友情と科学は捨てられなかった合理主義者
火薬の完成
箱根で手に入れた硫黄、木を燃やして生成した木炭、そして隠していた貝殻の4つ目の使い道(硝酸カリ)を混合させ千空は火薬を完成させる。
完成した火薬が発生させた黒煙。
これが希望と絶望をもたらす事に・・
諸刃の狼煙
千空たちがあげた黒煙。これに呼応するように別の場所であがった狼煙。それすなわち千空たちと獅子王の4人以外に石化を解除できた人類がいるということ。
この事実に興奮を隠しきれない千空たち。しかし、黒煙を上げ続けることは獅子王に居場所を教えているようなものでもあり・・
新たな生存者とコンタクトを取るか、獅子王の追跡を免れるか、千空たちが選択したのは仲間になりえるかもしれない生存者との接触でした。
これが悲劇を招く結果に・・
合理的な答え
生存者との接触を図るため黒煙を上げ続けた千空たち。黒煙を目の当たりにした獅子王は火薬が完成したことを確信し、千空たちを殺めることを決意。
獅子王は杠を人質に取り千空に取引を持ち掛ける。「杠の命」or「石化解除剤のレシピ」。千空の選択は『石化解除剤』のレシピを獅子王へ開示することでした。
石化解除の手掛かりをつかんだ獅子王は杠を解放するものの、科学に精通する千空の脅威を排除せんと彼に再び選択を迫る。
科学を捨てるか?命を捨てるか?
千空が選んだのはもちろん科学
大樹は獅子王の暴挙を止められるか・・!?
まとめ
火薬の開発、新たな生存者、独占していた石化解除技術の流出、と大きく話が動いた第4話。 そして度重なる『選択』。この選択の結果が人類の大きな分岐点となるのか・・!?
合理的・・と言いつつ情は捨て切れなかった千空。さすがに少年誌の主人公は獅子王のように非情にはなれません(´Д`)
情に深く科学に生きる。その上に回想まで・・初めて千空の人間らしさに触れた気がしました。
ショートカットの杠も唆るぜ・・(*´з`)
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