サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

【彼方のアストラ】第2話『WILDERNESS』感想 次の惑星はヴィラヴァース!キトリー回!

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素直になれないキトリーの涙

 

 

   

惑星ヴィラヴァース

最初の補給地点はヴィラヴァース。

ここで当面の食料と水を確保した一行は惑星を探索する事に。

 

謎の惑星の未知の森、様々な動植物に驚きを隠せないキトリー。対してカナタやアリエス達他のメンツはワイワイ楽しんでいてまさに観光気分(笑)

 

すっぽん顔のドラゴン、フワフワ跳ねるトランポリンの木、槍のようにとがった木の枝、パラシュートのように膨らむ種子などが群生するこの森はまさにワンダーランドやね。

 

そんな未知の生物に対し人一倍好奇心を見せたのがシャルス。初めて見せたその変態的振る舞いからただのイケメンではなく残念系イケメンであることが判明しました(笑)。変態湧いてくる系コメディは別の作品だぞ・・

 

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誰がキャプテン・・!?

ワイワイと惑星探索を進める一行。そんな彼らの前に再びあの謎の球体が出現!またしても宇宙空間へワープさせられる危機に瀕した一行を救ったのはアリエスの記憶力。

 

彼女の記憶を頼りに森を抜けアストラ号へ戻った一行。窮地に陥り精神的に不安定になったことと元来の素直になれない性格から険悪なムードを作ってしまったキトリー。

 

カナタに対しキャプテンに向いていないと言い放ちます。

 

せっかく1話で皆まとまり、満場一致で決めたキャプテンだったのにたった一週でこうも態度が変わるのかキトリー(笑)

 

キャプテンとして認められたいカナタはキトリーの挑発に乗りスッポン顔のドラゴン(ドラポン)を討伐するため森へ。

 

キトリーもいたたまれなくなり船を飛び出していく・・

 

キトリーの涙

飛び出したキトリーの捜索をする一行。その道中、幼馴染のザックからキトリーの生い立ちが明かされます。

 

多忙の親と顔を合わせることは少なく使用人に育てられたキトリー。その寂しい幼少期が人との接し方を苦手としてしまい素直になれない性格が形成されてしまいました。そんな性格な上に、フニシアが母が養子として迎え入れ突如できた妹である背景もあり妹への当たり強いのでした・・

 

姉の捜索を続けるフニシア、彼女が居たトランポリンの木が突如急上昇。空中へ1人取り残されたフニシアをドラポンが襲う。

 

誰も手の届かない場所で起こる命の危機にかけつけたのがカナタ。実は十種競技の選手だった彼の抜群の身体能力のおかげでフニシアは無事に救出される。

 

カナタの行動力と、フニシアの純粋な自分への想いにキトリーは素直になれない自分を省みる。

 

和やかなムードを取り戻しヴィラヴァースを後にする一行。しかし、ザックだけはこの船内に裏切り者がいることをつきとめるのでした・・

 

まとめ

ヴィラヴァースでの惑星探索は絶望的な宇宙漂流中であることを忘れらせるコミカルさがあり、球体の出現やフニシアの危機によってグッと話をシリアスへ急転、熱くなったカナタの活躍、最後に意味深に終わった裏切り者の存在・・と今回も見所満載。

 

あの球体が一度ならず二度までもカナタ達の前に現れたという事はもう偶然ではなく必然・・。裏切り者の存在と関係があるのか・・?今回の宇宙漂流は確実に何者かが裏で手を回している事が判明しました。

 

 

第1話でカナタが陸上競技に精通していることを明かしておき、今回の前半コメディパートで槍やパラシュートを出しておいてフニシア救出時に見事に回収。伏線の張り方もお見事でした。

 

原作は5巻ですでに完結済ということもあり逆算して制作する事ができるので、きっちり意図を読み取り最後まで走り抜けて欲しいですね。

 

しっかりした原作をハイクオリティのアニメーションで再現すれば、面白いに決まってますね。

 

 

 

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