【炎炎ノ消防隊】第14話『誰が為の炎』感想　森羅と紅丸が共闘！浅草の空で打ち上がる日輪と紅月！

浅草大喧嘩祭り！

第14話のあらすじ

町の炎上と焔ビトの出現により混乱する浅草。そんな町の混乱を治めたのは紅丸の一声！因縁の相手『鬼』と喧嘩をはじめた紅丸、浅草の空で因縁に終止符を打つ・・！

第14話のPOINT

新門紅丸の大演説
角の生えた焔ビト：強個体の『鬼』
紅丸の喧嘩、森羅との熱い共闘
浅草の破壊王は愉快王に・・

紅の一声で始まる浅草喧嘩祭り

白装束の策略によって町は焼かれ焔ビトが出現。町民に成りすます敵もいて浅草は大混乱・・。そんな浅草の状況を一変させたのは紅丸の演説でした。

櫓を炎で浮かせて空からの大演説。やることが派手だがそれぐらい豪快じゃないとこの浅草を従えはしないわな。

紅丸が指示したのは、『避難』ではなく『喧嘩』。偽者だろうが本物だろうが関係なしに町民同士で喧嘩しとけと。ということで浅草は花火まで打ち上げて喧嘩を祭りとして楽しみ始めました。

荒療治だが最適解かもしれん。浅草の町民を理解している紅丸だからこそできた指示だな。

町民が本物もろとも偽者の排除を行う中、第7は焔ビトの鎮圧と消火を『喧嘩』相手にして奮闘。それぞれ役割は違えど浅草を守るために動き出した中、紅丸が喧嘩相手に選んだのは因縁のある『鬼』。

鬼の出現、森羅とアーサーは苦戦

白装束と一進一退の攻防を繰り広げる森羅とアーサー。白装束の一人であるハランが自ら焔の虫を取り込み焔ビト化。しかも角の生えた強個体『鬼』となりました。

パワースポットである浅草だから『鬼』になれたという話ですが、これ、運の要素が強い変身なのね・・(笑)

「ワンチャン、鬼いけるかなー」

みたいな感じで命張るのか白装束の下っ端は・・

鬼の圧倒的な力の前に苦戦する森羅とアーサー。そこに駆け付けたのは『浅草の破壊王』の異名を持つ紅丸。

紅丸 vs 鬼～浅草空中大決戦～

紺炉を灰病に追いやったのが、かつて浅草を襲った『鬼』。過去の因縁と今浅草を襲う脅威である『鬼』に喧嘩を仕掛けた紅丸。

『最強の消防官』の肩書は伊達じゃなく、過去と今の怒りも乗った紅丸の猛攻は鬼を圧倒。しかし並大抵の攻撃では沈まないのが鬼。

最大火力を叩き込みたい紅丸は町への被害を避けるために空中戦を選択。紅丸の喧嘩を町民が見守る中、白装束のアローがその喧嘩に横槍を入れる。

紅丸に回避不可の矢が迫る中、それを阻止したのは森羅。空中戦と言えば彼の十八番！弓矢よりも早く動いてます(笑)。空へ上がっていくシーンは鉄腕アトムを彷彿とさせる構図ですね。紅丸を救うために紺炉中隊長が限界突破して命を落とすのでは？と危惧した展開。前回の伏線をきかせて森羅に助けを乞い『主役をピンチで活躍させた&紺炉さん死ななくてよかった』と個人的のホッとしつつ熱くなったシーンです。

森羅のアシストにより、鬼を討つことに集中できた紅丸は空中で居合手刀七ノ型『日輪』を鬼に叩き込む・・も討伐には至らず。最後は紺炉の技『紅月』で鬼を粉砕。

白装束は撤退し浅草から脅威は去りました。

まとめ

浅草編クライマックス！滅茶苦茶熱い展開でした。浅草を統率する覚悟を決めた紅丸メインの話で、彼の強さを印象づける戦闘シーンはエフェクトの色使いの細かさやこだわりが見受けられる構図などそのクオリティは圧巻。盛り上げ方が半端なく見ているこちらが熱くなりすぎて焔ビト化しそうなぐらい(笑)

鬼を倒し『過去の因縁を超える』、最後は「紺炉の技で倒す」という皆大好きな王道シチュは燃えないわけないしそのシーンを装飾したクオリティの高い画も含めて過去最高回だったかと思います。今までは大隊長と戦闘することはあっても、『共闘』はなかったので最後の森羅と紅丸が空中で連携を取ったシーンも熱くて◎

力を使い果たした紅丸が森羅にお姫様抱っこされて回収されたり、最後は桜備大隊長と酒を酌み交わし『友』となってめっちゃ笑顔になったりと愉快なシーンも差し込んでたし『第7特殊消防隊』を好きになるの不可避でまとまりのあった浅草編のクライマックスに相応しい回でした。

ここ最近の『炎炎ノ消防隊』の面白さと勢い、半端ない！