スバル、現代へ帰還
※この記事は作品のネタバレを含みます
聖域の試練は『過去と向き合う事』。現代へと転送されたスバルは父と母と久しぶりに対面。引きこもりを続ける自分と向き合い答えを出したスバルが向かった先は・・
- スバルから昴へ
- 初めて描かれる現代の菜月家
- 昴が向き合った過去
スバル、現代へ
聖域の試練は『自分の過去と向き合う事』
聖域の祠にいたはずのスバルは現代へ。
久しぶりに対面する父と母。楽しい父と優しい母と囲む賑やかな食卓。そこに影を落としたのはスバルが不登校であるという事実・・
現代へ舞台を移したスバルは、自分がかつて置かれていた立場に戻り再び向き合う事になりました。
スバルの父である菜月賢一役は鳥海浩輔さん。ハイテンションな役柄がピッタリです。スバルの母である菜月菜穂子役は柚木涼香さん。こんなおっとりした役を演じられてるのは新鮮(*´▽`*)
おっとり天然気質のスバル母はどことなーくエミリアに雰囲気が似てます。
スバルのいつものジャージを見るまでは、視聴する作品を間違えたんじゃないかと錯覚するほどに毛色の違うスタートでした。
菜月昴
登校拒否を続ける昴。
そんな彼を連れ出した賢一。
今までなら決して自分が不登校になった理由を明かそうとしなかったであろう昴ですが、エミリアとレムとの思い出がリフレイン。
異世界での経験が昴を成長させ、自分を見つめ直させた結果・・父に自分が登校拒否に至った理由を話します。
みんなに慕われる父、偉大過ぎた父の存在は昴を窮屈にし、昴は周囲の目を引くためにわざと馬鹿の仮面をかぶり続けていました。その結果、周囲から人は離れていき・・
そして空回った高校デビューが決定打となり昴は不登校へ・・
自分も不登校になった過去があるんで、昴の気持ちは痛いほどわかりました。「なんか行きたくないなあ」と思って1日さぼり始めたらそれが、2日、3日、1週間とどんどん行かなくなっていくんですよねえ・・。恐ろしいほど簡単に楽に慣れていっちゃう。
菜月昴はナツキ・スバルへ
今までの昴なら再び学校へ行こうとは思わなかった。しかし、昴からスバルへ成長した今の彼は、エミリアとレムと過ごした思い出と培った経験が前を向かせ・・
学校へ行く事を決意させました。
父と母と別れを済ませ・・
向かった教室にいたのは・・
学生服を着たエキドナ!
この魔女、サービス精神旺盛だなあ(笑)
まとめ
試練によって現代へと舞台を移した今回。
本当に現代へ戻ったのではなくエキドナが用意した仮想世界だろうが、スバルにとっては久しぶりに父と母と対面でき自分の成長を見せることが出来たのは、自分の中にあった情けなかった過去を払拭でき、精神的に成長できた大きな出来事となったことでしょう。
今回は終始柔らかな雰囲気で展開し・・
すごく、リゼロっぽくなかった(笑)
30分のハートフルな感動ものを観てるみたいでした( ´艸`)
異世界召喚された日、母に「行ってきます」と言えなかった昴が最後に言って教室へ向かうシーンは良いシーンだったなぁ。
自分を諦めなかった昴は、過去を乗り越えスバルとして一歩前進!
【前回の感想】