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【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿】第2話『七つの星と永遠の檻』感想 ウェイバーの推理物語開幕!

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魔術×事件×戦闘

 

 

   

事件解決の依頼

ウェイバーの元にとある依頼が舞い込む。ウェイバーの元教え子の父親がバラバラにされ遺体となって発見された事件。この事件の真相を明らかにするためウェイバーは事件現場へと向かう。

 

亡くなったのはアーネスト。ウェイバーの元教え子であるメアリの父。アーネストの遺体がバラバラにされた状態で発見された当日には屋敷には4人しかおらず、結界も張られており外部犯は否定的という状況。

 

父が無くなれば莫大な遺産が手に入るメアリ、魔術の共同研究をしていたフェルナンド、アーネストに借金をしていたアレック、アーネストから虐待を受けていたメイドのクレア。4人ともアーネストを殺すそれなりの動機があって皆怪しい・・

 

いかにもミステリーものの序盤って感じ(笑)

 

事件の概要

アーネストの遺体は7つに分けられており、天体魔術になぞらえている所から魔術師の犯行である線が濃厚。

 

遺体の配置が独特であることから現代魔術に精通したウェイバーに白羽の矢が立ったとのこと。ウェイバー自身は魔術師としては卓越したモノはないですが、豊富な知識量を買ってもらったという事でしょうね。

 

容疑者4人の中から犯人を特定しようにも証拠という決め手に欠けている状況。そんな時にアレックが館内で死亡。死霊の仕業であることが判明。死霊の存在によって全てのピースが揃ったウェイバーは事件の真実にたどり着きます。

 

事件の真実

アーネストを殺害した犯人は・・

なんと自分自身!

 

魔術師の最終到達点である『根源』を目指す彼は、人の命という短いリミットでは成し得ないと判断し不老不死を目指した結果が今回の事件の真相でした。 

 

一族で脈々と魔術回路をつないでいく魔術師の在り方とは異なりますね、アーネスト。自分本位というのが見て取れますし、メアリが館を檻と称すことにも頷けます。

 

まとめ

まさしく事件簿の名にふさわしいミステリー展開がついに始まりました。ま、推理ミステリーとはいえ魔術的要素が加わっているので真相を予想する事は難しく、犯人を当てる自信はない(笑)

 

そして、推理ミステリーだけではなく力の入った戦闘シーンも披露。推理はウェイバーが、戦闘はグレイが担当しててきっちり役割分担してます

 

フードを脱いだグレイは、髪型・アホ毛がどう考えても約束された勝利のアノ人なんだけど・・。約束された勝利の鎌を振り回してる時の金色の瞳状態なんかまんまオルタやん( ゚Д゚)

 

推理モノだけど、魔術要素も戦闘もアリ。一般的な探偵と助手の関係とは少し違うウェイバーとグレイの役割分担も面白い(*´▽`*)

 

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