真のリア充は性格もいい
そして石上優は目を閉じた③
体育祭、応援団として充実した時間を過ごす石上の前に現れたのは大友京子。
石上が中学時代に起こした事件の関係者。
石上がなぜ事件を起こしたのか？
なぜ周りから疎まれたのか？
なぜ大友京子の恨みを買ったのか？
石上の過去が明らかになりました。
中学時代、既にクラスから浮いていた石上にも分け隔てなく接していた大友。そんな『イイ人』な彼女に荻野という彼氏が出来たことが事件の引き金に・・
大友を遊び相手の一人として、便利な女としてしか見ていなかった荻野。彼の思惑を見抜いていた石上は正義感から大友を助けるため行動を起こしたのだが・・
事件は真相を明かされず、「大友のストーカーとして暴力事件を起こした」という石上に誤ったレッテルが張られてしまう・・
この、荻野というキャラ。大友の事を都合のいい道具とでも思っているような作品最強クラスのクズ。石上に見せた動画はおそらく彼女を撮ったものだろうし石上へ投げかけた言葉も明かされなかったが拡散を意図した言葉だろうと推測。
原作は青年誌という事もあり表現はもっと過激なものなんだろうなぁ・・。アニメでの表現はマイルドに抑えている印象でした。
白銀御行と石上優
自分の正義感に基づき行動した石上だったが、結果は停学処分。悪いのは石上で荻野は被害者であるという風潮は当然ぬぐえないまま時は過ぎていく・・
謝罪文を強要される石上は、「自分の行動が謝罪すべきものだったのか？」、信念を折ってまで復学のために文章を書く事は出来ず・・。
そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、事件の真相を解き明かした生徒会！
真相が公になったわけではない。
が、石上の行動は正しいと肯定した白銀の存在によって石上は復活。
大友京子は気づかない
大友との再会によって気持ちが沈んでいた石上だったが、白銀達に救ってもらった過去を思い出し復活。
自分の周りにはイイ人が溢れていて・・彼らに目を合わせようとしていなかったのは自分だったと気づいた石上。
体育祭は応援団として最後まで勤め上げ・・充実した時間を過ごしました。
「うるせぇバァカ！！」
今回のキーワードはこれ(*´▽｀*)
まとめ
今週はいつもと一味違った感動回。
石上のイケメン過ぎる行動力と嫌われるきっかけになった過去が明らかになりました。周りの人間の表情が読めなくなる演出が彼の心理状態を表し、最後に周りの表情が見えるようになっていく（目線を合わせられるようになる）過程は分かりやすくていいですね。
『聲の形』の顔にバッテン付ける演出を彷彿とさせました。
石上の正義感、白銀をはじめ彼を想う生徒会の面々の絆も感じられた体育祭。
伊井野だったり、今回の石上だったりと作品の進行によってエンディングのキャラの顔が晴れやかになっていくのも細かい演出ですね。
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