春アニメの総括です。
- ウマ娘 Road to the top【○】
- スキップとローファー【◎】
- 君は放課後インソムニア【◎】
- 天国大魔境【◎】
- 推しの子【◎】
- Dr.STONE NEW WORLD【○】
- 王様ランキング 勇気の宝箱【○】
- この素晴らしい世界に爆焔を!【○】
- 終末のワルキューレⅡ【○】
- MIX 【○】
- 地獄楽【◎】
- TIGER&BUNNY2【○】
- 僕の心のヤバいやつ【◎】
- 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編【◎】
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女【◎】
- 山田くんとLV.999の恋をする【○】
- THE MARGINAL SURVICE【△】
- MASSULE【△】
視聴は17作品。個人的にはかなり当たりのクール。これでもだいぶ削らざるをえなかったぐらい・・。全体的に平均点が高くて大外れがない印象。夏には『呪術』も『BLEACH』もあるしジャンプ系だけでもとんでもないラインナップだな今年は・・
2022年春クールBEST5
1位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編
2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女
3位:推しの子
4位:天国大魔境
5位:地獄楽
1位:鬼滅の刃 刀鍛冶の里編
『絆ノ奇跡ニミセラレ』
圧倒的な人気と知名度と品質でもはや日本で知らない人を探す方が難しい作品。アニメも三度目ともなるとさすがに鬼の首を切って倒すという設定にマンネリを感じないわけにはいきませんが、新たに登場する鬼の能力が特徴的でありどうゴールに至るかにバリエーションがあって面白かったです。
そして、無限列車編と遊郭編にて上弦の鬼の強さは鬼殺隊に大きな犠牲をもたらすほどのものであるという認識を植え付けられてからの・・この章での大勝利はまさに爽快。無一郎に関してはほぼ完勝と言ってもいいぐらいの圧倒的な強さでしたし、炭治郎達の成長を感じられつつも人間は強いんだという絆の奇跡。大豊作の春は激戦でしたが鬼滅はやはり強しといったところでしょうか。
2位:機動戦士ガンダム 水星の魔女
『令和のガンダム』
ガンダム?と言われていた1期、2期はまさしくガンダムな展開が続き振れ幅がすごかったですね。尺の短さゆえの物足りなさは否めなかったけど、タイパを気にするイマドキ世代へのガンダムアプローチと考えれば最高だったと思うし、最終回はこれ以上ないってぐらい綺麗にまとめた内容だったのではないかなと。じっくり描いてほしい所もありましたが、要所のピースを提示しつつ視聴者の想像、脳内構築に委ねる尺制限の中での無駄のない洗練された構成。ラーメンでいうところの究極の引き算スープ水鶏系って感じです←
3位:推しの子
『完璧で究極のアニメ』
そら売れるよなあって漫画が始まった時から言われ続け、ガチガチのアニメ化、大きすぎる期待をまるっと納得させるクオリティだったと思います。なんといって1話90分尺のロケットスタートが大きいし、1話で奪った心をずっと離させない展開の面白さ。炎上騒ぎもありましたが、意図したのかそうでないのか本編とリンクした絶妙なタイミングとその先の展開がかえって追い風になった部分もありました。2期も期待です。『推しの子』は多すぎて絞れませんが・・しいて言うならあかねです、ハイ
4位:天国大魔境
『天国は内の内・・?』
その設定、先が読めない想像外の展開、春作品で一番興味をそそられました。絶妙に張り巡らされた伏線が繋がった瞬間のなんともいえない感情・・。星尾回は何度も観直したし、最終回まで観てから1話まで戻ると色々と発見するものもあって味がずっとするするめみたいな作品。仕方がないとはいえ色々と投げっぱなしに終わってしまっている上に続編告知もないのでそういう部分を加味するとこの辺りの位置になってしまいました
5位:地獄楽
『神が作りし極楽地獄』
終盤にさしかかって能力バトルものっぽくなってしまって、自分の中で求めていた作品の雰囲気と解離してしまいちょっと乗り切れない部分がありましたが、序盤から中盤にかけてのサバイバル展開が面白く、アニメーションのクオリティ、声優陣の演技ともに熱量があり厚みのある作品でした。2期も楽しみにしてます。
まとめ
個人的には近年まれにみる当たりクールだったかなと。僕ヤバ、君ソム、スキローの学園モノ三銃士が系統かぶりなのにそれぞれ味が違う上にクオリティが高いというところに春クールの平均点の高さが出ていたように思いました。どの曜日の何を観ても面白いという感覚は非常に心地よし。