嫌われ者（？）の冨岡義勇
累
累の回想。
病弱だった彼は、鬼舞辻無惨との出会いによって鬼へと変化。鬼となった累は体こそ丈夫になったものの、人を喰らうようになり両親は累とともに心中することを決意。
子供の罪を背負い死を選んだ両親の愛情を理解できなかった累は両親を手にかけ鬼として生きていく事に。
やがて、自身の罪を共に背負おうとしてくれた親の愛に気付いた累でしたが時すでに遅し。一番大事な絆を失った累はその穴を埋めるように『家族』という形にこだわり絆を求めていく・・。
那田蜘蛛山編は尺が割かれていたものの、キャラクターが多く描写が分散していたため累自身の話はここでようやく掘り下げられました。
病弱設定からの鬼化という同じ境遇の愈史郎とは異なる進路をとったのは、導いてくれる方の違いか。逆に言うと愈史郎も一歩間違えば累のような鬼になっていてもおかしくはなかったということ。
義勇 vs しのぶ
鬼は元は人であり寄り添う事も必要だと訴える炭治郎と、鬼は滅する対象でしかないと主張する義勇の考え方は交わらず。義勇は絶対、水の呼吸『伍ノ型・千天の慈雨』とか使わなさそう(笑)
そんな2人に割って入るように現れたのはしのぶ。鬼である禰豆子を討伐せんと刃を向けます。義勇がしのぶをひきつけ、炭治郎と禰豆子は逃走を開始。
しのぶさんは義勇が周りから嫌われていると遠慮なく発言(笑)。対して、義勇は「俺は嫌われてない・・」となんだか可愛いやり取りを繰り広げています。
義勇、見るからにコミュ障っぽいもんなぁ。
那田蜘蛛山の夜明け
逃げる炭治郎と禰豆子の前に現れたのは、炭治郎の同期である栗花落カナヲ。そして本部からは「炭治郎と禰豆子を拘束せよ」との指令が・・
炭治郎と禰豆子は拘束され、善逸は重症ながら毒から命を救われ、伊之助は重症を負いながら活躍できなかった無力感に苛まれ、那田蜘蛛山は夜明けを迎える・・
まとめ
那田蜘蛛山編完結！ハイクオリティな戦闘が目白押しの見所満載な展開の連続で非常に満足度が高かった。強いて言うならもう少し累の活躍が見たかったかな・・
次回は『柱』のキャラが続々と登場するようで、30日の鬼滅テレビ内で『柱』キャラの声優陣が発表される予定。豪華声優ばかりを起用するいわゆる鬼滅キャスティングが今回も行われるのか、名を連ねるのは誰か・・。30日の発表と次回が非常に楽しみであります。
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