サブカル国道二号線

ー Subculture National Highway Route 2 ー

【彼方のアストラ】第6話『SECRET』感想 ルカの衝撃の正体・・!ウルガーとルカは似た者同士の名コンビになる・・!?

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ウルガーの過去、ルカの秘密

   

ウルガーの過去

ルカに銃口を突き付けるウルガー。彼が凶行に走ったのは、ルカの父であるマルコに原因がありました。

 

ウルガーが尊敬してやまない兄のフィン。彼はジャーナリストとしてマルコの闇献金問題を追っていた矢先に命を落としました。不可解な謎が残る転落死は自殺として処理される。『ジャーナリスト』・『闇献金』・『政治家』ときな臭いワードが並ぶと怪しさありません。

 

ウルガーは兄の仇を討つためにマルコの子息であるルカの命を奪おうと考え、行動を起こしたのでした。

 

幾度となく仲間を救ってきたウルガーの射撃技術は、マルコへ復讐を果たすため。

 

フィン役は松風雅也さん。この手の兄貴キャラにはドンピシャのナイス配役。

 

『兄を亡くした弟』、『銃』、『内山昂輝』、ウルガーと『さらざんまい』の共通点は多い(笑)

 

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ルカの秘密

兄の仇であるマルコ、その子息のルカを撃とうとするウルガー。ルカはウルガーに対して衝撃の事実を告げます。

 

「養子」 

 

ルカは、マルコの実子ではありませんでした。

その上、更なる秘密を打ち明けます。

 

ルカはインターセックス(DSD)、いわゆる両性具有である事が発覚。

ナ、ナ、ナ、ナンダッテ・・( ゚Д゚)

 

いや、まあなんとなく予想はしてた(笑)

 

「ルカは実子ではなくマルコの仇とはいえない」状況になったことでウルガーがルカを撃つ意義が失われた。ましてや「親に期待されていない」という共通点まで出てくると親近感すら湧くというもの。そして、それが意味するものはウルガー自身も痛いぐらいわかっておりルカを撃ったところでマルコが悲しむとは到底思えないと感じてしまう悲しさ・・

 

図らずもルカの秘密が暴露され、ウルガーは復讐の対象を見失い危機的状況を脱したかに思われた矢先、異変が・・!

 

津波と決意

大津波が一同を襲います。逃げ遅れたウルガーとルカは波にのまれてしまう。躊躇なく2人を助けに行ったのは我らがキャプテンのカナタ。

 

ふざけているように見えて状況分析もできるクレバーさと、ここぞという時に見せる決断力。やる時はやる男!

 

王道だけど、自分の危険を顧みずに仲間を助ける主人公はカッコイイね。

 

なんとか津波の難を逃れ全員無事のアストラ号クルー。船内でウルガーはルカに謝罪。ザックは、フィンが闇献金問題以上の大きな秘密にたどり着いたために命を落とすことになった事を示唆。これは今回9人が宇宙漂流する事になった原因ともつながっているのかも。

 

ウルガーは、兄の無念を晴らすためその秘密を暴くことを決意。それと同時に今回騒動を起こしたウルガーが刺客ではないことが明らかになり・・

 

シャルスの疑惑

ルカが自分の秘密を明らかにし、ウルガーも打ち解けるようになり雰囲気がより一層柔らかくなった船内。

 

他愛ない話の中で、アリエスはシャルスについての記憶が無いことに違和感を覚える。彼女の特技は「完全記憶能力」。正確な記憶力を誇る彼女とシャルスの発言は食い違っている。

 

いつも笑顔を絶やさないシャルスが真顔になるってかなり怖い演出だよ・・

 

まとめ

ウルガーの過去とルカの秘密が明らかになりました。周りに期待されず唯一認めてくれていた兄を亡くしたウルガー、親に期待されずとも自分を強く持って生きていたルカ。

 

「親に期待されていない」という共通点を持った2人ですが、自分の努力ではどうにもならない問題を抱えているルカの方が内容は重たかったですね・・。

 

しかし、非常にセンシティブな内容を扱っていながら、ルカらしい振る舞いで暗くなりすぎないようにしていたのは見事でした。

 

ルカとウルガーのメイン回が終わり、次はシャルス。最も優しそうに見えて実は全く内面が読めない男・・。こいつが刺客なのか・・!?

 

キャラの掘り下げ、伏線、熱いカナタの活躍、疑惑のシャルス・・と相変わらず濃くて30分の経過が異常に早い!面白い!!

 

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