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【2020年冬アニメ感想】とある科学の超電磁砲T(第1話)・ランウェイで笑って(第1話)・空挺ドラゴンズ(第1話)・ソマリと森の神様(第1話)

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冬アニメ初回感想詰め合わせ第2弾

 

   

 

とある科学の超電磁砲T(第3期)

 

第1話『超能力者(レベル5)』

 

6年ぶりのアニメ化。

今回のメインテーマは『大覇星祭』

 

学園都市中の学校が集まり大運動会をする話で、禁書目録本編ではアニメ2期の序盤で描かれたエピソードですね。

 

レールガン2期の妹編のように、禁書目録本編のエピソードを違った角度から描くというスタンスでレールガン1期の頃のような独立したエピソードではありません。

 

初回は学園都市に7人しかいないレベル5の顔見せ。といっても昨年放送の禁書目録3期で暗部編をやっていたからアニメ組でも大半は見たことのある顔ですね(笑)。暗部編の後の視聴だと時系列が逆行しちゃってますが、いじられる垣根提督やフレ/ンダする前のフレンダと麦野のやり取りなどすごく微笑ましい。暗部編を知ってるからこそ微笑ましいと思える時間・・。

 

暗部編と関わりのない食蜂と削板の登場が新鮮でした。食蜂の度を越した振る舞いや削板のスケールのでかい攻撃をきちんと表現できてたかなと。

 

最後に流れたオープニング映像がかっこよく、上条さんと削板という作中屈指の暑苦しい系キャラを背中合わせにして共闘させる構図を考えた人はこの作品を熟知しているし相当好きなんだなあと思いました。スタッフに愛されてるねぇ(*´▽`*)

 

 

 

 

 

ランウェイで笑って

 

第1話『これは君の物語』

 

父の事務所に所属しパリコレモデルになるという夢を持つ千雪と、服を作るのが好きで密かにデザイナーへの夢を胸に抱く育人。千雪は158cmというモデルにしては低い身長が、育人は家庭の経済状況が壁となり夢を阻んでいましたが・・

 

2人の出会いが其々の夢を切り開くことに!

 

千雪は自分に自信を持っているし、他人からの客観的な自分への評価を踏まえてモデルになるには身長以外に何が足りないかを見つめ直し、足りない部分は『育人が手掛けた服』によって自分をモデルとして認めさせました。夢に向かって真っすぐすぎる行動力と決してあきらめない不屈の精神は見ていて気持ちがいいぐらいですね。

 

もう一人の主人公である育人、彼との出会いが千雪がモデル契約を勝ち取る結果を呼び込みました。そして、千雪が着用していた服が話題を呼び育人がデザイナーとなる結果を呼び込む・・、互いが互いの夢の扉を開いたまさに運命の出会い。

 

一昔前なら育人がデザイナーとして認められる過程にもうワンクッション欲しい所ですが、『SNSの拡散力』という今の時代を反映したモノを使ったことで無理なく説得力のある展開になっていて◎。常日頃『バズる』というものに触れている人間からすれば分かりやすく無理なくスピーディーに脚光を浴びる展開を描けるので巧いなあと感心。

 

めちゃくちゃ面白かった。今、妹想いの優しいお兄ちゃんを演じさせたら花江さんの右に出る者はいないよね。さすがの長男力でした(笑)

 

 

これは君の物語

これは君の物語

  • メディア: Prime Video
 

 

 

空挺ドラゴンズ

 

第1話『クィン・ザザ号』

 

飛行艇に乗り龍を狩る。

壮大なスケール感や世界観はすごくジブリ作品っぽい。

 

食事の描写もすごく気合が入ってましたがCGでは『飯テロ』というレベルにはまだ達しませんね(笑)。放映前からだいぶ飯テロのハードルを公式があげてましたが・・

 

声優陣のキャスティングがめちゃくちゃ手堅く好みな感じ。諏訪部順一さんがものすごくいい味を出してました。

 

 

 

ソマリと森の神様

 

第1話『旅する親子』

 

森に捨てられた幼子を拾ったゴーレムと、そのゴーレムを父と慕う少女の旅物語。これもジブリっぽい・・?癒し枠なのかと思いきや・・

 

人間と異形たちの間には深い溝があり争いにまで発展した過去があり、異形たちは口をそろえて「人は美味しい」など「家畜にしたことがある」だの人間の話題を出すと物騒なことばかり・・。

 

天真爛漫なソマリを見ている分にはすごく可愛らしく癒されるアニメなのだが、それゆえに種族間での血生臭い展開が浮きすぎている・・。どうしても入れておきたかった欠かせない要素だったのかなぁ。

 

ソマリを演じる水瀬いのりさんの演技がグッジョブ過ぎます。そして淡々と受け答えをするゴーレム(小野大輔さん)とのやり取りが微笑まC・・いや微笑まDです!(笑)

 

 

 

【2020年冬アニメ感想記事】 

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