偽の聖杯、偽の英霊、偽のマスター
ドクター・ハートレス
カラボーを操り事件を起こしていたのはカウレス・・!?かと思いきや、魔眼蒐集列車に乗っていたカウレスは偽者。
明かされた正体は現代魔術科先代学部長のドクター・ハートレス。彼がカラボーを操り7年前から続く一連の事件の黒幕。ここまでウェイバーが解決してきた事件にも関与していました。
ハートレスの目的は『聖杯戦争』。7年前の魔眼所有者連続殺人も『聖杯戦争』に関する情報の独占のため。
偽の聖杯、偽のマスター、偽の令呪、偽の英霊・・舞台を整え列車内を『疑似聖杯戦争』に仕立て上げた彼がどうしても招きたかったのが第4次聖杯戦争のマスターだったウェイバー。ゆえにイスカンダルの聖遺物を盗みおびき寄せたのでした。
ドクターハートレスの声優は福山潤さん。赤毛に長髪で福山ボイスって『黒執事』のグレルを彷彿とさせる(笑)
フェイカー
ヘファイスティオンを名乗る英霊、そのクラスはフェイカーでした。偽者つまり影武者。王の影としての役割がそのまま具現化した存在。
ハートレス&フェイカーと対峙するウェイバーとグレイ。そこに魔眼が戻ってきたカラボーも加わります。
『泡影の魔眼』の驚異的な力を扱えるようになったのかカラボーさんのチート能力が火を噴く。事象、過去からの攻撃・・英霊であっても不可避とは( ゚Д゚)
魔眼大投射
挑発や魔眼返しで隙を突き、オルガマリーの魔術や列車の魔眼大投射といった周囲の援護を受けフェイカーを追いつめていくウェイバー。
万策尽きた彼は、グレイに全てを委ね命を預けます。神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を駆るフェイカーに対してグレイは最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)で対抗。
総括
全ての謎が明らかになり、ミステリーから一気に魔術バトルへ移行。魔眼蒐集列車が変形してビーム撃ち始めたのにはビックリ(笑)
ウェイバーを過去から前へ向けるために必要だった王の影との対峙。ミステリーにバトルにと要素がギチギチに詰まってるけどきっちりウェイバーの成長も見せてくれてます。最後をグレイに託した時の声音が『Ⅱ世』ではなく『ウェイバー』になってるのが素晴らしい。
円卓議決(川澄綾子)にもニヤッとさせられましたね。

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