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【鬼滅の刃】第5話『己の鋼』感想 悲しき手鬼の過去が明らかに・・!

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炭治郎、鬼殺隊へ入隊!

 

   

 

鬼滅ラジオに鬼滅TVとAbemaTVの力の入れ具合がすごい。

今日は1話から一挙放送してましたしね。

 

 

手鬼の過去

炭治郎の手によって討たれた手鬼。散り際に在りし日の人としての記憶が蘇ります。

『鬼』として鱗滝と出会った頃の記憶、兄を食べてしまった記憶、『人』だった頃の兄との記憶・・

 

兄に手を引かれていた頃の遠い日の記憶と共に消えゆく手鬼。手鬼が纏う悲しい匂いに炭治郎は消えゆく彼の手を取り、次に転生する時は『鬼』にならないようにと願いを込める。誰かに手を繋いでほしかった『手鬼』の願いが大量の腕を生成した異形に繋がっているのかな?憎かったけど悲しい鬼だった・・

 

禰豆子と同じく手鬼は『人』から『鬼』へ変わってしまったタイプの『鬼』でした。憎き相手でしたが、その回想からは鬼としての本能に負け兄をその手にかけていた悲しい事実が判明。炭治郎兄妹と境遇が同じ、禰豆子がいつ手鬼と同じようになってしまってもおかしくない状況なのでそう考えるとゾッとします・・

 

 

最終選別の結果

手鬼戦後、なんとか生き延びた炭治郎は最終選別に見事合格。

炭治郎を含め合格者は4名。目つきの悪いモヒカンと、見目麗しい女子と、金髪。

青(炭治郎)・紫(モヒカン)・桃(女子)・黄(金髪)、となんだか戦隊モノっぽい絵面になってます(笑)

 

金髪は喋る前から下野紘だろうなぁ・・と思ったら下野でした。モヒカンは喋る前から岡本信彦が合うだろうなぁ・・と考えてたら岡本さんでした(笑)

 

皆鎹鴉が支給される中、金髪だけスズメだったのはワロタ。こういうピンポイントでシュールな笑いを提供してくれるから重たい作風でも胃もたれせず見られる。このバランスが素晴らしいですね。

 

帰郷

手鬼を討ち仇をとった成果と、禰豆子の鬼化を解く手がかりを持ち帰れなかった無力感を携え帰路につく炭治郎。禰豆子のお出迎えに思わず涙。無事に炭治郎が帰ってきて鱗滝さんも涙。お面で表情が見えない分、見てるこっち側に想像の余地がありますがきっとほっとして顔をほころばせているに違いない。 

 

鱗滝さんは炭治郎が手鬼を討ち取ってくれて心の底からホッとしているでしょうね。もうビクビクしながら弟子を送り出す断腸の思いをせずに済むのですから。

 

炭治郎の日輪刀

後日、炭治郎の元に鋼鐵塚と名乗る刀鍛冶が現れ、鬼殺隊入隊時に支給される日輪刀を持ってきました。持ち主それぞれの性質によって刀身の色が変わるようで炭治郎の刀は黒。

 

『BLEACH』の斬魄刀のような解釈でいい?(笑)

 

この鋼鐵塚、ひょっとこの面をかぶっている上に挙動がかなりコミカル。というか炭治郎の周りの大人はお面をかぶってるやつしかいないのか( ゚Д゚)

 

鱗滝さんとまさかのお面キャラ被り(笑)

 

 

自分の日輪刀を入手した炭治郎に、早速初任務の指令が・・!

 

 

まとめ

錆兎と真菰の仇である手鬼を討伐!もっと長いこと話を展開するものだと思ってましたがほとんど1話完結に近い尺だったので意外でした。お堂の鬼もそうだけど序盤の鬼に豪華声優を使い捨てるような起用の仕方でこの先大丈夫か・・?(笑)

 

今回、初めて『鬼』についてしっかりとした描写がありましたが、今後も炭治郎は討伐した『鬼』に寄り添っていくのでしょうか。ただ殺すだけではなく、最後に救いを差し伸べるような彼の『鬼殺』は、『討伐』ではなく『浄化』に近いですね。そして、この先出てくる強敵の鬼にもそれぞれ悲しい過去や背景がある・・と。

 

鬼殺隊についに入隊しやっとスタートラインに立った炭治郎。ここにくるまでの序盤がかなり濃くて完成度の高い展開だったので、鬼殺隊の剣士として活躍していくここからの展開も期待せざるを得ない!