名人戦、クイーン戦第一戦開始!
※この記事は作品のネタバレを含みます
ついに始まった名人戦とクイーン戦。一進一退の攻防を繰り広げるクイーン戦に対し、名人戦の方は周防名人が何か企んでいる挙動を見せる・・
- 熱戦のクイーン戦!
- 猪熊、最後のクイーン戦・・
- 周防名人の企み
オタクと天然
名人戦・クイーン戦の初戦が幕を開けました。視聴者に分かりやすく大判の札を配置する札ボーイ・札ガールには須藤や桜沢先生などお馴染みの面々・・の中に一人新キャラ登場。この子もまたとんでもないオタクキャラで、和歌オタクや読手オタクもいたけどここにきてカルタプレイヤーオタクという新ジャンルきた(笑)
解説の永世クイーンもとんでもない天然・・というか感覚で生きているような人で、受け答えがまるで解説になっていない(;・∀・)
巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんのようなタイプですな・・。
この作品、ぽっと出のキャラの癖が結構強いよねえ。
白熱と悪質の第一戦
『正確さ』がウリの若宮
『感じの良さ』がウリの猪熊
互いに譲らない一進一退の攻防を繰り広げるクイーン戦。運命戦にまでもつれ込んだこの戦いは若宮の勝利で幕を閉じました。若宮は公式戦での運命戦は初めてとのことで、猪熊がいかに現クイーンを追いつめたかが分かりますね。
一方、名人戦も運命戦。こちらは周防名人がコントロールして意図的に生み出した状況。勝敗は原田先生に軍配が上がりましたが、周防名人は5番勝負全て戦うつもりで勝ち星すらコントロールし最終局面までもつれさせようと画策。
自分の連勝記録が止まる事すら気にも留めないこの執念にも似た悪質な勝ち方は・・作中で千早が代弁してくれてますがどうにも好きになれませんね。暗記時間中に『誰か』に電話をかけ自分の対戦を観れるように手ほどきしている描写も、理由があるとはいえいい風に受け取れないしねぇ。
それぞれの楽屋
第一戦を終え休憩。
原田先生や周防名人の控室には大勢の応援が駆けつけています。
猪熊の控室は家族と桜沢先生と・・理音。猪熊はこれが最後のクイーン戦であると告げ理音にしっかり目に焼き付けておくように・・と。この戦いで全てを出し尽くす覚悟なんでしょうね。これを機に家族との時間を、母としての時間を大切にする・・と。
そのシーンでは理音、そして猪熊の子供が写され次世代へバトンを渡すための戦いという印象を受けました。
勝ち負けではなく、自分で自分の想いに終止符を打つための戦い。
一方、若宮の控室は母しかおらず他の選手に比べ随分と寂しい状況。それでもそんなことを気にも留めない若宮でしたが、祖母が振袖を買ってくれた事に思惑があった事にはショックを隠せず。
そんなタイミングで控室を訪問してきたのは千早。めちゃくちゃ嬉しそうに応対する若宮でしたが、千早が予選に出なかった理由が修学旅行と知るやご立腹。
孤高のクイーン、若宮。恵まれた才能を持ちながら恵まれなかったものもある。家族を持つ猪熊、友人や師に恵まれた千早とは対照的に一人で才能を磨き自分のためだけに戦い若宮。
『クイーン』という唯一無二のアイデンティティだけは手放したくはないわな・・
まとめ
ついに名人戦・クイーン戦が始まりました。クイーン戦の方は一進一退の白熱した戦いで楽しめそうですが、名人戦は周防の悪質な思惑によって初戦から暗雲立ち込めていますね・・。原田先生がどれだけここに賭けてきたかわかるからこそ周防名人には正面から全力で戦ってほしいんだけどなあ。
予選の時の「テンション上がる」発言は、翻弄しがいがあるという悪質な意味だったんだろうか・・。
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