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【進撃の巨人 3期】第54話『勇者』感想 アルミン死す!?ベルトルト討伐の大きすぎる代償・・

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勇者が散り、託した未来

 

命燃やしたアルミン、念願の超大型巨人討伐!

 

   

リヴァイ vs 獣の巨人

獣の巨人の投石によって決死の特攻も空しく調査兵団はほぼ壊滅、エルヴィンの生死も不明な状況。獣の巨人は勝利を確信します。が、目の前に現れた兵士が一人。

 

死を悟りながらも陽動のために特攻攻撃へ参加した数多くの兵士たち。仲間の屍によって開かれた活路、リヴァイは獣の巨人へ怒涛の攻撃を繰り出し瞬殺!

 

リヴァイが能力持ちの巨人を征伐する様はいつも痺れるほどカッコイイ。原作でも屈指の名シーンである、獣の巨人との戦いですが素晴らしい作画で圧倒された。

 

『腕⇒眼⇒脚⇒うなじ』と流れるような攻撃、カメラワーク、神谷浩史さんの演技、どれをとっても素晴らしい(*´▽`*)

 

獣の巨人からジークを引きずり出したリヴァイ。とどめを刺さなかったのは、1本だけ所持している『巨人化する注射』を仲間に打ちジークを捕食させ能力を奪おうと考えていたから。

 

ですが、その目論見が仇となり隙を突かれたリヴァイはジークを四足歩行型の奇行種に奪われてしまいジーク討伐ならず・・

 

ミカサ vs 鎧の巨人

やせ細っている超大型巨人を見て、回復力の低さが弱点であると見抜いたアルミンは『消耗戦』に活路を見出す。ミカサやジャンにライナーを任せ、エレンと2人で超大型との戦闘に挑む。 

 

ミカサ・ジャン・コニー・サシャの4人は復活した鎧の巨人と交戦。雷槍を駆使し鎧の巨人を追いつめるも、ライナーを引きずり出すまでには至らず・・

 

武装も底をつき万事休すかと思われた時、ミカサ達の前に現れたのはハンジ!

超大型の爆風にやられ生死不明だったが、片目を失いながらも健在でした。

 

ハンジの援護もあり、ミカサは鎧の巨人からライナーを引きずり出す事に成功。この戦闘シーンの作画も素晴らしい出来でした(*´▽`*)

 

エレン・アルミン vs 超大型巨人

重傷を負ったエレンを目覚めさせるのはいつもアルミンの役目。エレンを起こし作戦を伝えると、アルミンは単身で真正面から超大型に特攻。

 

超大型の熱風攻撃を喰らいながらもひたすら耐えるアルミン。武装も服も皮膚や髪すらも焼かれながらも決して最後まで退かず逃げなかった・・。

 

まさに命を燃やしたアルミンの陽動作戦によって、エレンは超大型の背後に迫ることができベルトルトの捕縛に成功!

 

エレンの「殺った!」からの無音演出、素晴らしすぎる・・ 。最初から激動の展開とそれに見合った戦闘描写が続いていたのもあって『静』がより際立った演出でした。

 

そして超大型を倒したのが、巨人化した状態ではなく『人間』の状態で『シガンシナ区』でエレンが倒したというところもイイ。巨人の象徴ともいうべき超大型を人が倒すという展開、作品開始当初から願っていた画でしたからね。

 

エレンやアルミンの街を襲い多くの命を奪った憎き超大型巨人、ついに仇を討伐したエレンでしたがその代償は大きく、傍らには真っ黒に焦げたアルミンの体が横たわっていました・・

 

まとめ

シガンシナ区での戦いもいよいよ大詰め。絶望的だった戦況が一気にひっくり返り、調査兵団は3体の巨人を見事に討伐。それぞれの戦い全部がメイン級なんですが、一気に3つとも描き切りましたね。素晴らしい出来でした。ほんと、一気にやっちゃうのがもったいないぐらい(笑)

 

リヴァイもミカサもエレンもアルミンも全員主役の回。

みんなカッコよかったなぁ(*´▽`*)

 

控えめに言って間違いなく神回だったかと。

 

しかし、その勝利の代償は大きくエルヴィンは生死不明、アルミンは瀕死と主要キャラに甚大な被害が出てしまいました・・。

 

生きてさえいればリヴァイの持つ『巨人化の注射』『能力持ち巨人の捕食』で息を吹き返す事は可能ですが、それが出来るのはただ1人だけなんですよね・・

 

エルヴィンもアルミンも『夢』を叶えることを諦め未来を託した『勇者』でした。

 

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