サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

【マルチの闇・体験談】20代の私がマルチに勧誘され巧みにセミナーまで連れていかれた話

スポンサーリンク

f:id:marureze:20190511172034p:plain

珍しく時事ネタ。

そして体験談です。

 

「読者様に有益な情報を提供する」というのがブログの一つの使命。

 

読んでくれた読者様が今後同様の経験をした時に危機を回避できる一助になれば・・

 

   

 

今朝、こんなニュースがYahoo!のトップで表示されていました。マルチ商法の被害に遭い相談を寄せた件数、その内訳は20代が突出していると。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000011-asahi-soci

 

 

『なぜ20代に多いのか?』について個人の体験談を踏まえ検討してみたいと思います。

 

 

 

 

教育の不足

私たち平成生まれの世代にとっては「マルチ」と言われると真っ先にソシャゲのマルチプレイが出てきます(笑)。そんなもんです、私たちの世代にとって「マルチ」という言葉は。

 

なんとなくは知ってるけど、実際に体験(勧誘される)まではその本質はよくわかっていないという若い世代がほとんどではないでしょうか。

 

一昔前まではテレビでよく『マルチ商法』についての特集をやっていたような気がします。が、今はそういった特集を組んでいる報道番組は少ない。なのでテレビから得られる情報というのが無くなっています。

 

かといって学校で教わるような中身ではないですし、個々の家庭で『社会の仕組み』という分類で教育せざるを得ない状況・・。

 

「ウシジマくん」「なにわ金融道」などのマンガ(娯楽の延長線上)で知識を得るというやり方もあります。

 

 

 

昔と比べ知識を身に着けるために「情報」を得る手段は身近にありますから、『マルチ商法』を頭で理解する事はそう難しくないと思います。

 

しかし、知識を得ることができてもいざ体験してみると正常な判断ができないというのが人間ですよね。とくに人生経験も社会経験も浅い若者からすれば、美味すぎる儲け話をブランドに身を包んだ中年が提示してくる状況を巧いことかわすのは難しい・・

 

「胡散臭いなあ」と思える人もいるのでしょうが、そんなタイプの人には同世代の人間が近づいてきてアプローチするんですよね・・。

 

若手実業家の増加

昔と比べると若くして起業する人が増えています。それ自体は素晴らしいことだと思いますし、若くして成功している人がいるのも事実。

 

しかし、その「肩書き」をマルチに利用する人もいますし、肩書きに惑わされマルチ商法にまんまと誘い入れられる人もいます。

 

「胡散臭い中年ではなく、同世代の実業家から誘われたら・・?」

 

すでに事業を成功させている同世代の人間に誘われると途端に説得力ふが出てくるような気がしませんか・・?(´Д`)

 

 

私の体験談

勧誘

アラサーではありますが私も一応ギリ20代(笑)。そんな私も実際に勧誘されたことがあります。私は病院で働いているのですが、この「病院職員」というのはとくにマルチの勧誘に目がつけられやすい職種のようで・・

 

看護師をはじめ多くのコメディカルは専門学校や大学(といっても専門的)出身であるため教養や人間関係などが偏る傾向にあります。そして看護師ともなると病院で最も所属する人間が多い部署であることから拡散力が高く、そのため狙われやすい・・。

 

 

私は、年下ながら若手実業家として名を馳せていた知人から勧誘を受けました。

『副業』に興味は無いか?と。

 

『副業』を推奨する企業も出てきている今のご時世を鑑みれば、響きとしては最高の誘い文句ですね、コレ(笑)

 

そして、色々と事業を手掛けている『起業家』と繋げるという好意(?)に身を任せた私は品のよさそうな中年女性に引き合わされました。

 

教育

この女性とは数度お会いする事になるのですが、これは強制されるでもなく周りを複数の人間で固められ逃げられなくなっているわけでもない。

 

いつもタワーマンションのフリーラウンジで「ビジネス論」を小一時間聞かせてもらうだけ。最後の最後まで『マルチレベルマーケティング(MLM)』については語りませんでした。

 

 

セミナー

数度、起業家(?)の女性の「ビジネス論」を拝聴したのちにとあるセミナーに誘われました。起業家の長が特別にこの近くで講演するとかなんとか・・

 

「初めてなら無料で聞けるから」とか「副業に興味があるなら絶対に聞いておくべき!」とか今までにないかなりの熱の入った誘い方に若干引きつつも私はそのセミナーへ行く事に・・。

 

結構大層な会場の一室を借りきり行われるセミナー。始まる前の雰囲気はワンオクなど若者向けのBGMを流しフランクな感じ。

 

始まったら、演者の話に周りの人たちが無理矢理な大笑いや大きすぎる相槌をしていき徐々に違和感を覚えていったオレガイル。

 

そこでやっと明かされたビジネスの内容は、化粧品を買って人に売ったり、一緒に売る仲間(笑)を増やそうというよくあるマルチの定番でした。

 

ヤル気はありませんでしたが、その後数回講演に行きもっと踏み込んだ話を聴いていくと『洗脳』に近い勧誘の仕方のレクチャーを延々と教育していました。有料で(笑)

 

周りを見渡すと中年もチラホラいましたが、参加者のそのほとんどは私と同世代かその前後の若手ばかり・・。

 

 

まとめ

社会経験が乏しいことに加え、同世代からの勧誘が若い世代のマルチ被害を増長させているのではないかと考えます。実際に私は「事業を立ち上げていた知人」だから誘われた『副業』の話に食いつきました。この『導入』の部分が今は巧いのだと思います。

 

そうして幹部に繋ぎさえすれば、後は百戦錬磨の舌で饒舌に「ビジネス論」を騙り担ぎ上げたところで最後に『マルチ』に誘うという・・。この「ビジネス論」は一般的に言われているようなものや営業職に必要とされるものを絶妙に織り交ぜています。いともたやすく行われるえげつない行為( ゚Д゚)

 

『マルチレベルマーケティング』は10万使って1000円稼ぐ。そういうもんだと思います。下っ端でも稼げはするのでしょうけど、それは多大なお金と時間と人脈を消費した上での話。そして手にできるお金はそれらを犠牲にして得るには少なすぎる対価。お金の稼ぎ方はいっぱいあるけど、友達と築き上げた絆は一度離れるともう戻りません。

 

 

美味い話はそうそう転がっていないし、楽して稼げるなんて「宝くじに当たる」「親が土地持ってる」「めっちゃブログ頑張る(笑)」でもなけりゃ無理な話。そんな分かり切った事でも実際に経験しなければ分からないこともある。

 

私の体験が少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。