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【アニメイズム】炎炎ノ消防隊 / グランベルム / 荒ぶる季節の乙女どもよ 第1話感想

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2019年夏のアニメイズム開幕

 

アクションがウリの『炎炎ノ消防隊』、ロボ×魔法少女の『グランベルム』、性に翻弄される青春もの『荒ぶる季節の乙女どもよ』、今期のアニメイズム枠は様々なジャンルの作品が出揃い飽きないラインナップになってます。ちなみに『炎炎ノ消防隊』は7月から誕生した「スーパーアニメイズム」という枠らしい。何が違うのかはよくわからん(笑)

 

   

炎炎ノ消防隊

第1話『森羅 日下部、入隊』

 

突如として引きおこる謎の人体発火現象により『焔ビト』と成り果てた人間に対処する特殊消防隊。ヒーローを志し消防官となった主人公の森羅の活躍を描くファンタジー。

 

本編のアクションも素晴らしいが、オープニングで一気に引き込まれました。作者の前作『ソウルイーター』を彷彿とさせるオープニング演出は狙ったのかな?

 

とんでもないファンサービスだわ(*´▽`*)

 

キャラ同士の掛け合いもイイ感じだし掴みは上々。『炎』のエフェクトや音響へのこだわりも垣間見える。森羅の力を表現したスピーディーでハイクオリティな戦闘シーン、毎回拝めるといいなぁ。期待してます。隊長、良いキャラ過ぎて私の中で死亡フラグビンビン(笑)

 

 

グランベルム

第1話『世界で唯一の魔術師』

 

突如アルマノクスと呼ばれるロボット同士の戦いに巻き込まれた主人公の満月。このアルマノクスを操るのは魔法少女。世界で唯一の魔術師となるべく行われる戦い『グランベルム』に巻き込まれた満月は、魔法少女として覚醒しアルマノクスに騎乗・・!

 

監督とキャラデがリゼロスタッフ、脚本には多くの名作に携わってきた花田十輝氏が作るオリジナル作品という事で期待値高め。

 

蓋を開けてみると想像以上に『まどか☆マギカ』だった・・!ピンク髪の満月と黒髪の新月とか、まんままどかとほむらやないかーい( ゚Д゚)

 

ま、こっちはまどマギと違って主人公が第1話から覚醒してたけど(笑)

 

肝心のアルマノクスの戦闘シーンは、SDガンダムのようなその可愛らしい見た目に反して意外と本格派。魔法少女ものの皮をかぶったロボものということで戦闘はゴリゴリ。

 

荒ぶる季節の乙女どもよ

第1話『豚汁の味』

 

『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』など青春もので人気を博した岡田磨里が脚本。原作マンガも自らが手掛けているということでこちらも事前期待値は高め。

 

思春期真っただ中の女子高生たちが『性』について考えるあまりに翻弄されていく、一風変わった学園もの。

 

『性』について真正面から描いていくスタイルは第1話から演出や描写を徹底、ただの客寄せネタではなくきっちりとテーマとして扱う姿勢が出ていて岡田磨里さんがこのテーマを今後どう描いていくか、『性』の悩みは誰しもが抱えるテーマだけにどのような切り口で挑むのか非常に楽しみです。

 

そして思春期真っただ中なのか否か、見ている層によって評価が分かれそうですね。私のように既に思春期をとうに過ぎた者からすれば、懐かしみつつもあるあるとして捉えていた初回でした。好意に行為という選択肢が増えて戸惑う時期の葛藤をうまく表現していたかなと。とりあえず、思春期に自慰をガン見された男子のトラウマは半端ないからうまく心のケアをしてあげてください(笑)