアニメ版ですが、佐藤さんの演技によって原作よりもちなみはちなみらしくなってます。この先もすごーく楽しみ。
ナルホドの証言、ちなみの敗北
ナルホドの暴挙により千尋が窮地に立たされちなみは高笑い。千尋の真っすぐな姿勢に心打たれたナルホドは、隠ぺいしていたちなみの疑わしき行動を証言。ちなみはもうここでかぶる皮を捨てました(笑)
ナルホドの証言と散りばめられた状況証拠を頼りにちなみを追いつめていく千尋。ナルホドの疑いは晴れ、半年前の事件についてもちなみの犯行であることが決定的に。
退廷する前のちなみの怨嗟の声もオーラも怖すぎィ!ラスボスかよ・・。「おばさま」だったり、怒り顔(三白眼で白目)とか張れる伏線はここでも張ってます。
眠れる先輩
ちなみによって毒殺されかけ昏睡状態に陥った先輩に、一矢報いた事を報告する千尋。
珈琲・白髪・ベスト着用、あれれー?先輩とゴドー検事似ているよー?
まとめ
原作では逆転裁判3の最初のエピソードにあたる『思い出の逆転』。最終章を前に放映順を組み替えた采配はこのあとの『華麗なる逆転』にスムーズに繋がるいい構成だと思います。
って思ってたら次はオリジナル(?)で春美ちゃん回。春美ちゃんにスポット当てるのはこれはこれで最終章に繋がるからいいかも。
エンディングはシリーズで一番イイかも。神乃木と千尋→ゴドーの流れもいいし、2つのマグカップだったりと千尋さん推しなのが素晴らしい!しかも綾里親子を描いてくるなんて・・!ファンが見たい描写と伏線張りの同時攻撃ですよ、これ。
エンディングの映像は逆転裁判3の良い所がぎゅっと凝縮されとる。素晴らしい!